大原長福丸よりショウサイフグ釣り!

ショウサイフグリベンジへ!

週末は何を釣ろうかな?と考えているときには必ず今なら何を釣るのがオイシイ思いをできるのか?とうい考えがセットで付いてくる。

前回ワラサ釣りに一緒に行った会社の人から「カツオどう?」と誘われていたが、どうもカツオの調子が最近良くないらしいので、協議の末、カツオはやめることになった。

様々な情報源(つりニュースや釣り情報やら)からみると大原から出ているショウサイフグが好調のようだ。

調子が良い日にはトップ70匹も釣れておりこの時期ならボウズを喰らうこともなさそうだ。

ショウサイフグといえば実は昨年ひどい思いをした。結局ショウサイフグの味を知らず仕舞い・・・

それ以来、「湾フグはするもんか!」と決めていたが、外房ならまぁ、1度くらいチャレンジしても大丈夫だろう。

今回は湾フグのリベンジという位置づけではあるが沢山釣れているので大丈夫だろうと軽い気持ちでチャレンジすることに!

調べてみると竿はカワハギ竿で良いらしい。ということは久しぶりに「ダイワ アナリスターカワハギ」の出番か?リールはライトヒラメに使う予定だったPE1.5号を巻いたリールをそのまま流用。リーダーとして4号のフロロが付いていたのでこれもそのまま流用!

集合時間は3:30am・・・早っ!!

大原の中でも初心者に優しそうな船宿を探していると「長福丸」という宿が良さそうに見えてきた。シャワー無料や仮眠室があったりとなかなかの設備。

早速電話をすると感じのいい女将さんが受付をしてくれる。オモリは25号の仕掛けでOKのようだ。

受付時間を聞くとなんと 4:00am までには受付を完了する必要があるとのこと。余裕を見て3:30amには受付をするべきだろうが・・・さすがに朝早いな・・・

今週はカツオの予定でレンタカーを借りていたので、電車ではなく車であるが、車であったとしても前乗りしないと厳しいぞ・・・

というわけで、金曜日の仕事終わったあとの19:00に自宅を出発し、2時間かけて大原へ向かう。

大原に向かう途中・・・というか大原の漁港のすぐ近くに「アタック5」という24時間やっているディスカウントストアがあるのだが、ここは釣具が豊富に取り揃えてある。

大原で有名なショウサイフグやヒラメの仕掛けから、一つテンヤ、タイラバ、各種ルアー、エサ、ロッド、リールまでなんでも揃うが、すごく品揃えが良いわけではないので、ある程度の準備は地元の釣具屋でやって、仕掛けとか足らないものを補う感じに使うのが良さそう。

アタック5でショウサイフグの仕掛けを3セット購入し長福丸へ向かう。

長福丸に到着すると待合室内にお客さんらしき人が談笑している。

話しかけて仕組みを聞いてみると、到着後すぐに席札は取って良いらしい。そして、明日の朝に受付をすればいいとのことだ。ありがとう!

さて、明日も早いので車を駐車場に止めて車中泊。今回の車は小さいので中々に寝苦しかった・・・

さぁ実釣!沢山釣るぞ!

4:00am 出船!

3:00am頃に目を覚まし受付をする。その後歩いて船着き場まで向かう。

この時期の4:00amはまだ真っ暗だ。

船着き場で氷とエサを受け取ってからの乗船。

今回は前日にインできたので左舷ミヨシが取れた。釣りやすい場所だが波の影響を受けやすいのが心配だ。

4:30am いよいよ出船。まだまだ辺りは真っ暗。

「40分ぐらい走ります」という船長の合図で睡眠モードへ。横にゴロンとする。

5:15am 釣り開始!

5:15am 頃に徐々に船が速度を落とし始めた。周りにもいくつか船があり皆ショウサイフグを狙っているようだ。

仕掛けにエサのアオヤギを2~3個付ける。つけ方は動画で学んできた。まず、肝にさしてベロにさす・・・カワハギと逆だな!

