走水は教至丸よりビシアジ!ブランドアジ32匹!

ブランドアジを食べたい!

東京湾のブランドアジといえばやはり走水の黄金アジだろう。

非常に潮流が速い中で大きく育つブランドアジ。

ベイブリッジ付近でのライトアジでもいいサイズの黄金アジが釣れることあるが、私が行くとどうしてもサイズが小ぶりなことが多かった。

今回は小さくても25cm前後の中アジサイズで数を揃えたい。そうなってくると走水近辺まで足を延ばさなくてはいけない。

いつもは電車釣行でアクセスの良い大津港の小川丸などを利用しているのであるが、最近タチウオの調子が良いせいか、すべての船をタチウオ船に全振りなどしていて、ちょうど私が釣行する日はアジ船がお休みであった。

近辺の船宿もタチウオ船ばかりでアジ船が見つからない。そういうわけで電車+バスでアクセスできる走水の船宿に決めたわけである。

せっかく走水近辺まで足を延ばすので午前船ではもったいない。かと言って午前午後を通しで乗ると帰りが遅くなる。

ショート船を出している船宿を探していたら「教至丸」という船宿を見つけた。最初読み方が分からなかったけど、どうやら「のりゆきまる」と読むそうだ。

神奈川 走水 教至丸
神奈川県横須賀市の走水港より出船してる教至丸の公式ホームページです。

早速予約を取る。電話対応は非常に丁寧でレンタルの有無などを色々丁寧に教えてくれた。電話対応が良い船宿は総じて良い雰囲気であることが多いので期待が持てる。

久しぶりのビシアジへ!

6:50am 船宿到着

船宿へは電車とバスを乗り継いで行く。車の場合は6:30までに受付であるが電車+バスの場合はバスの到着時間までは待ってくれるようだ。

受付の場所は走水港。駐車場のすぐ脇に受付場があり、その目と鼻の先から出船できるので荷物運びも楽々である。

今回は友人と2人で参戦。船に乗り込むと釣り座の準備をする。

アジといってもビシアジは130号のビシを使った釣りなのでロッドキーパーや電動リールは必須である。出船前に釣りの準備を実施。

釣り座には既に赤タンが配られていた。イソメの方が釣果が良い場合があるのでイソメはあるか尋ねたが残念ながらイソメの準備はないようだ。今回は赤タンで頑張るか!

7:15am 出船!釣り場は目と鼻の先!

走水港から定刻通りに出船すると釣り場である走水沖まではものの数分である。

ところがアジの群れが見つからないのかしばらくは探索&探索。

周りの船も探索中だったのであまりアジがいないかもしれない・・・

そんな時、「どうぞー」の合図。まずは大型アジが多いポイントで型狙いのようだ。

早速釣り開始。指示棚は底から3mなのでコマセを入れたビシ篭を着底させ、1m~2mでコマセを振り、3mで待つ・・・

アタリがない場合はもう一セット繰り返してもう一度待つ・・・

開始からしばらくは船中でまったくアタリがない状態が続く。

そんな時、船長がイソメの方が食いが良いみたいだからイソメにしてみてというアナウンスが。残念ながらイソメは持ってきていないんだなー準備しとけばよかったなーと思っていたら、船長がお隣さんに声をかけてくれれイソメを恵んでくれた。

助かります!

そんな中、同行者の友人がヒット!ゆっくり上げてくると・・・タモ網必須の40cmオーバーサイズ!これはデカい!!!!

そんな時、自分の仕掛けにもアタリが!おお!アジとは思えない引き!

ところが・・・潮が早いのか周りとオマツリを連発。なかなか海面までエスコートできない。

結局、何度かヒットはしたもののデカアジと対面することは出来なかった・・・

9:00am 猿島方面へ移動

デカアジポイントの潮が早くなったためか船は猿島方面へと移動。

コチラのポイントは40cmオーバーのアジほどのサイズは少ないが、25cm ~ 30cm の中アジサイズが良く釣れるらしい。

個人的にはそれぐらいのサイズの方が美味しいのでうれしい。何とかそのサイズを20匹程度は釣って帰りたい。

釣り開始後しばらくコマセを撒く。指示棚の1m下でコマセを撒いて指示棚で待つ。すると穂先が抑え込まれるようなアタリ。軽く合わせてやると・・・乗りました。

最初は口切れしないように手持ちで海面まで引き上げていたのだけど、ある程度アジが釣れた段階で腕が疲れてしまい、ガッツリ良いところに掛かっていないアジは諦め、アタリがあったら合わせた後に置き竿で速度10で引き上げることにした。一応ドラグは緩めで。

そうすると、意外とバレずに上がってくることが分かった。まぁ、25cm ~ 30cm サイズなんですごく暴れることもないので無駄に疲れずに済みました。

1:00pm 沖揚がり

こんな感じで多少のムラはありつつも後半はポツポツとアジが上がってくれたおかげで、数を数えると32匹とそこそこの釣果に。

沖揚がり後に船長さんが、最初のポイントはデカアジが多いんだけど潮も早いので早々に移動した的なことをおっしゃっていたが、私としては非常にありがたい選択であったと感じる。

ちなみに、他の船でデカアジポイントで粘った船は結構ツライ釣果となっていたようだ。

今回、初めて教至丸を利用させてもらったが、中乗りさんも含めて非常にいい人達で、釣り人への気遣いも良くしてくれる良い船宿であったと感じる。

また、走水でアジを釣るときは利用したい。

本日のタックル

  • ロッド:シマノ ミッドゲームSS TYPE73 HH195
    ワラサ釣りや中深場釣り向けに買ったロッドであるが、ビシアジ釣りにもちょうどいい感じで使える。穂先に微妙なアジのアタリがちゃんと出てくれる。
  • リール:シマノ フォースマスター2000
    ヤリイカ・中深場・ワラサと万能に使えるリール。今回はPE5号で使用したが問題なく使えた。巻き上げるときのスピードは10ぐらいで、波が強かったのでドラグゆるゆるで使用。
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