夏の風物詩!久々のエギタコへ!
東京湾の夏といえばタチウオやマゴチなど様々な釣りものがあるわけだが、毎年必ず行くのがマダコ釣りである。
東京湾のマダコ解禁は6月1日で、毎年この日を狙ってマダコ釣りに行き、それから数回通って1年分のマダコをゲットして冷凍ストックしておくというのが我が家の流儀であるが、今年の6月1日は黒川丸からの仕立船に参加することになったので、マダコはまた別の機会にという状態であった。
まぁ、それでも6月中には行こうかな?なんて考えていたのだが、どうも、今年はタコの湧きがよろしくなく、そこまで沢山釣れるような状況ではなかったので、足が遠のいていた。
そんなこんなで8月。仕事の都合で 8/8 から休みに入るということで、せっかくなので平日釣行を試みる。最近調子のいいタチウオか?それともワラサが爆発するか?などと考えていた矢先、ふと、お盆から妻の実家に帰省することを思い出す。
万が一、大釣りしてしまったら、処理に困る・・・
そうだ、タコにしよう。今年はあまり釣れにくいし、そもそもタコは冷凍が効く。デカいの1パイ狙いで頑張ってみるか!ということでエギタコ釣行を決意。
昨年はオーストラリアにいたので、2年ぶりのチャレンジだ!古い安いエギしか残っていないけど、まぁ、いいだろう。残り物には福があるというし・・・
オシアコンクエストでチャレンジ!
さて、今回のエギタコであるが、今年買ったばかりのオシアコンクエストをメインで使ってみることにした。
23モデルのオシアコンクエストはSVSという遠心ブレーキが入っていないのでキャスティングをするエギタコでつかるのかどうか不安であり、最後までカルカッタコンクエストMDと迷ったが結局200サイズが良いということでオシアコンクエストを選んだという経緯がある。
今回はオシコンをキャスト利用で使う始めての機会だ。
これで使えそうならスミイカにもガンガン使っていけるだろう。
一応、念のため、ベイゲーム150DHのハンドルをシングルハンドルに換装したものも準備。オシコンが使い物にならなかったらこちらを使うことにしよう。
いざ、出船!2隻出しでゆったりまったり!
6:20am 船宿到着!
さて、今回はエギタコということで荷物も少なく、羽田の船宿で比較的家から近いということでバイクで向かうことにした。
6:00am 頃に家を出発し船宿に到着したのは6:20am頃。
エギタコは基本的にミヨシ側が有利になるような流し方をすることが多いので皆さんミヨシ側より席を取る。こと、かみやについては、フリークたちが早朝から釣り座を確保されるので、良い席というのを選べた試しがほとんどない。
逆に言うと、かみやに行く場合は、釣り座は全くもって気にしないことにしている。
今回、船宿に到着すると既に沢山の釣り人が集合していたわけだが、直前で満席となり、2隻出しになったようだ。
1号船は毎度恒例、淳ちゃん船長。2号船は都築船長だ。
2号船の方が釣り客が少なそうだったのと、都築船長の時に何かと良い思いをしてきた経験もあったので2号船へと乗船。
2隻出しのためか比較的すいており、右舷ミヨシ側から2番目の席が空いていたのでそこに座ろうとしたら、ミヨシの方が、「左舷のトモもあいているよ」と教えてくれた。
セオリーではミヨシの方が絶対に釣れる。だけど、トモ側でゆっくりとまったりと釣るのも悪くない。
特に今回は、オシアコンクエストでのキャスティング訓練というのもあるので、トモの方が良いかな?と思い左舷トモへと移動。
これが運命の分かれ道であった。
早速、準備を開始し、出船を待つ。
7:30am 出船!横浜方面へ!
定刻の7:30amとなり船は出船。まずは近場のポイントを攻めるというアナウンス。
20分ほど走って近場のポイントへと向かったが残念ながら先行船がおり次のポイントへ!
そのポイントも先行船がいたため、横浜方面へと南下。ようやく釣り開始である。
久しぶりのエギタコであるが、とりあえず、根掛りが怖いので、安いエギを2本使ってスタート。
釣り方はシンプルでキャストして定点シェイク・・・それからオモリを少しだけ歩かせて、また定点シェイク・・・これの繰り返しだ。
何度かやっていると、2本のエギがこすれるカチャカチャという感覚が少なくなってき、ムニュムニュという感触へと変わる。
あ~触ってる触ってる。
それからシェイクをしながらじっくりと抱かせて、エイヤ!とアワセを入れる!
