羽田かみやよりタコアジリレー

前回は手釣りテンヤ。今回は竿エギ!

前回「羽田かみや」よりタコ釣りに行ってから早くも1カ月。

前回かなり大きめのタコが釣れたのもあって自宅の冷凍庫にはタコがわんさか。しばらくはもうタコ釣り行く必要ないな~と思っていたのだが、友人2名から是非ともタコ釣りに連れて行って欲しいとリクエストが来た。

確かにまだ沢山タコ釣れてるようだし行こうかな?どうしようかな?と考えていたら羽田かみやがタコアジリレーを出すというではないか!

アジは大分ストックが減ってきているから是非とも釣りたい。タコアジのリレーならいいか!と思っていくことに決定。

前回のタコ釣りではレンタルの渋糸とテンヤで釣る昔ながらの釣法でトライしたので今回は竿とエギを使ったナウいスタイルに挑戦することに。

タックルはライトゲーム用を流用

今回はタコアジリレーということでなるべく竿は減らしたい。

羽田かみやはエギタコの場合オモリ25号が指定なのでライトアジでいつも使っている「ダイワ ライトゲームX MH-190」が使えそうだ。

ただ、タコが乗った時にかかなり強引にアワセを入れる必要があるため、ややパワーが心もとない感じもする。人によってはヤリイカ竿が良い!という人もいるくらい。タチウオ・アマダイ用に買った「シマノ ライトゲームSS H-190」の方がパワーもあって良さそうである。

このスペックのロッドならライトアジも問題なくこなせるだろう。

リールは南房にイサキを釣りに行った際に予備として準備していた「シマノ ベイゲームX 150DH」にPE3号を巻いたものがあるのでそれを使うことにしよう。

ということで持っていくタックルは決定。

エギの入手に苦戦

今回はエギタコ初心者の友人2名を連れていくことになった。

二人ともどのエギをどれだけ買うと良いかわからないとのことだったので、私が3人分のエギを準備することに。

これが結構大変なのであった。

前回のテンヤ釣りの際は滅茶苦茶テンヤをロストした。エギの場合も同様に根がかりが頻発することが予想される。リレー船とはいえ半日でエギ10本は準備しておきたいところ。

平日の仕事の合間を見て近くの釣具屋を覗いてみるが・・・あれ?タコ用のエギが全然売っていない!!やはりエギタコ大人気か!

仕方なく電車で数駅はなれた別の釣具屋に行くも・・・ここは一本700円もする高価なエギしか置いていない・・・

弱ったな。一本300円前後のあのエギでないとロストが痛すぎる・・・

そうしてエギを探す旅が始まった・・・

仕事で都内出張をするたびに近くの釣具屋を覗いて安いタコエギが置いていないかチェック。たまーに数本だけおいてあったりするとすかさずキープ。

そのような生活を数日繰り返した結果・・・合計30本のエギが集まった。これで3人分・・・ようやくだ。

激安タコエギたち

当日は曇り模様も風ビュービュー

さて、エギも準備できたし後は釣るだけだ!

今回は友人の車での釣行であった。道も空いていてかなり早く船宿に到着。なんと右舷のミヨシを確保できた。ラッキーである。

エギタコの場合広く探れるミヨシは有利である反面、アジの場合には海面からの高さがあるのでバラしやすい場所である。

午前7時半。りょう船長の元、桟橋を離れ東京湾へ。

天気は曇りで釣り日和!かと思えば、8m近い風が南から入り込んでいていつもの羽田空港近くのポイントに入れない。

仕方なしにということで京浜運河内にてタコ釣り開始。京浜運河に行くまでも大変だ・・・

ちょこちょこと顔だすも続かず・・・

かなり強い風なので風裏となるポイントを試行錯誤で攻めてくれる船長。

良い場所を確保したのもあり頑張って釣らないと!と燃えてくる。

開始すぐに1杯目ゲット。ボウズじゃなくなった瞬間は毎回ホッとする。

しかしなかなか後に続かない。

一流し毎に丁寧に小突くも乗ったり乗らなかったりであまりタコの機嫌は良くなさそうだ。

初挑戦の友人がナイスタコ!

昼前までに5杯ゲット。後半戦はアジへ!

中サイズ5杯をゲットしたところでアジ釣りに変更。まぁ、タコは5杯あればオカズには困らないので良しとしよう。

さて、今回の(気持ちの中では)本命のアジだ。

ライトアジは簡単に釣れる!と余裕ぶっこいていたら痛い目を見た経験がある。そのため気を引き締めてかかる必要がある。

アジ釣りの場合正確な棚取りが重要。ここ数日はアジの機嫌が悪く中々アタリが来ないらしく、ハリス1.5号しか食ってこない時もあるとのこと。

アジ釣りの基本は底から1.5m棚を切ってコマセを撒いて2mで待つ。棚は船長の指示により多少上下するが、この基本を守っていれば大きく外れることはない。

そして何より正確な棚取りが必要となる。そのためリールのカウンターなどの文明の力に頼らずラインのマーカーを見て棚取りをする・・・のだが・・・

あれ?このライン1m毎にマーカーなくね?

かなり焦る。

よ~く見てみると、薄ーくマークがついている。いや、これサングラスしていたら全く見えんし。サングラスとってもほとんど見えんし。某釣具屋で激安PE置いててラッキーと思って買ったけどこれじゃー使えないじゃない!

タコみたいに底釣る時はいいけど、アジとかイサキとか絶対無理ー

そうは言ってもアジはやってこないので、じっくり目を凝らして、リール1回・2回・・・大体2回半くらいか?といったようにリールのハンドルで棚を取る作戦に。

序盤はなかなかアジの当たりが無く焦る展開であったが、何度もコマセを撒きなおすうちにようやくアジが来てくれて、小~中サイズのアジがコンスタントに釣れ出す。

20匹を超えるくらい釣った頃だろうか・・・船長が「タコしよう!」と号令を。どうやら船の中にタコボウズが数名いたようだ。

確かにタコアジリレーでタコゼロは悲しい・・・タコ追加するぞ!と気合を入れなおす。

クライマックスはタコタコタコ

沖上がりの 3:30pm まで残り1時間。

船長もボウズの方々にタコを釣らせようと必死。

こちらも負けてられないと最後の力を振り絞って3杯を追加したところでタイムアップ。

タイムアップ直前に船内ボウズはゼロになった。よかったよかった。

今回は根掛りが少ないポイントを攻めたせいか、結局ふたを開けてみるとエギのロストはたったの1本。

そのままもう一度釣行できるほどエギのストックが出来上がってしまった。

食べごろサイズたち。あまり小さいの資源保護のためリリース。

余ったタコは実家にお裾分け

前回のタコもまだ冷凍庫に眠ったままである。このまま持って帰っても無駄に冷凍庫の肥やしになるだけだ・・・と思い今回は初めて実家にクール便で届けてみた。

ついでに前回のイサキ釣りで冷凍しておいたイサキもパッキング。

後程実家より電話がありとても美味しかったとのこと。さすが東京湾の海の幸。

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