日時:2025年12月26日 (金)
天気:曇り/氷雨
気温:7℃-11℃
潮汐:満潮9:18 – 干潮15:10(中潮)
釣果:タチウオ22匹
爆釣モードのテンヤタチウオへ!
師走。年の瀬。忙しいの代名詞であるこの時期。
仕事納めの翌日である 12/26 (金) に1日だけ時間ができた。妻からも釣りOKが出たので久々に釣りに行くことができる。
前回はカワハギだった。今回は何にしようか?と考えていると妻から「冷凍庫のイワシを何とかして」とのコメントが。それだったらテンヤタチウオに行くしかないだろう。
いつもお世話になっている小川丸のHPへ伺うと、なんとタチウオが爆釣モード。
最近、ロッドをサーベルマスターSS 91 を購入したがまだうまく使えていないような感じだったのでトレーニングがてら行ってくることにした。

船宿のHPではトップが40本と釣れ盛っている。自分としてはいろんな釣り方を試しながらロッドの調子を見てみようということで目標を20本に設定。
20本でもお家で消費するには多すぎるぐらいなんだけどね・・・
今回はテンヤで通すよ!
前回小川丸へ行った際は冒頭テンヤで全然釣れず、仕方なく天秤へ持ち替えた。

この時がサーベルマスターSS 91 MH-160 のデビュー戦であったが、全く手が合わず。苦手意識が芽生えてしまった。
今回はその苦手意識が克服できるか?がポイントだ。
予定通りの京急1便に乗って堀之内で乗り換え、京急大津駅へ。徒歩5分ほどで船宿に到着。

いつも通り最後の到着なので釣り座は勝手に指定されている。左舷前から3つ目。
今回はイワシ持参なので購入するものはない・・・と思ったがロッドキーパーを忘れていたので300円でレンタル。
さて、あとは乗船して準備を進めるだけだ。
いざ、出船!苦手克服へ!
7:15am 出船!
本日の天気は・・・曇り模様。あれ、予報では晴れだったのに・・・気温も最高気温11度と真冬モード・・・風も強くなる予報なので多少心配ではあるが、問題なく出船はできた。

7:30am 釣り開始!バリバリモードも・・・
さて、早速釣り開始。
釣り開始後すぐに周りではタチウオがあたり始める。
自分もテンヤにイワシを付けて投入。
指示棚65m からスロー (速度2) で電動巻きを入れながらバイブレーション。叩く。叩く。

ところが・・・自分のところにはなかなかアタリが来てくれない。いや、あたりのような感覚はあるのだが、なかなかフックに掛からない。
モタモタしているうちに周りはどんどん釣り上げる。焦る焦る・・・
いや、焦るな。今日の目標はなんだ。思い出せ。そう、このロッド、サーベルマスターSS 91 MH-160 を使いこなせるようになること。そうだろう?
深呼吸をして釣り方を模索する。
まずは基本のバイブレーション。私の中でバイブレーション釣法は早い周期でバンバンと叩くような使い方をするイメージなのだが、なんというか、違和感というか、ちょっと使いづらさを感じる。
なんというか、テンヤの上下の周期とロッドの叩きの周期がちぐはぐな感じというか、水中のテンヤの動きが良くイメージできない感じ。釣れる気がしない。
この釣れる気がしないというのは本当にその通り釣れないことが多い。実際にこの釣り方のときに食い上げのアタリなどがあってもうまく針掛かりしないし、アタリに気が付かずにテンヤがボロボロになっていることもある。
もともと柔らかめの汎用82ロッドを使っていたため、ちゃんとテンヤを動かすためにオーバー気味にアクションをさせる癖があり、そのせいもあってか、このロッドのアクションを生かし切れていないのだろう。
9:00am 少しずつ動かし方のコツがわかってきた
それからいろんな使い方を試してみる。その中で少しずつではあるがこのロッドに合った誘い方・リズムが見えてきた。
1つ目はDトゥイッチ。これはこのロッドですごくやりやすい。チョンと動かしてリールのハンドルを巻く。もしくは電動微速巻き。止の間にアタリが穂先に出るのでそれを掛ける。個人的にはこの釣り方が結構好きだ。
2つ目は省エネバイブレーション釣法。以前、YouTubeで見たこの釣り方。これがロッドとの相性も良さそうだった。
この2つの釣法でうまくリズム・タイミングがあってき始めると徐々に自分のところにもアタリが増えてきた。
それでも、食いが浅いのかフッキング後にばれるパターンも結構多くて難儀したが、ポツリポツリと自分のクーラボックスが埋まっていくのは心地が良い。