おっっしゃ!乗ったぜ!!!
そんなにデカくはないけれどお持ち帰りサイズ!!!
この後も、横浜のポイントでチョイチョイと乗ってくれて、トータルで8杯のタコをゲット。
午前10時前にして8杯は中々良いペースなのではないだろうか??
10:00am 千葉側へと移動
あまりノリも良くなかったのか、千葉側へのポイントへと移動することを決意。
千葉側のポイントといえば、ストラクチャもなんもない場所にも関わらず、チョイチョイタコが乗るという謎の場所である。
根掛りがほとんどないポイントなので、2本エギでキャストしてガンガン攻める。
船がゆっくりと右前側に動いているので真下で釣りをしても他の人に攻められた後なのでダメだ。
なるべく、船の動きと外れた方向にキャストをする。
また、船中の様子を見てみて、皆キャストしてるのであれば、意外と船の真下が攻められていなかったりするので、とにかく、周りの様子をよく見ながら攻められていなさそうな場所でエギを躍らせる。
すると、たまーに反応があり、2~3杯を追加することに成功した。
これでようやくツ抜け達成である。
ただ、全体的に乗りは良くないようで、千葉側のポイントも船長がちょいちょい移動してくれながら、なんとか拾い釣りをしているような感じだ。
12:00pm 再度横浜側へ!怒涛の3連チャン!
それからもアタリは少なく船長は再度横浜側へと移動を決意。
再度横浜側の浅場のポイントを攻めるも船中誰も釣れない。やはり浅場はすべて攻められ尽くしているのだろうか・・・
それから船長が移動した橋脚のポイントで事件は起こる。
橋脚に向けてキャストして小突くとすぐにムニュムニュという感触が!!!
じっくり抱かせてから合わせると小型のマダコが乗った。
それからそのポイントでなんと3連チャン!たった3分間の出来事だ。奇跡の3分間。
それから大き目のアタリがあったものの、スナップが古く破断してしまい敢え無くエギをロスト。
気を取り直してエギを取り付けてからさらにもう1杯ゲットしトータル16杯となった!
2:30pm 最後に川崎側へ移動
怒涛の3連チャン+1杯により20杯が見え始めた矢先に大失速・・・というか船中だれも釣れていないのでそもそもタコが居なかったんだろうが、横浜界隈のポイントはどこもダメ。
最後に船長が川崎周辺のポイントへと移動してくれた。
だけど、ここでも不発。
たまーに、ポツリポツリと釣りあげる人もいるがサイズも小さく数も出ない状況・・・
万事休すか・・・と思ったタイミングで沖揚がりの合図。
結局、後半数が伸びなかったものの、16杯というナイスな釣果となりました。
蓋を開けてみるとダントツだったようで・・・
周りに比べて結構釣れてるな~というぐらいの認識で、右舷のミヨシ側は20杯くらいいったんじゃないか?と思っていたが、蓋をあけてみると何ともダントツの釣果であった。
最初にミヨシ側でトモが空いていると教えて下さった方に感謝である。
結局、1号船も合わせて竿頭をいただいたわけであるが、これほどまでにダントツでトップだったことはこれまでの釣り人生で1度もなく、なんとも不思議な出来事であった。
本日のタックル
- ロッド:ダイワ エギタコX M-180
東京湾のエギタコではとても使いやすいように思う。値段も高くないので初めてエギタコを楽しむ方にはオススメ!実はテンヤタチウオやビシアジにも使えたりする。
- リール:オシアコンクエスト200HG
シドニーからの帰任祝いで購入した金ピカリール。今回はエギタコ用にPE3号を巻いた。非常にシルキーでかつパワーも申し分なし。最高のリール。キャスティングについてはまた別途記事にしたいが基本的には可能であったが、やっぱりキャスティング前提のリールの方が安心してキャストができることは否めない。エギタコぐらいであれば問題なしだが・・・スミイカではどうだろうか・・・
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