羽田かみやよりマゴチで初4本GET!

一番アクセスの良い船宿「かみや」

暇さえあればいろんな船宿をチェックしている私であるが、羽田の「かみや」は特に行ってみたいなーと思っていた。

というのも、何と午前7時にJR蒲田駅に送迎をしてくれて、そのまま釣りに行ける。東急線沿いに住む私にとっては午前6時に起きても間に合うという、とても朝に優しい船宿なのだ。

ただ、初めての船宿に一人で行くというのは中々勇気のいる行為であるし、そもそも釣りたい船が出船していないこともあるので行くタイミングを逸していた。

そんな時、たまたまかみやのサイトを見ているとマゴチが好調のよう。

これまでの私はマゴチで3回船に乗っている。

1度目は新子安から「だてまき丸」で一昨年の6月。
2度目も「だてまき丸」より昨年の6月
3度目は金沢八景一之瀬丸から今年の2月
そして今回が4度目である。

釣果は1度目がビギナーズラックで1本。2度目が0本。3度目が1本とかなり渋い状況。自分はマゴチのセンスないのかな?と思っていたが、エビエサ付けも徐々に上手くなってきたのでめげずに4度目にチャレンジしようと思った次第である。

そうと決まれば予約。ただ、コロナウイルスの影響で週末の行動は制限されそう。というわけで、金曜日に有給休暇を取得してマゴチ釣りに行くことに。

前回の一之瀬丸時に準備した仕掛けが余っていたのでそれを流用すれば船代だけで楽しめそう。

海保周りも強風で・・・

当日は午前6時30分にお家を出て6時50分に蒲田駅に到着。そこから送迎バスに乗り船宿へ。送迎バスで行くと一番遅く到着なので釣り座は選べない。

マゴチは基本的に潮先にいるほど有利になるため送迎バスで行くと不利な状況からのスタートとなるがこればっかりは仕方ない。運が良ければ釣れるかな?ぐらいの気持ちで頑張ろう。

午前7時30分に出船。今日は10時頃から爆風予報なので前半が勝負となる。出船から50分ほど船を走らせて海保周辺へ到着。

まずはこの辺りからスタート。水深は17m ~ 23m らへん。

マゴチの釣りはマメな棚とりが重要だと「だてまき船長」より教わっていた。私のマゴチの師匠は「だてまき船長」である。教わった方法は、竿先を海面につけて底を取り、そこからスーッと胸の前あたりまで竿を持ち上げることで1m程棚を切る方法。

だてまき丸ではそれ以外の方法で棚を取るのは駄目だと船長より愛のムチを受けるので、みんなその方法で棚とりをしている。昔ながら手ばね竿を使う時の棚取り方法だ。

ところが、一之瀬丸やかみやで他の釣り人を見ているとリールを1m巻いて棚取りをしている人が多い。やはり船宿によってやり方が少しづつ違うんだなと新たな発見をする。

結局どの方法でも釣る人は釣るので、自分が信じられる方法を貫くのが一番いいように思う。特に釣れない時は一日中棚取りをし続けないといけないような辛い時には、自分が信じられなくなると絶対に釣れなくなる。

そのような「自分が信じられる方法」をやってみてもなかなかアタリが来ない。3流し目ぐらいだろうか。9時半頃にようやくアタリっぽいアタリがあったが、うまく乗らず。エビの食われ方を見るとどうもイカの仕業か?

そのあとも赤クラゲの攻撃を受けるなどして中々マゴチのアタリが出ない。

ちょっとづつ風がでてきたな?と思った矢先に、「クンクン」というマゴチのアタリ。じっくり待って徐々にアタリが大きくなるのを感じて一気に合わせると・・・「乗った!」

アタリからアワセまでのやり取りを見ていた中乗りさんがタモを構えてくれる。

そして・・・ようやくの1匹目!気持ちいい!

中乗りさんが「典型的なアタリと基本的なアワセタイミングで気持ちいいね!」と言ってくれた。こっちは久しぶりのマゴチで嬉しいよ!サイズも50cmの良いサイズ!

ところが、このアタリがあった後から風が強くなり海保周りは断念。かなりの爆風状態。今まで船に乗ってきたけどもこれが初めてぐらいの風だ。

八景沖に移動も爆風辛し

その後船は八景沖に移動をした。しかし爆風は収まらず勢いを増すばかり。

風が強いとアタリなのか風なのかがわからないような状態が続く。

それでもめげずに一生懸命棚取りを続ける。

しばらくすると、また、マゴチ独特のアタリがある。こちらもガッツリ合わせて2匹目ゲット。これも良いサイズ。50cm!

その後はさらに風裏に移動とのことで真蛸のポイントに連れていかれる。風裏で釣りやすいがマゴチの実績は無いとのこと。

しゃーない。スズキが釣れるのを期待しようか・・・と思いながら棚取りを繰り返すと道糸が船の下へ流れていく。あれ?と思いながら棚を取り直そうとするといきなりガツガツと引いた。

びっくりアワセをしてしまったがガッツリ乗ってくれた。

「タモ頂戴!」と中乗りさんに声をかけるも、典型的なマゴチのアタリではなかったので、ヒラメかスズキかかな?と思っていたらなんとマゴチが!3匹目。

船長曰く「奇跡的なマゴチ」らしい。中乗りさんも「ここにマゴチいるんだ~」とのこと。なんかちょっと嬉しいね。

その後もちょいちょい風裏を移動しながら流していくと1流し1本ぐらいはマゴチが上がる状態に。そのまま棚取りを続けもう1本を追加したところで、少々早い沖上がり。

人生初のマゴチ4本!というか2本以上釣ったの初めて!

これはかなりハマりそうだな・・・マゴチ。

初めての神経締め

マゴチに初めて連れて行ってもらった方が釣り上げたマゴチを格好よく神経締めしていたのを見て、自分でもやってみたいと思うようになった。

そこで捕らぬ狸の皮算用ではないが、神経締めのキットをアマゾンで購入。

今回は4本も釣った!ということで神経締めキットのお出まし。

この神経締めキットはニードルをマゴチの頭にぶっさして、そこからワイヤーを入れていくものであるのだが・・・ワイヤーが入っていかない・・・あれ?へんなところから(おなかから)ワイヤー出てきた??? え、まってマジムズイ・・・

そうやって試行錯誤しているとあることに気が付いた。「ニードル抜いてからワイヤーさせば行けるんじゃね?」

そう思って、ニードルの穴を使わずに、ニードルを抜いた後の穴からj直接マゴチにワイヤーを刺していくと・・・入った!マゴチもビクビクしてるから間違いない!

そいういうわけで使い方は違うかもしれないけども無事に神経締めを会得しました。

神経締めマゴチは絶品

神経締めをしたマゴチはその日のうちに食べるのが良いと聞いたので、お家に帰って早速刺身にしてみました。

なにこれ? 前回釣ったマゴチ(活〆)と全然違う!

コリコリ感だけでなくもっちり感もあってめちゃくちゃうまい!

神経締めの凄さが良くわかりました。マゴチを釣った方は是非とも神経締めをお勧めします。

本日のタックル

  • ロッド:ダイワ ライトゲームX 73 MH-190
  • リール:ベイゲームX 150DH
  • 道糸:PE2号
  • 仕掛け:スズキ針17号 ハリス5号 or 6号
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