相模湾デビューは初クロムツGETでエンジョイ!

相模湾デビューをしようではないか!

前回のシロギス釣行後、自宅へ帰ることなく次の釣行先の平塚へと向かった。

連続釣行2日目となる今回は会社の釣り友に誘われて、生まれて初めての相模湾で、これまた生まれて初めてのLT中深場の釣りにトライすることに。

今回お邪魔する船宿さんは平塚漁港にある「庄治郎丸」で、釣りものとしては「根魚五目」という名前で出船している。出船時間は 6:30am なので電車ではギリギリになってしまう。

慣れている船宿であればいいが初めての船宿では勝手が分からないことも多いので、今回は平塚駅に前泊してからの釣行だ。

船宿へ電話してみると平塚駅まで送迎してくれるらしいので、電車釣行でもオススメだ。

こちらに宿泊。素泊まり3900円という破格だ。

LT中深場の準備は?

初めての釣りものの場合には念入りにリサーチする。

WEB情報を探ってみるとLT中深場は水深 200m ~ 300m を狙うことが多く、狙える魚はクロムツやアカムツ、キンメダイといったそうそうたる顔ぶれのようだ。

庄治郎丸ではクロムツやキンメダイが釣れているようである。船宿のホームページにはPE4号を最低400m、できるだけ500m巻いてきてくれという指示があった。

手持ちの電動リールはフォースマスター2000にPE4号が400m巻いてある。いや、実際は一度10mぐらい切ったので正確には390m巻いてある。水深300mだとして潮の流れも加味しても、まぁこれだけあれば足りるだろう?と軽い気持ちで考えていた。これが後でとんでもないことになることとは知らずに・・・

仕掛けやについてはこちらで紹介したように市販の仕掛けと予備のハリスを準備した。

オモリはヤリイカ釣りの時に使った150号。

ロッドはシマノのミッドゲームSS 73HH、リールはシマノフォースマスター2000。

庄治郎丸は温かい船宿

当日の5:45amに平塚駅までの送迎をお願いした。

送迎の車の中で「相模湾初めてなんですよ~」という話をしたら、船宿の方は相模湾についていろいろ教えてくれた。

受付の方もとても親切でアットホームな船宿という感じ。これは中々に良い船宿だ。

 

受付を済ませると船宿から船着き場まで車で送ってくれる。

船宿でライフジャケット等の借り物がある時には船着き場に行く前に借りることを忘れずに。

船着き場についたら船に乗船。

今日は我々を含めて5名の釣り人しかおらず、右舷側は我々2人の貸し切りだ。悠々と釣りを楽しむことができる。

早速タックルをセッティング。今回はマグネットシートをホームセンターで購入して持参。仕掛けが長く5本針と多いのでいかに手前祭りを少なくできるかがポイントである。

 

 

いざ出船!相模湾へGO!

6:30am 出船。とことこと向かう先は・・・

さて初めての相模湾へ出船。最初に向かうのは20分程度走った先の深さ300m以上の地点。

前日のシロギス釣りでも八景から20分ほど走って中ノ瀬に行っていたが、たった20分で深さ300m以上になるというのは相模湾すごいな・・・

風もないので仕掛けを準備する。

針にエサとなるサバを取り付け綺麗に並べていく。この段階でちゃんと道糸の撚りを伸ばしておくことがポイントとなる。

実釣開始!深さ340m?え?

出船して20分。ポイントに到着した。

船長の「始めてください!」の合図で仕掛けを投入する。長い仕掛けの投入はヤリイカである程度鍛えていたのでとりあえず問題なく完了。

水深は 340m で下から5mぐらいを探る感じで釣るようである。

あれ?水深340m??かなり深いな・・・というか道糸足りるだろうか・・・

恐る恐る電動リールのカウンターを見ながら着底を待つ・・・

あれ?

道糸が?止まらない?

もうほとんどスプールに残ってないぞ??

やばい!!のこり10m!最後の色が!!!!!と思った時・・・着底。

 

 

超絶ギリギリ!!

電動リールのカウンターは 366 となっているがラインが390m 巻かれていることを考えると 380m 以上出ていると思われる。

とりあえずは釣りができるぞ!と安心しながら釣りを開始。

ところが一向に魚信は来ない・・・

船長の「巻き上げてください」の合図で巻き上げてみてもエサは全くの無傷・・・

おいおい。魚いるのかい?

この後、3回ぐらいトライしたが全く魚が釣れないので移動することに。

小移動。水深さらに深く・・・

数分程度移動してさらに釣りを開始。

水深はなんと360m・・・これ着底しなくない?

