小川丸よりテンヤタチウオ!高活性で17本GET!

久々のテンヤタチウオへ!

テンヤタチウオはかなり疲れる釣りである。

東京湾ではやり始めた2020年ぐらいは、もうただ巻きでもなんでも釣れていたものであるが、近年の東京湾では「ノンストップバイブレーション釣法」や「Dトゥイッチ」といったテクニカルな釣り方を取り入れないと釣果は出なくなってしまっている。

特に効果のあるノンストップバイブレーション釣法は、電動微速巻をしながらひたすらにテンヤを竿でたたき続けるという体力がモノを言う釣りであり、これを1日やろうものなら、腕や肩にかなりの疲労が溜まってしまう。

さて、そんな疲れるテンヤタチウオであるので、ゲーム性があり面白いものの、しばらく釣行をしていなかったが、夏真っ盛りのお盆は比較的調子が良い様子だったので、久しぶりに行ってみることにした。

船宿は京急大津から徒歩5分の大津港は小川丸。

いつも、テンヤタチウオやビシアジでお世話になっている船宿である。

最近のポイントは大津港を出てすぐの猿島沖ポイントなので出船から釣行スタートまで短いのも魅力的だ。

テンヤと天秤の準備

小川丸ではPE1.5号では40号、PE2号では50号のテンヤを利用することとなっている。

久しぶりにテンヤの在庫をチェックしたら50号は3本しかない・・・

まぁ、テンヤタチウオの場合は、そこまでテンヤが無くなったりはしないので、おそらく、3本あれば十分である。

もし、万が一、テンヤが無くなってしまったら、天秤で釣りを続行すればよい。小川丸では天秤もテンヤも同席で可能なので、途中変更が自由なのだ。

天秤の場合は船内で餌を無料で貰えるため、念のための天秤とオモリ60号をタックルバッグに忍ばせておく。

 

いざ出船!久々に叩くぞー!

6:45am 船宿到着

私はいつも電車釣行で小川丸へ行くので、いつもの京急1便に乗り、堀之内で乗り換え、京急大津に6:39amに到着した。

それから徒歩で5分ほどで小川丸の船宿に到着。受付をすると当然のように最後。

テンヤの餌は船宿でしか売っていないので、ちょっと多めに30匹のイワシを購入。実は終わってみると20匹で十分であったが・・・まぁ、いいだろう。

7:15am いざ出船!

定刻の7:15amに船は出船。釣り場は目と鼻の先で10分程度で到着。やはり港から釣り場が近いのは非常に良い。

到着後すぐに釣り開始の合図。

50号の定番パープルゼブラのテンヤからスタート。指示棚は50m – 40m。

基本は指示棚の最下部まで降ろしたら電動微速巻き(フォースマスターで速度2ぐらい)で叩きまくる。

今回はダイワのリーディングLG 82 H をメインに利用した。最近の東京湾界隈でのバイブレーション釣法には 91 調子のガチガチロッドを使うことが多いようだが、とりあえず、手持ちのリーディングLGを利用することにした。

指示棚の一番上まで巻き上げて叩いたら、ピタっと止めてみてアタリを見てみる。

何度かその棚で叩いてみてアタリが無ければ再度指示棚の下まで降ろす。

基本はこの繰り返しをする。

ただ・・・今日はメチャクチャ暑い・・・バイブレーションはかなり体力を使う釣りであるが夏場はさらにツライ。これは厳しい戦いになるか??

 

8:00am ポツリポツリと活性高く

釣り開始して30分程度。船内ではポツリポツリとタチウオが上がる。

そろそろ自分にも??と思っていた矢先、グンと引き込むアタリが!

ほぼほぼ叩いているだけでオートマティックに掛かった形になったが良い引きだ!!!

上がってきたのは・・・指3本サイズの夏タチサイズ!!!

ここから、チャンスタイム到来で、結構テンヤにアタックをしてくる。

釣り方も様々やってみてた。

  • 速度2で高速叩きのノンストップバイブレーションをやった後にピタっと1秒程止めてアタリを見る。
  • 速度6で高速叩きのノンストップバイブレーションをやった後にピタっと1秒程止めてアタリを見る。
  • 手巻きで叩きのスピードを遅くしたバイブレーション釣法

などなど。

どれも反応を見せてはくれたが、意外に速度6の結構早めの巻上速度でのノンストップバイブレーションでもタチウオが付いてくるのは印象深かった。

怪しいな・・・と思ったら巻くのを止めてその場でバイブレーション。たまにピタっと止める・・・

フワッと食い上げたのをバシっと掛ける!

うまくかかった時は最高に気持ちが良い!

たまーに良型の指4~5本サイズが混じってくれていい感じだ!

11:00am 天秤優勢の時間!

ここまでは結構テンヤにアタリが来ていたのだが、周りも含めてパッタリとテンヤにアタリが来なくなってきた。

そんな中でもコンスタントにタチウオを釣り続いていたのが天秤で釣りをしていた人。面白いことにその人は完全に置き竿でタチウオ釣りをしていた。

指示棚まで仕掛けを落として軽く誘ってから竿掛けにポン。2~3分すると竿がガタガタと揺れてタチウオが掛かっているという形だ。

不思議なことにこの釣法でガンガン釣りあげていた。

あまり動かさない方が釣れる時もあるが、ここまで置き竿にヒットするのを直接目の当たりにするのは初めてだ。

 

12:00pm ラストスパート!

通常小川丸のショート船は13:00に沖揚がりとなるが、翌日は台風とのことでその準備のために通常よりも30分程早上がりをするようだ。

ラストスパートの時間帯になってようやくテンヤにもアタリが来るようになった。

そこから2本のタチウオを追加し、12:20pm 納竿となった。

蓋を開けてみると夏タチサイズが多いとは言っても、さすがテンヤ釣り。比較的良型も混じってくれて17本とまぁまぁの釣果にまとまってくれました!

反省

後ほど動画を見て確認してみると、やはりアタッているときはしっかりとテンヤが動いているような竿の動きをしている。

一方で、暑さで疲れてダレている時はバット部分は動いていても穂先部分があまり動いておらず、40m下のテンヤはあまり動いていないものだと推察される。

今回は活性がかなり高い状況であったので、比較的どのカラーのテンヤにもアタックを仕掛けて来てくれたので楽しかったが、叩くスピードよりもちゃんと動いているかどうか?というところが一番重要な気がした。

まぁ、そうはいっても、このクソ暑いなか、しっかりとテンヤを動かすのもツライので、富所さんの動画にあるような省エネバイブレーション釣法でしっかりとテンヤを動かすと良いと思う。

今回も省エネバイブレーション釣法に近いような動かし方で何本もGETできた。

本日のタックル

  • ロッド:ダイワ リーディングLG 82 H180 MT
    ダイワの名竿リーディングシリーズのライトゲーム用。博多湾でのテンヤタチウオで利用したが今回は東京湾テンヤタチウオ初利用。最近はやっている91調子のHHといったガチガチロッドよりは柔らかく天秤にもテンヤにも使えるオールマイティ仕様。バイブレーション釣法的にはより硬い方が楽にできるだろうがこの調子をもう少し使い込んでみたいと感じたので向こう1~2年はこのロッドをヘビーユースしていく予定だ。
  • リール2:フォースマスター600DH (PE2号)
    タチウオにはベストパートナーであった。中間速設定はタチウオに関しては不要かもしれない。私は中間速20として、ややドラグを緩めて使っている。食い上げに対応できるようにリールは電動リールでかつすぐに操作できる機種が良さそう。 23モデルも出たみたいなのでこれから買う人はコチラがいいかも。