11:30am お祭りの度に太刀魚が釣れている・・・
それから風の強さと潮が若干2枚気味となっているのもあり、船内でお祭りが多発する。
隣の人が仕掛けを上げた際におまつりがわかると、自分の仕掛けは指示棚にある状態で、おまつりを解くのであるが、その2~3分の間、アクションもせずに放置されていたテンヤにタチウオが食いついているのである。

それも3回ともだ。
もしかすると食いが浅いときはあまりアクションをさせずに優しく誘いながら、アタリがあっても即がけせずにある程度噛みつかせたままにしておいたほうが良いのかもしれない。
それから、アクションを小さめに優しくするように心がけてみた。多少の違和感があっても合わせず、明確な食い上げや明確な引き込みが出るまではじっくりと待ってみることにした。
するとどうだろう。これまでアタリが出てガッツリ合わせで刺さりが甘いという状態が少なく、明らかにフッキング率が上がったように感じる。
このような釣り方はいままでの自分の中になかったので目から鱗が落ちた気分である。
12:00pm 置き竿で連チャン
12:00を超えると風も強く海も荒れ模様。今日は早上がりということで残り15分程度とのこと。
そこそこ釣れたし、今回の目的であるサーベルマスターの使い勝手もなんとなくわかってきたので、あとは周りの片づけをしながらゆるりとやろうか・・・なんて思い、テンヤを指示棚へ入れた後に電動微速巻きでロッドホルダーに置いて放置していたら・・・
カツカツ・・・カツカツというあたりが。

ロッドを手にもって、タチウオがテンヤに噛みついていることを確認したのちに合せを入れると・・・ガツンと乗った。
これは「深追い」釣法に近い釣り方なのではないだろうか?実はちょっと気になっている釣り方。タチウオにテンヤを噛ませた状態でじわーっと微速で巻いておき、食い込んだタイミングでガッツリと合わせに行くスタイル。柔軟な穂先を持つロッドを使うのが特徴のようだ。

ポイントはすぐに合わせないこと。うむ・・・なかなか難しそうだ・・・
さて、同様の釣り方でもう1本追加したところで、今回の釣行はフィニッシュとなった。
トータル22本。お土産としては申し分ないもののまだまだ上達の余地はありそうだ。

今回の気づきと反省
今回の釣行ではトップ40本越えというなかの22本という結果なので、まだまだ改善の余地ありという感じではあった。
ただ、サーベルマスターSS 91 MH-165の使い方もいろいろわかってきたので、今後はとにかく、Dトゥイッチと省エネバイブレーションでの動きをベースとして釣りを組み立てていこうと思う。
また、置き竿でバンバンアタリが出たように、場合によっては深追いさせるような釣り方が有効なことがあるようだ。今回のように食いが浅いな~という日は即合わせというよりもしっかりと追わせて食わせて明確なアタリで合わせを入れるように心がけたい。
本日のタックル
- ロッド(テンヤ):シマノ サーベルマスターSS テンヤ 91MH
自身初めてのタチウオテンヤ専用竿。91調子へのあこがれと使い勝手の良い長さ、あとは比較的リーズナブルという点で2025年にリニューアルしたこの竿を買ってみた。今回2回目の利用。少しずつ使い方が分かってきた気がする。
- リール(テンヤ):フォースマスター600DH (PE2号)
タチウオにはベストパートナーであった。中間速設定はタチウオに関しては不要かもしれない。今回は中間速18として、ややドラグを緩めて使っている。食い上げに対応できるようにリールは電動リールでかつすぐに操作できる機種が良さそう。 23モデルも出たみたいなのでこれから買う人はコチラがいいかも。






































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