そう思いながら仕掛けを落としていくと・・・

はい。ライン全部出ちゃいました!

ああ。こんなことなら PE3号を500m巻いてくるんだった・・・

とりあえず、予備でPE4号150mを持ってきているが・・・直結するか?などと色々考えた挙句。

どうも200m前後にサバがいるらしいからまずは
脂の乗ったサバをお土産にゲットしよう!

と方針転換。200m前後で仕掛けをゆらゆらさせていると途端にサバが喰ってくる!

とりあえずお土産ゲット!

さて、もう一回だ!と考えていた時に同行者が「駆け上がりで20mぐらい浅くなったよ!」と教えてくれた。

再挑戦すると今度は・・・ほんとだ!ギリギリのところで着底した!

今度は着底後 2m ~ 3m の間を誘い下げをしながらクロムツを狙う。

しばらくの後に、竿先に、チョンチョンというアタリが出た。

合わせを大きく入れてみると魚が乗った感触が!

すぐさま巻き上げてくる。

途中で他の魚に取られないようにやや早めの速度で巻き上げる・・・すると・・・

やりました。人生初クロムツ!

これがクロムツか!という感想と、歯がギザギザで怖いという感想が入り混じった複雑な気持ちではありますが、初クロムツ大変うれしゅうございました。

東側へ20分程度移動。そしてまさかの高切れ・・・

しばらくするとまたアタリが少なくなってきたので船長の判断で今度は東側へ20分程度移動することに。

今度は水深が 260m 前後と先ほどに比べてやや浅く、これは道糸の心配いらないぞ!と思っていた矢先。

急にオモリの重さが無くなる。

あれ?仕掛け切れたかな?とおもって巻いてくるとなんと・・・

PE高切れ!

250m 以上も持っていかれてしまった。

それも、同行者も全く同じタイミングで同じ分だけ持っていかれていたので、おそらくスミヤキかなにかの魚にやられたのではないか?と船長はおっしゃっていた。

いや、切った犯人はもうこの際いいから、どうしようか・・・と途方に暮れそうになるわけだが、実は初めての中深場ということで、もし高切れした場合の対応策としてPE4号のライン150m を 2セット持参していたのだ。

300m より深場を狙うことは想定外だったが、水深260m前後なら問題なかろう。

結束方法については、「へた釣り」さんのブログでPE4号は電車結びで直結OKという記事があったので、そちらを信用することにした。

それにしても、分からないことを検索すると高い確率で「へた釣り」さんのブログがヒットをするので大変に助かっております。ありがとうございます。

なんとか現場でPEを電車結びで直結して150mつぎ足す。さて釣り再開!

水深もさらに浅くなり、つぎ足したラインで何とか釣りができた。

このポイントは先ほどのポイントよりも魚信が多い感じもする(その分サバも多いが笑)

13:30 沖上がり!さすがに疲れた・・・

クロムツ釣りは誘いが重要だと同行者に教えていただいていたので、巻上時以外はずーっと手持ちで誘っていた。

さすがに150号を手持ちで誘うのはかなりしんどかったが、誘っている方がアタリは断然多い。

良型のクロムツを2匹ほど追加したところでタイムアップとなる。

船宿に戻った後、女将さんに釣れた数を聞かれて、クーラーを見せたところ、相模湾デビューなのにクロムツ3匹も釣れて太ったサバもつれて良かったね~と言っていただけた。

ついでに記念写真もパチリと取ってもらったよ!

 

初めての相模湾でしたが、庄治郎丸は大変アットホームな船宿でよかったです。

また是非とも遊びに来たいと思います。

さて、〆サバにクロムツの炙り刺しに・・・楽しみだ!

使用タックル・インプレ

  • ロッド:シマノ ミッドゲームSS 73HH
    コマセワラサ用に購入したミッドゲームでしたが初めて150号を背負わせてみました。かなりカーブがきれいで全く問題なく使用できます。特に重いオモリを使って手持ちで釣る時はエクストリームガングリップがとても快適です。この感じだと130号を使うビシアジなんかには丁度良さそうですね。ちなみに同行者はミッドゲームCI4+ 82HH を使っておりました。誘い勝手は 82 の方が良さそうでしたね。

 

  • リール:シマノ フォースマスター2000 
    リール自体のパワーは全く問題ないです。道糸がPE4号400mしか巻けないのでもう1サイズ上が欲しくなるところですが、これ以上大きくすると手持ちで釣りにくくなってしまうので、PE3号に落として500m巻くか、今回みたいに予備のラインを持っていくかは悩ましいところですね・・・

 

 

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