夏タチシーズン到来!
梅雨も明けて本格的な夏が始まった。
連日の30℃越えは正直しんどいものの、夏にうってつけのターゲットを狙いたくなる。
そう、タチウオである。
昨年はテンヤタチウオがブームとなり、自分も1回チャレンジしたが、ドラゴンサイズがバンバン釣れてとても楽しい思い出であったが、最近はテンヤタチウオも下火になってきたようだ。
今年は2年ぶりのテンビンタチウオにチャレンジしようと計画。
丁度、会社の知り合いの方もテンビンタチウオしたいということであったので、折角なので2人で夏タチウオを満喫しに行くことに。
タチウオであったら近場の羽田から行くのがいいかな?と思っていたが、同行者が八景の方が近くて便利だということで金沢八景にした。
同行者曰く、「忠彦丸の安田船長のレクチャーは凄いからオススメ!」とのことだったので、久しぶりのタチウオでも安心して釣れそうだ。
京急1便で忠彦丸へ!
金沢八景で釣りをするときはほとんど一之瀬丸を使ってきた。
一之瀬丸は金沢八景駅から徒歩5分程度とかなり近く便利だから結構お世話になっている。
今回は初めて忠彦丸に乗船するのだが、この忠彦丸は金沢漁港という金沢八景駅から少し離れたところにある船宿だ。
そのため、金沢八景駅まで送迎してくれるシステムがある。実にありがたい。駅に到着した後に電話をすればOKだ。
今回は京急1便を使ったので金沢八景駅に 6:25am に到着し、そこから電話をして送迎をお願いした。
送迎の車でおよそ10分。金沢漁港に到着。
受付ではスタッフの方が座席札を取ってくれて、そのまま券売機で船代を支払う。
その後、渡された乗船券に住所氏名を記入すればOKだ。
受付はかなり綺麗で好感が持てる。さすがに人気の船宿だ。
受付が終わると早速目の前の桟橋から船に乗船する。楽しみだ!
いざ出船!レクチャーもバッチリよ!
7:20am レクチャー開始
出船時間前になると安田船長が乗船客を集めてタチウオ釣りのレクチャーをしてくれる。
このレクチャーがめちゃくちゃ分かりやすくて、初心者の人でも安心して釣りができるなと感じた。
私も2年振りのブランクを埋めるために必死でレクチャーを聞く。
レクチャーが終わるといよいよ出船だ!
7:30am 出船。向かうは富津沖。
出船して向かうは富津沖。
今回はかなり浅い棚で指2本~3本の夏タチサイズを狙うようだ。
30分ほど走って富津沖に到着。
沢山の船が集まり船団ができている。
いよいよ釣り開始だ。
事前情報では走水近くで 40m ~ 50m の棚で 40号 ~ 60号のオモリを使って釣りをすると聞いていたので、念のため電動リールを持ってきていたが、富津沖では水深15mでオモリはなんと15号を使うとのことだった。
これだったら手巻き持ってきたのになーと思いながらバッテリーとケーブルを仕舞い、通電なしの電動リールで釣りをすることにした。
レクチャー通り、指示棚をしっかりと守って、上から15mのマークが海面についたところで誘い開始!
最初は小刻みな誘い (15cm シャクリ) をしていたのだが、大きな誘い (50cmシャクリ) をしている同行者の方にアタリが連発していたので、真似をして大きなシャクリにしてみるとガツガツアタリが来るようになった。
釣れてる人の真似・・・これマジ大事。
ところが、アタリは来るのだが食い込まない。
食い込まない。
誘い続ける。
食い込まない。
エサだけ食われてる・・・
かなりもどかしい時間が過ぎていく。
そこで、アタリが出るまで大きなシャクリをやり、アタリが出たところでシャクリ幅を小さく、シャクリ間隔を短くしてみると・・・おお!喰った!
久しぶりのタチウオのアタリと引き!
思い出すわ~楽しい奴だわこれ~
そんな感じでポツポツとタチウオを上げていく。
ちょっと移動。水深は・・・8m??
水深15mのポイントでポツポツとタチウオを上げていき、早くもツ抜けを達成したころ。
ちょっと移動した。
船長のアナウンスでは棚は8m~水面。
え?8m?すぐに誘い終わっちゃうよ!
そう思いながら先ほどと同様に大きめのシャクリで誘い上げてくる。
6m・・・5m・・・お、アタリだ!でもまだ食い込まない・・・
4m・・・3m・・・まだついてきている感じがする・・・
2m・・・1m・・・オモリが水面に出るよ・・・とこの瞬間にグン!と引き込んだ!
合わせしろがほとんどない状況だけど何とか針掛かりしてくれてゲット!
この後も、水面までついてきて水面付近でフッキングすることが続く。
ひどい時には、水面からオモリが完全に出ているのにも、まだアタリは続いており、回収しようと錘を引き上げた瞬間にグーンと引き込むこともあった。
さすがに合わせしろがなさ過ぎて何本かはバラしてしまったけど、それでもほぼ入れ食いのような形でアタリが出てくれる。
これはメチャクチャ楽しい!
12:30pm ショート船なのに早上がり
それからも 6m ~ 8m の水深のところでネクタイサイズ~指3本サイズのタチウオがガンガン釣れる状況に。
無心で釣り続けているとどんどんクーラーボックスが満タンになってくる。
最終的には船長の判断で予定よりもちょっと早い 12:30pm に沖上がりとなった。
釣果としては・・・
ショート船としては驚きの52本
こんなにタチウオ釣ったことないよ・・・
後半の方は小さいのはリリースしていたのでお持ち帰りは30本ぐらいだが、それでもかなりの量だ。
夏タチは小型ながらも食味GOOD!
小型の夏タチウオであるが、刺身に炙り刺、梅肉天ぷらとビールにメチャクチャ合ってくれる。
真夏の暑い釣りから帰った後に、シャワーを浴びて、冷房の効いた部屋で飲むビールとタチウオ・・・
控えめに言っても最高だ!
これだから釣りは止められんね~
本日のタックル
- ロッド:シマノ ライトゲームSS 82 H175
タチウオ釣りなので操作性の良い82を選択したが15号オモリと聞いた時はどうかな?と思った。実際に使ってみると15号オモリでも操作性は抜群でタチウオ釣りにはこいつが良いなと感じている。エクストリームガングリップも良いよ!
- リール:シマノ フォースマスター600DH
超浅場だったので電源を入れずに使用。この深さなら手巻きで良かった・・・
- 道糸・仕掛け
道糸はPE2号。仕掛けはタチウオ針の 1/0 ハリス7号を使用。船長レクチャーでは6号ハリスでパイプ無しが良いとのことであったが、この活性の中では 2/0 ハリス7号パイプ付きでも十分食ってきた。