タチウオ

東京湾の名物!タチウオ!

タチウオといえば関西圏~九州では昔からよく食べられていた家庭の魚であるが、関東ではどうもあまり食べられていなかったようだ。

とはいっても東京湾には江戸時代からいて、食べられていたという記録も残っているので東京湾的には江戸前の魚だと言っても差し支えないだろう。

タチウオは釣って良し、食べて良し。

その引きはメチャクチャ強く釣り人を楽しませてくれるし、釣りあげた脂ノリノリのタチウオは塩焼きにしても煮つけにしても炙り刺にしてもほっぺたが落っこちてしまう。

東京湾では天秤と吹き流しの仕掛けを使った「天秤タチウオ」がこれまでの釣り方であったが、2020年頃からテンヤタチウオと呼ばれるテンヤを使った釣りが関西圏から持ち込まれて、一時期大流行した。

現在は、天秤もテンヤも両方とも盛んになっており、どちらの釣り方も面白いのだが、初心者にはより確実にタチウオを仕留められる天秤をお勧めする。

型狙いであればテンヤの方が有利な印象だ。

夏場であれば水深10m程度の浅場で小型が活発にアタることもあり、手巻き竿とライトゲームロッドで気軽に楽しめ、ショート船で50本を超えるなんてこともある。

秋口から冬場であれば40m – 50m, 時には100m近い水深となることもあるので電動リールが必須となるが、サイズがデカい。120cm – 130cm サイズのドラゴンクラスもしばしばお目にかかれる。