玄界灘のイカメタル
イカ釣りと言えば東京湾では150号程度のオモリとプラヅノという仕掛けが6本~10本程ついた仕掛けでヤリイカやスルメイカを狙う釣りをイメージすることが多い。
一方で、日本海側では夜に船で明かりを焚いて、イカを寄せて釣る「夜焚きイカ」と呼ばれる釣り方が多く行われている。私が良く行く玄界灘地域でも同様に5月頃から8月頃まで盛んにおこなわれる釣り方である。
ターゲットとなるイカはケンサキイカ。玄界灘地域では「ヤリイカ」と呼ばれているが東京で釣れる標準和名ヤリイカとは違い、いわゆる東京で言うマルイカやダルマイカといった種類のイカである。個人的には非常に美味であると感じているし釣れるイカの中ではトップクラスの味だ。
本来、夜焚きイカでは柔らかめの竿にPE4号前後の道糸、それに100号程度の重いオモリにスッテを複数付けて一度に大量のイカを釣るような仕掛けを使うのが一般的である。
これに対して細い0.6号~0.8号の道糸に25号程度のメタルスッテ(金属製のスッテ)と浮きスッテを1~2本付けたシンプルな仕掛けで1杯づつイカを狙う釣りが「イカメタル」という釣り方である。
一般的な夜焚きイカの仕掛けはかなりの大釣りができるが漁的な側面もあるので、やはり釣り味やゲーム性を意識した場合はイカメタルの方が面白みがある。
イカメタルの場合、仕掛けの長さが1m程度なのでイカが釣れる棚をいち早くピンポイントで見つけることがミソである。
この棚探しのプロセスこそが面白いポイントでもあるし難しいポイントでもある。
周りが暗くなる前は底付近を狙うのがセオリーであるが、太陽が沈み船の明かりが点いてから30分ぐらいするとイカが釣れる棚がどんどん上がってくる。
面白いもので、深い棚でも釣れるし、25mでも釣れるし、15mで釣れる・・・といったように複数の棚で釣れるようにもなるのであるが、これまでの経験で大型は底。それ以外は浅い棚というイメージが強い。
もちろん浅い棚でも大型が釣れることはあるのだが、やはり浅い棚は中型・小型がメインとなる。
一方で、浅い棚の方が釣りやすいのは確かだ。手返しも良くなるし数も伸びる。
こういうところを意識しながらどう攻めるのか?を試行錯誤するのがまた楽しい。
これが私がイカメタルにハマる所以である。
タックル&仕掛け
イカメタル
道糸:PE0.8号
メタルスッテ:20号 ~ 40号
ロッド:ロッド:ダイワ エメラルダス X IM 65LB-S
リール:シマノ 19 炎月CT 150HG
イカメタルのメタルスッテの重さ(号数)は海域やシーズンによっても異なるため船宿に確認するのが良いが、7月までの浅場のシーズン (水深40m程度)の場合は20号から25号でOK。深場 (水深80m程度) の場合は35号程度が必要。重すぎてトラブルになることは少ないので迷ったら重めのものを持参すると良い。玄界灘地域では25号 / 30号 / 35号があればそらく十分だろう。
道糸は0.6号と記載があるWEBサイトが多いが私は0.8号を利用している。理由はタイラバや他の釣りでも利用可能であるから。細すぎるのはちょっと使いづらいと感じる。
ロッドは安いイカメタル専用ロッドを使っているがタイラバ用などの穂先が柔らかめの竿であれば流用は可能だろう。
リールも同様に流用可能であるが個人的にはカウンター付が使いやすい。夜は道糸の色が見にくかったりするので・・・
イカメタルの船宿
玄界灘地域でしかやらないイカメタルであるが私が良く利用している船宿は以下のとおりである。
イカメタルでよく使う船宿