小川丸からタチウオ!テンヤ爆死も天秤で30本オーバー!

日時:2025年8月13日 (水)
天気:曇り/晴れ
気温:33℃
潮汐:満潮7:02 – 干潮13:26(中潮)
釣果:タチウオ34匹

さぁ、調子の良いテンヤタチウオへGoGo!

冷凍庫のタチウオみりん干しが無くなって数週間。そろろそあの味が恋しくなってくる。

お盆休みで釣行人数が多いもののそれを物ともしないほど釣れ盛っているのが東京湾のタチウオである。

初心者の入門にもピッタリな様子であるが、かく言う私も、早くタチウオ釣りに行きたくてうずうずしていた。

一番の理由は・・・そう、テンヤタチウオ専用ロッドであるサーベルマスターSS テンヤ 91MHのデビュー戦である。

25サーベルマスターSSテンヤ91MH165 を購入!リーディングLG 82H との違いは?
最新のタチウオテンヤ専用竿に注目!シマノのサーベルマスターSSの最新モデルが発表になってから毎日のようにWEBサイトを眺めながら「タチウオ専用竿欲しいなぁ~」と考えていた。これまではダイワのリーディングLG 82H180MTを使っていたのだ...

今回は結構調子が良いのでこのサーベルマスターSSが火を噴いてくれること間違いなし!

ただ、念のため天秤タチウオの仕掛けも準備しておこう。念のためね!

小川丸からタチウオへいざ!

6:45am 小川丸到着

今回は沢山タチウオを獲ってやるという意気込みで35Lクーラーで電車釣行をするという暴挙に出ることにした。

大変重く大きな荷物なので細心の注意を払っての釣行である。

京急線を乗り継いで京急大津駅に定刻に到着。そこから歩いて5分程度で船宿だ。

船宿に到着すると自分は最後の到着だったようで受付を済ませてから、イワシを30匹程購入して船に向かう。小川丸では10匹700円で購入が可能。船での購入は出来ないので事前に船宿で調達しておく必要がある。

今日は釣れるから念のため30匹を購入したが買いすぎたか?まぁ、足らなくなるより良いだろう・・・

流石に連日釣れ盛っているという状況だけあって船中は満員である。

7:15am いざ出船!釣り場は激チカ!

定刻の7:15に出船する。釣り場は港から15分程度のほんの近場である。

釣り開始の合図とともに準備していたテンヤを海に放り込む。

指示棚は40m前後。

指示棚に到着したら早速微速巻きしながらのバイブレーション。

これまで使っていたリーディングLG82よりも短く非常にアクションを付けやすい。バイブレーションはもとより、トゥイッチ的なアクションでもなんだってOKといった感じだ。

投入1回目で早速アタリが!

すかさずアワセを入れて・・・乗った!

良い感じにロッドが曲がってくれる。91調子だからちょっと硬いかも?と思ったが、MH調子なのでかなりリーディングLG82Hと感じが似ていてあまりバレそうな雰囲気はない。

と、安心していたら・・・フワッとフックアウト・・・ばれてしまった。口切れか・・・?

それからというものの中々アタリが出なかったりアタリが出ても小さく中々掛からない時間が続く・・・

8:30am テンヤ激渋?ようやく釣れても小さい・・・

それから、頑張ってたたき続けたものの、アタリは少なく、アタリをうまく出せたとしてもなかなか乗らない・・・

かなり小さい型が多いせいか、はたまたやる気がないのか・・・テンヤは激渋模様だ。

一方で同船している天秤釣りの人たちはコンスタントに釣り上げていく。

これはもしや・・・天秤有利の日か・・・

そんな激渋のなか、なんとか掛けて釣りあがったタチウオは・・・・細い・・・F2~F3サイズの夏タチサイズだ・・・こりゃテンヤには中々喰ってこないわ・・・

9:00am テンヤあきらめ天秤へ!コンスタントに釣れますよ!

それからは早かった。テンヤを諦めて天秤へとスイッチ。

ロッドもサーベルマスターSSを置いてライトゲームXR 73MH と手巻きリールへと持ち替える。

投入してセオリー通りチョンチョンと誘いながらリール半回転ずつ誘い続けるとモゾモゾとした前アタリが。

タチウオが餌を加えているようだ。

セオリーではここでスピードを落とさずにそのままチョンチョンと誘い続けるとそのうち食い込んでくれるはず・・・・なんだけど、全然やる気がないようで、すぐに放してしまう・・・

それから餌だけが取られる時間が続く。

今度はかなり遅めに誘ってみよう・・・チョン・・・5秒ステイ・・・チョン・・・5秒ステイ。ハンドルは1/8回転ぐらいの本当に微速。

すると、モゾモゾとしたアタリが再び。

そのままハンドルを巻かずに、5秒ステイしてチョン、5秒ステイしてチョン・・・グググという引き込みがあったので軽く合わせを入れてみると・・・乗った!