それを投入し着底後、1度すぐに軽く空アワセを入れる。ここで乗らなければ、ゼロテンでアタリを待つ・・・釣り方もカワハギに似てるな!

ところが中々釣れない・・・何が悪いのか・・・

周りの人を見ると・・・確かにあまり釣れていないが釣れている人もいる。

こういう時は釣れている人の釣り方を見て学ぶのが良い。

まず、釣れている人は「待ち時間がやや長い」「シャクリ(アワセ)幅が小さく鋭い」という特徴があった。なるほど・・・と試してみると・・・お!!なんかついたぞ?

感覚的にはタコエギで空アワセした時にタコが乗ってズッシリと竿に来るあの感じ!

1匹目をゲット!

7:00am 釣れない・・寝不足できつい・・・

1匹目を釣ったものの2匹目が続かない・・・

そして、昨晩車中泊でほとんど寝れなかったことが災いしてとにかく眠い。そしてちょっと酔ってきた・・・

よし、寝る!と思い竿を置き1時間仮眠をとる。

1時間後・・・スッキリ!!!

よし、やる気も万全!やるぞ~と思った矢先、なんと時合いが!

船中でバタバタと釣れ始める。自分も!と頑張り数匹を追加。

だけど、周り程は釣れない。なぜだろう?

「エサは毎回取られる。アタリはうまく取れない。空アワセもスカ。」

色々考えた結果、まずエサ付けを変えてみることに。フグはアオヤギの肝部分がお好きなようで、まずはソコをツツキに来る。肝に触れた時にアタリが出やすいように、エサ付けをベロを付けてから肝を付けるカワハギ流に変更してみた。

そして、落としてすぐに空アワセをするのではなく、落としてから4秒仕掛けを弛ませてから空アワセをするようにした。

そうすると・・・お!かなり釣れるようになってきた!

10:00am 2度目の時合い。ガンガンいくぜ~

ポツポツとではあるが数を伸ばしていった。

10:00am頃、船がポイントを移動。ここからがガンガン喰いが立った。

投入後空アワセでフグ!

キャスト後軽くカーブフォールさせてゼロテンで待つとアタリ!

チョット持ち上げてもアタリ!

とにかくアタリが多くなった。

エサの取られ方もこれまでは肝だけ取られるパターンが多かったが、ベロまで喰われてツンツルテンにされることもしばしば。

基本的に2投入1フグぐらいのペースで釣りあげ、ラスト1時間で10匹以上を釣り上げることに成功した。

これだけ釣れると楽しいね!

そうこうしているうちに沖上がりの11:15amが来た。

最終的に25匹を釣り上げてリベンジとしてはまぁまぁ?の成果に!

フグは捌いてくれます!

ショウサイフグ釣りの良いところは、船が港に到着後、船長がフグをさばいてくれること。

フグの毒のある部分を取り除いてくれるので「身欠き(磨き)」というらしい。

あっという間に25匹のフグを身欠いてくれた。

身欠き後のフグを受け取って、海水で丁寧に洗いジップロックへ入れてクーラーへ!

家に帰った後にさばいたり、内臓の処理をしたり、内臓のニオイで家族を怒らせたりということが発生しないので楽でいいね!

お家に帰った後は、ヒレを取り除いて、キッチンペーパーにくるんで熟成させる。

 

 

フグはすぐに刺身で食べても歯ごたえだけであまり美味しくはないらしい。

そうは言っても少しは食べてみたかったので、天ぷらにしてみた。これが絶品!

 

ショウサイフグ釣りにハマりそうである・・・また行きたいな!

使用タックル

  • ロッド:ダイワ アナリスターカワハギ 82-175
    個人的には全く問題なく使えた。外房のフグはカワハギロッドで十分楽しめると思う。

 

  • リール:シマノ ベイゲーム 150 DH
    全く問題なし。

 

  • ライン:PE1.5号
    やや細いかな?と感じたがこれくらいの方が感度が良くて良さそう。リーダーを付ければ問題なさそう。

 

  • リーダー:フロロ4号
    やや細いかな?と感じた。もう少し太くても良さそう。トラブルはなかった。

 

 

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