五目釣りで癒されよう!
最近カワハギやヤリイカなどかなり厳しい釣りを経験していたので、今週こそは癒されたい!と思いいろいろ釣りものを考えていたところ、知り合いの方から
「久里浜のムツ六の五目釣りがアマダイにカイワリにイナダにとアツいのでどう?」
とお誘いをいただいた。
確かに釣果情報のページを見てみるとクーラーボックス一杯に多彩なお魚たちが!
特にアマダイは是非とも今年釣ってみたいと考えていた釣りものであったので是非ともチャレンジしてみたいということで五目釣りに決定。
初アマダイで癒されよう~と考えていたのだが甘かった・・・
仕掛けはイサキ仕掛けとアマダイ仕掛けを準備
ムツ六の五目釣りについてはHPに以下の仕掛けを使うと記載がある。
「ライト五目船・仕掛け&料金」
・PEライン2号厳守
・小型天秤・ビシFL60号・クッションゴム1.5mm/30cm
・仕掛け・ハリス3~4号・4m&6m2種類・チヌ針5号2本針
・オモリ60号&アマダイ仕掛けもご用意ください。
(仕掛けは船内で販売しています)
FL60号についてはサニーカゴと60号のオモリが手元にあるので問題ないが、「ハリス3~4号・4m&6m2種類・チヌ針5号2本針」を探す必要がある。
早速、釣具屋にいっていろんな仕掛けを見ているがなかなかいい仕掛けがない・・・最悪船内でも仕掛け買えるし良いかな?と思っていたところ、イサキ・タイ向けの仕掛けを発見。
ハリスは4号で2本バリ。針も金チヌ針の4号だからまぁ大丈夫だろう。
長さは6mとちょっと長いが4mが必要になれば2m詰めれば問題ないのでこれで行くことに。
ついでにアマダイ仕掛けも購入。アマダイは初めてだったけどとりあえずこの仕掛けしかなかったのでこれにした。
いざ実釣!
5:30am集合
ムツ六はこの時期 7:00am 出船であるが、集合時間は5:30am である。
まぁ、釣り座がどこでもよければ 6:00am 頃についても問題ないがどちらにしろ電車釣行では厳しい。
今回はカーシェアリングを使っての釣行。何気に前泊でない車釣行は初めてである。
渋滞しても良いように 6:00am を目指して余裕を見て車を走らせたのだが、明け方だったせいか交通量も少なく、5:40am には到着してしまった・・・
丁度、冬至の時期であり、まだ真っ暗である。
釣り座の確保と受付を済ませて同行者を待ちながら釣りの準備をする。
しかし寒いな~
7:00am 出船
7:00am ちょっと前。岸壁から船が離れる。
「最初は五目釣り(コマセ釣り)から。10分ほど走ります。」
とアナウンスがある。
久里浜沖は昨晩の強風の影響かかなりウネリが残っている。風の強さもまだ収まらずにかなり釣りづらそうな感じだ。配られたオキアミを解凍しながら投入合図を待つ。
程なくして投入の合図。棚は海面から40m ~ 35m。仕掛けは4mということだったので2m詰めて使用。
開始早々ギュンギュンというアタリがある。これはイナダだな~
電動でガンガン巻いてきていたが隣とオマツリ。魚はサヨナラ。
うむ・・・幸先が悪い・・・
8:00am ようやく1本もサバフグの嵐・・・
最初の魚を逃してから何だか調子がわるい・・・
それでも気を確かに持って正確に棚取りをしてからコマセを撒く・・・
しばらくの後に強いアタリが!
オマツリしないようにガンガン巻いてきて・・・あれ?イナダにしてはちょっとデカいな?抜き上げるのが難しそうだ・・・とタモ入れしたのは 55cm のイナワラサイズ!