久々の天秤タチウオでの釣果である。

今日はなんか凄いやる気がない感じだな。ほとんど巻き上げずにその場チョンチョンぐらいが良さそうな感じだ。

仕掛けもなるべくフワフワと漂わせた方が良さそうなので、通常の仕掛けから、冬タチ用のテーパー仕掛けに変更してかなりゆっくりと丁寧に誘ってみることにしよう。

10:00am パターンを掴み入れ食い状態へ!

それから様々な誘いパターンをやってみたが、どうやら42mぐらいでチョンチョンとしているとモゾモゾと喰って来るので、それを感じたらほんの1/8巻きずつ軽くチョンチョンを誘い続けると一番食い込んでくれることが判明。

ステイも5秒から時には10秒といった長めのステイが有効で、あまり動かさない方が良さそう。

ただ、置き竿にすると喰ってこない(というか餌だけ噛み千切られる)ので手持ちでテンションをじっくりかけるのがコツのようだ。

このパターンにハマってからは1投1タチウオ状態が続く。

そうはいっても水深40mであるし誘いから喰わせまでの時間が非常に掛かるので、手返し良く大量に確保!とはならないが、コンスタントにタチウオを釣りあげていくことができた。

12:00pm 沖揚がり!30本越え!

それから幾度となくテンヤに切り替えようか?とも思ったが周りでやっているテンヤの人は殆どアタリが無い状況・・・

それに比べて天秤ではコンスタントにアタリが出る。

正直、サーベルマスターSSのデビュー戦と自身のテンヤの腕磨きを考えるとテンヤで頑張るべきであったとは思うが、そうはいってもお家でタチウオを待っている家族の顔が目に浮かぶと、最低限のタチウオは釣って帰らねばとなり、最後までテンヤに戻ることは出来なかった・・・

結果、12:30pmの沖揚がりの時点で34本のタチウオをゲットすることができ、良い釣果に恵まれたのだが、次回はもう少しテンヤで頑張ってみたいと思う。

サーベルマスターSSテンヤ 91MHの使い心地は?

今回はテンヤで3本しかタチウオを上げることが出来なかったが、これまで使っていたリーディングLG82Hよりもシャッキリとしており短いので断然アクションをさせやすかった。

これが分かっただけでも今回の釣行としては満足であるが、次回はこのサーベルマスターSSをもっと使いこなして頑張ってみようかと思う。

ただ、今回のように天秤の、それも、ほとんど動かさないようなアクションにしか反応しない場合はテンヤでもかなり厳しい気がする。

可能性としてはこの深追い掛けという釣法。

船テンヤタチウオ上級者へのステップアップ、名手の爆釣メソッド!! 菊池雄一【深追い掛け釣法】
船のテンヤタチウオ釣りは、タックルの進化とともに、その釣り方も旧来とは一変し、全国各地でいろいろな釣法が生まれ…

かなりじっくりと追わせて何度もアタックさせるという釣り方であるが、こういう引き出しがいまのところ全然ないのでもう少し研究してみようかと思う。

 

本日のタックル

  • ロッド(テンヤ):シマノ サーベルマスターSS テンヤ 91MH
    自身初めてのタチウオテンヤ専用竿。91調子へのあこがれと使い勝手の良い長さ、あとは比較的リーズナブルという点で2025年にリニューアルしたこの竿を買ってみた。今回は全然活躍しなかったけど、50号テンヤの操作性という点については非常に疲れづらく動かしやすい。もう少し頑張って使ってみてこの竿のポテンシャルを引き出していきたいと思う。
  • リール(テンヤ):フォースマスター600DH (PE2号)
    タチウオにはベストパートナーであった。中間速設定はタチウオに関しては不要かもしれない。今回は中間速18として、ややドラグを緩めて使っている。食い上げに対応できるようにリールは電動リールでかつすぐに操作できる機種が良さそう。 23モデルも出たみたいなのでこれから買う人はコチラがいいかも。
  • ロッド(テンビン):シマノ ライトゲームXR 73MH 190
    愛用していたダイワのライトゲームXの後継品として購入。かなり安くなっており税込み3万円ちょっとプラスポイント沢山で購入できた。自身初のXRグレード。テンビンタチウオにはまさにぴったしの調子。今後もこれがメインになることは間違いない。
  • リール(テンビン):オシアコンクエスト200HG
    シドニーからの帰任祝いで購入した金ピカリール。今回はPE2号を巻いた。非常にシルキーでかつパワーも申し分なし。最高のリール。多少深くてもシルキーな巻き心地が気持ちよく、水深60mからの仕掛け回収がまったく苦にならない。今後もガンガン使います!

 

 

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