小川丸からタチウオ再び！
前回テンヤタチウオ釣行をしたのは８月中旬。京急大津から徒歩すぐの小川丸からの出船。
高活性の日に当たったためか、２年以上ぶりのテンヤタチウオにもかかわらず、17本という釣果であったが、ほとんどが夏タチサイズのF3前後であった。
今回は初心者の友人がタチウオを釣ってみたいということでタチウオ釣りを計画。
最初なので当然、天秤タチウオというわけだが、どうも自分は天秤タチウオが苦手だ。
なので同じ釣り座で天秤もテンヤもできる船宿があればベストとなる。
東京湾の多くの船宿では、オマツリを避けるために天秤専門船、テンヤ専門船という形で出船している。仮に両方OKだったとしても、テンヤは四隅限定であったり、釣り座固定であったり、途中で釣り方を自由に変更することが出来ない。
今回は初心者友人へのレクチャーも兼ねて、最初の１本をゲットするまでは天秤でチャレンジし、ある程度、友人が釣り方をマスターしたところで、自分だけテンヤに変更するというプランであったので、途中で自由に仕掛けを変えられる船宿がベストだ。
自分の知るところ、これができるのが、「羽田かみや」か「大津港小川丸」、「久里浜ムツ六」の３つである。
まぁ、通常は、途中で仕掛けを変更するなんてことはあまり好きではないのだが、今回みたいな特殊なケースでは、途中変更可の船宿はありがたい。
今回は釣り場まで近い「大津港小川丸」を選択。
ムツ六は出船時間的に電車だと30分前の京急０便（神奈川新町始発）に乗らないと間に合わないのと、駅から遠いので見送ることに・・・
天秤＆テンヤでいざ出船！
6:45am 船宿到着！
さてさて、いつもの京急１便に乗り、途中堀之内で浦賀行きの普通電車に乗り換えて京急大津へ！
３連休の初日だからか？かなりの込み具合。だけど金沢八景でどっと降りて行ったのでみんな釣りなんだなー笑
土曜日の京急１便は、早起きして仕事に行く人、早起きして釣りに行く人、オールで飲んで家に帰る米軍っぽい人など様々なドラマを感じられる電車だ。
京急大津には 6:40amに到着。そこから歩いて5分で船宿だ。
到着後に受付を済ませて船へ。氷などはすべて船で受け取れるが、テンヤ用の冷凍イワシ等は船宿で買う必要があるので忘れずに。なお、天秤用の餌は船で無料で貰える。
7:15am 出船！釣り場はすぐそこ！
さて、定刻の7:15amに船は船着き場を離れる。釣り場まではものの10分だ。
7:30am 釣り開始！
最初は友人へのレクチャーも兼ねて天秤でチャレンジ。基本的には中乗りさんが優しく指導してくれるのであるが他のお客さんのサポートもあるので任せっきりにするわけにはいかない。
久々の天秤釣りであるが、小さめの鋭いシャクリを繰り返すと早速反応が！！！
前アタリを感じつつシャクリ続けていると、グググっと引き込んだ！
ガッツリ合わせて巻き上げると10mぐらい巻き上げたところでバレてしまった・・・
ちくしょう。１本目でバラすというのは中々幸先の悪い感じだ・・・
仕掛けを上げてくるとハリスが切れている。鋭い歯にやられてしまったようだ。
もう少し早めにアワセを入れないと切れてしまうのだろうか・・・
8:00am 天秤でアタリ来るも全部バレる
それから、同様の誘いを続けていると、前アタリは何度もやってくる。
飲まれないようになるべく早めにアワセを入れてファイトに持ち込むもハリス切れ・・・
そんなこんなで３本のタチウオをハリス切れで失った・・・
そんななか、初チャレンジの友人はタチウオをもう２本も上げてしまった・・・
なんだか天秤は手が合わないということでそそくさとテンヤへ変更。
8:30am テンヤにしてからポツポツと！
テンヤに変更してからは、いつも通りのノンストップバイブレーションを中心に疲れたらワンピッチで誘うというパターンを実践。
前回よりも食い上げのアタリは少ないものの、50m前後で良く反応してくれるレンジを見つけて、その近辺でネチネチを誘う。
すると、ちゃんと反応を見せてくれる。すかさずアワセると・・・乗った！！！
フォースマスター600の中間速を18に設定してドラグをやや緩めにしておくのがコツ。
使っているロッドがリーディングLG 82H なのでガチガチの91ロッドというわけではないからバレる心配は少ない。
釣れ上がってくるのはF4サイズのナイスサイズタチウオ！
10:30am 徐々に渋くなる状況
10時頃から徐々に渋くなってくる。
それでも、「叩く者は救われる」という格言？を胸にたたき続ける。
腕が疲れると15分ぐらい天秤に変更して置き竿なんかもしてみたりするが、基本はテンヤで叩きまくりである。
頑張ってたたいていると、たまーに、反応を見せてくれる。
フワッとした食い上げのアタリもあれば、パチンと弾くようなアタリもある。
基本的には即アワセで針をタチウオにかける。
ポツリポツリとではあるがタチウオが反応してくれる状況だ。
周りは結構、天秤でやっている人が多いけれども、反応自体はテンヤの方が良いような印象。これは最後までテンヤで通しでやってしまおう。
1:00pm 粘りのラスイチでフィニッシュ！
沖揚がり５分前のアナウンス。
この時点で９本であったのだがギリギリまで粘り叩き！！！
すると最後の最後でフワッとしたアタリ！！
ところが掛け損じてしまう。
掛け損じてしまった場合はテンヤを下に降ろさずにその場でシェイクするのがセオリーだ。
お願い！！もう一回アタックしてくれ！！と願いを込めてシェイクをしてピタっと止めると、「クイ」と穂先が動いた！！！
ガツンとアワセてなんとかラスト１本をゲット！
トータル１０本となった。
前回より少ない釣果であったが１０本中９本がF4レベル以上ということで、クーラーがいっぱい！満足度の非常に高い釣行となった！
本日のタックル
- ロッド：ダイワ リーディングLG 82 H180 MT
ダイワの名竿リーディングシリーズのライトゲーム用。最近はやっている91調子のHHといったガチガチロッドよりは柔らかく天秤にもテンヤにも使えるオールマイティ仕様。バイブレーション釣法的にはより硬い方が楽にできるだろうがこの調子をもう少し使い込んでみたいと感じたので向こう１～２年はこのロッドをヘビーユースしていく予定だ。ちなみに、今回初めて天秤に利用したが天秤にはジャストフィットという調子。
- リール：フォースマスター600DH (PE2号)
タチウオにはベストパートナーであった。中間速設定はタチウオに関しては不要かもしれない。今回は中間速１８として、ややドラグを緩めて使っている。食い上げに対応できるようにリールは電動リールでかつすぐに操作できる機種が良さそう。 23モデルも出たみたいなのでこれから買う人はコチラがいいかも。
- エサ：イワシ１８匹
今回はたまたまスーパーで見つけた安いイワシを塩漬けにして持って行った。１８匹中使ったのは１０匹程度であったが、ショート船では15匹-20匹を準備しておけばOKそうだ。