このサイズは1本あればおかずには困らないからとりあえずホッと一息。
それからも周りの船でもイナダがポツポツと上がっている。
さて、もう一本と気合を入れてやっていると・・・クン!というアタリが。一気に合わせると・・・おおお!青物じゃない引きだ!ガンガン暴れてるぞ?何だろう・・・と上げてみると。お前か・・・
デカいサバフグ。
この日は本当にサバフグが多かった。これ以降、ハリスが切られるは、切られてはサバフグが掛かるわでサバフグの嵐。
サバフグが掛かるのは仕掛けのステイの時間が長いからと船長からアドバイスをいただき、ウィリーシャクリのように小刻みにシャクリ誘いをやってみることに。
すると・・・ガツガツ!とアタッてきた。これは?と思い上げてくると・・・
またサバフグ・・・
同じような誘いを続けてみると・・・
またサバフグ。
数えていないけどサバフグだけで6~7本釣ったんじゃないか?こんなんじゃ仕掛けが持たないよ・・・
10:30am アマダイへ移動
サバフグの猛攻につかれた10:30am頃。船長よりアマダイに移動するというアナウンスが。
前半戦ではイナワラ1本と小さいカワハギ1枚しか釣れてないよ・・・
サニーカゴを外し仕掛けを2.2mのアマダイ仕掛けに交換する。
アマダイ釣り自体は私は初めて。
釣り方の基本としてはYouTubeで学んできたが、とりあえず着底後に底をトントンとした後に50cm ~ 1m ぐらい上げてステイ。必要に応じてゆっくりと誘い上げる。とりあえずこの基本に忠実に釣っていきたいと思う。
釣り場は剣崎沖。水深は 70m ~ 100m ぐらいだっただろうか?
釣り開始後すぐに仕掛けに違和感があったので上げてみると・・・オキアミがない!
ああ、なんてオキアミは弱いのか?
すぐに外れてしまう。これだったら「エビシャキ」か「アミノリキッド」を持ってきて〆ればよかったぜ・・・
12:00am ようやくアタリが・・・
ずーっとオキアミが無くなって帰ってくるだけであったが、ようやくアタリらしいアタリがあった。
軽く合わせてあげてくると・・・またお前か!サバフグ!
本当にサバフグが多い。マジでどうしてしまったの?というぐらいサバフグ。もうサバフグをさばく免許を持ちたいと思えるくらいサバフグだらけ。
サバフグの猛攻を超えてしばらくするとパッタリアタリが無くなる。つけていたオキアミも頭だけ取れて戻ってくることが多くなった。
いよいよ魚がいなくなったか?と思っていた時。
ガツガツ!というアタリが・・・これはアマダイか?
焦る気持ちを抑えてアワセてから慎重に巻き上げてくると・・・今度はサバだ!
本命のアマダイではなくちょっとがっかりだったが、サバはまぁ食べても美味しいからいいか!とちょっとだけ嬉しかった。
14:30am 沖上がり
それからチビサバを入れて2匹ほどサバを追加したところで、納竿時間となった。
結局、イナワラ1匹、カワハギ1匹、サバ2匹というかなり辛い結果に。
同行者の方はというと、イナダ2匹、アマダイ4匹、その他多数という中々の顔触れであったので、いかに自分の釣りがダメかを思い知らされた・・・
なお、同行者の方はカワハギ釣りをしない人であったので、カワハギ1匹とアマダイ1匹を交換してくれることになった。ありがとう!
五目釣りは渋くも食卓は満足
結局、釣果は振るわなかったものの、55cmのイナワラが1本あれば、食卓という意味では困ることはない。
夫婦2人の食卓であればもう今週前半はイナワラを楽しめるというものだ。
とりあえず、お刺身、しゃぶしゃぶで楽しむ。
サバはというと当然・・・〆サバでしょう!
交換していただいたアマダイも美味しく頂きました!
本日のタックル
- ロッド:シマノ ライトゲームSS Type82 H185
仕掛けの操作が必要なアマダイにはピッタリであった。また、五目釣りにおいてもビシの操作がしやすくてとても使い勝手が良かった。シャクったり誘う釣りを展開するときにはこの竿は本当に便利。
- リール:シマノ フォースマスター600DH
中間速アップデートで格段に使いやすくなった。今回は中間速を[13]にセットして使用した。タッチドライブもかなり慣れてきたな。タッチドライブの感度はクイックがやはり自分には合っていると感じる。
- 道糸:PE2号