宮城県塩釜出船 えびす屋より仙台湾マガレイ

12月も近づく11月某日。週末に仙台出張が入った。
仙台で釣り出来る場所はあるのかな?といろいろ調べていると、どうやら仙台湾ではマガレイが有名らしい。

有名とはいってもトップシーズンは4月~5月とのことだが、11月から出船しているようだ。昨年度の情報をネット上で漁っていると、11月でもトップ30枚や40枚といった日もある。(トップシーズンは3桁超えるらしい!)

仕掛けは錘40号でトントンと小突く釣りをするようだ。カレイ竿は8:2調子が多い。ということは、手持ちのカワハギ竿(錘負荷 20 ~ 35号) で行けるのではないか?ネットで検索していると確かにカワハギ竿で釣っている人もいる。

というわけで、手持ちのカワハギ竿とリール、それに最近Amazonで購入したサーモスのソフトクーラを出張用の荷物に詰め込み、いざ仙台へ。

仕事も順調に終わり、その後は仙石線で塩釜へ。船宿は本塩釜駅近くだがホテルは西塩釜駅近くの「スマイルホテル塩釜」ビジネスホテルではあるが全然悪くない。早めに就寝し早朝4時半に出発。えびす屋釣具店にて船宿おすすめのオリジナル仕掛けを2セットと錘40号を購入し出船場所へ。電車釣行の場合、出船場所まで車で送ってくれるのがありがたい。

船に到着するとすでに常連らしき方がちらほら。不思議なことに右舷しか人がはいっておらず、左舷艫(いしばん後ろ)が空いている。そこに陣取り、出船まで地元の釣り人と会話。

話を聞くと最近のマガレイは大変厳しく、型を見られればいい方とのこと。こればっかりは祈るしかない。出船時刻は5:30am。そこから1時間以上走るとのこと。とりあえず船室に避難し横になり仮眠をとる。

 

7:00am前には釣り場へ到着。外に出てびっくり。かなりのうねり。「あ、これ酔うやつやー」と思いながら釣り開始。仕掛け自体はとてもシンプルで道糸の先にリーダーを1m結び、その先に船宿特製仕掛けを装着。針に青イソメを縫いがけする。

第1投にて事件。前回カワハギ釣りに行ったときに十分にメンテできていなかったのだろうか。道糸がスプールに食い込んでいてスムーズに落ちていかない。あれ?と思いながら手で引き出しながら落として行ったら・・・

ブチっ!っと道糸が切れてしまった。PE1号。

たまたま道糸を手で持っていたから仕掛けはまだ生きている。一生懸命手繰り、再度仕掛けを作り直す。リーダーを結んでいると酔うと判断し、仕掛けを直結。再投入。

ここでもまた事件が起きる。40号のカレイということで、「どうせ深くても水深30mぐらいやろ?」とたかを括っていたらなんと水深70m以上。おいおい、道糸切れたあとなのに大丈夫か?と思っていたらなんと・・・下巻きのナイロンラインが2mぐらい出てしまった・・・

まぁ、なんとか釣りになるかと釣りを再開。ほかの人よりも遅れてちょっと焦っていたが、なんと1投目からアタリが・・・正確にいうとこんなに深い釣りはほとんどしたことがなかったので、「あれ?なんか重い?引っかかってる?」ぐらいの感覚だったが上げてみるとカレイ!

その後、ポツポツとカレイが上がる。70mを手巻きなのでかなり苦しいし1投入の時間が結構かかるが、カワハギタックルでも1投入で1カレイぐらいのまぁまぁの頻度で釣れる。

9時頃になると波も穏やかになってきた。
結局12:30頃まで釣りをして、港に帰港したのが14:00頃

ふたを開けると 25枚ほど釣れ、初めてのカレイ釣りにしてはまぁまぁの結果に。

ホウボウも釣れたよ!

帰港後は塩釜で有名な寿司屋「すし哲」で軽く寿司をつまんで、いったんホテルに戻り着替えて預けていた荷物を受け取る。その後仙石線にて仙台駅に行き、そこから新幹線で帰宅。これもある意味電車釣行ではあるが、新幹線を使った電車釣行は初めてであった。

トップシーズンになると100枚近く上がるらしいので、4月か5月あたりに宮城出張が入れば楽しめるかもしれない。

上にぎり。釣りの後に寿司屋にいくとボウズだったのか?と疑われそう。

 

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