玄界灘やべ~!初イカメタルで56杯!?

初イカメタルチャレンジへ!

実家の福岡でイカメタルでのケンサキイカ(マルイカ)釣りにチャレンジしようと準備を開始したのが2020年のこと。

福岡帰省釣行リサーチ。イカメタル面白そう!
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意気揚々と福岡に帰省したものの台風接近で出船せずに諦めることに・・・

続く2021年も同様にシケで出船せず・・・

2年越しのチャレンジとなる2022年(今回)ようやく出船できることになった。

2年前に購入したスッテやエギに加えて、今回はイカメタル専用ロッドを購入して臨んだ。

ゆひな丸を予約

博多から出船する時は、これまで海皇丸を利用していたのだが、残念ながらその日は都合により出船しないとのことであったので、西公園・かもめ広場周辺から出船する「ゆひな丸」を予約。

この船は福岡では結構有名な遊漁船で昨年秋に落とし込み釣りを企画した際に予約をした船宿であるが、その際もシケで出船できなかったため、この船宿を使うのも今回が初めてである。

電話で予約をお願いした際に名前も電話番号も聞かれなかったので、予約されているか少々不安になったが、前日に出船確認の電話を入れた際には、「明日出ますよ~17:30集合です~」と言われて安心をした。

当日は早めに到着!情報収集!

集合時間は5:30pm であったが初めての船宿ということもあり、念には念をと早めに家を出たら意外と道が空いていて、4:00pm 過ぎには船着き場に到着してしまった。

 

車を船の前に止めて準備をしながら待っていると徐々に常連さんらしき人達が集まってきたので、ご挨拶と情報収集をしてみると。

① 釣れる時は100杯を超えるが最近は調子が悪い

② 調子が悪くても30杯は行く (驚き!)

③ 開始直後はほとんど釣れないことが多く、9:00pm を過ぎたぐらいから釣れ始めるパターンが多い

④ メタルスッテを使う人よりも胴付きを使う人の方が多い

⑤ メタルスッテを使う人でも電動リールを使う人が多い

なるほど。事前に調べてきた情報や想定と結構違うな。The フィッシングなんかではみんな手巻きメタルスッテを使っていたのだが、水深は大丈夫だろうか・・・一抹の不安がよぎる・・・

初イカメタルチャレンジ!出船!

5:30pm 出船・・・もエンジントラブル?

5:30pm の出船時間になり乗客はキャビンもしくは艫へと移動となる。

出船直前に船長が、「昨日はかなり調子が悪かった。イカ釣り漁船も今日は出てないみたいなのであまり期待しない方が良い。」的なことを常連さんと会話していたのでかなりのどんよりムード。

まぁ、それでも10杯ぐらいは釣れるでしょう?と気を取り直す。

5:30pm の定刻に港から船が離れる

ところが、しばらくたっても、なかなか走りださない・・・船長がなにやらケータイで話している。

しばらくの後に港に戻ったかと思うと、技術者らしき人が乗り込んできてエンジンルームへ。どうやらエンジンの調子が悪いようである。

30分の後に船は再度出航!

常連さんによると日没するまではほとんど釣れないとのことなので、出港時のタイムロスはほとんど気にしなくて良いようである。

目指す先は玄海島沖。およそ1時間の航程である。

7:20pm 釣り開始!いきなりヒット!?

7:00pm を過ぎたあたりにポイントとなる玄海島沖に到着。

それから船長さんがパラシュートアンカーを入れたりと釣りの準備を開始する。早く釣りたい欲でソワソワしてしまうが準備に時間がかかるみたいなのでじっくりと待つ。

船長の合図があったら乗客は自分の釣り座へと向かう。釣り座についてはメタルスッテを使うか胴付きを使うか、団体か否かによって釣り座を割り振るシステムのようだ。今回は右舷ミヨシ席となった。

早速準備を開始するが、常連さんはこの時間帯はあまり釣れないことを知っているので、みんなのんびりと釣りの準備をしている。

私はというと・・・非常にせっかちなものなので、とっとと準備を済ませる。

7:20pm 第1投。

水深は40m程で潮の流れはあまりないとのことなので、まずは、25号の赤緑のメタルスッテに2.5号の赤白の浮きスッテという定番カラーでスタートしてみる。

 

この時間帯はイカは底にいることがほとんどなので、着底をさせてから軽くシャクる・・・そのあとにステイをしながら穂先を凝視すると・・・グッと穂先が押し込まれたように見えた。

あれ?っとおもって合わせてみると・・・

ズドンという重みが!おお!いきなりヒット!!!

慎重に上げてくると・・・

いきなり初イカゲット!!!!

すごい!すごいぞ玄界灘!!

この調子でガンガン行こうぜと、次々に投入するもさすがに連チャンはあまりしない。

それでも、ネチネチと底周辺を誘いながら、たまに巻き落としをしてみると・・・ガツン!と先ほどよりも大きなアタリが・・・・

じっくり巻いてくるとさらにガツン!という重みがのしかかり、リールがなかなか巻けなくなってくる!!なんだこれは?

慎重に上げてくると・・・おお!いいサイズダブル!!!

これはヤバい。こんな調子でイカが釣れるなんてのは思ってもみなかった。

玄界灘はパラダイスだぜ!!!

9:00pm ペースが落ちない!!!

開始から同じぐらいのペースでポツポツとケンサキイカが釣れ上がってくれる。

途中、潮が流れて来たのかお隣さんとオマツリをしてしまったのをきっかけに浮きスッテを赤白から赤緑に変更をしてみたが、スッテの色なんてどれでもいいんじゃない?ってぐらいに釣れてくれる。

ずーっと底付近でアタリ続けるが、ちょっとアタリが少なくなったかな?と思った時は、思い切ってそこから5mづつ上げて誘ってみる。

すると・・・33mでズドンとアタッたり、28mでズドンとアタッたりと徐々に棚が浮いてきたように感じる。

ただ、浮いた棚はなんとなく小型が多いような気がする。小型といっても十分お刺身になるサイズだけどね・・・

あれよあれよと桶がいっぱいとなったので、とりあえず締めてクーラーボックスへ入れることに。

冷キントレーのような気の利いたものは持っていないので、イカ用の袋にイカを詰め込んでクーラーボックスへと収納。この段階で35杯。これはすごい数になりそうだ。

0:00am 沖揚がり!

それからも徐々に棚が浅くなりながらも釣れ続いてくれ、途中飽きて休憩をはさみつつ、釣りを続けていくと、またどんどん桶にイカが溜まっていく。

仕掛けもずーっと同じまま釣れ続いてくれるのでよほど活性が高い日に当たったのだろうか?

桶にたまれば締めてクーラーへ!

そんな感じで沖揚がりの0:00am頃まで釣りを続ける。

正直、途中飽き気味になってしまうほどであったが、とりあえず納竿時間まで頑張って釣り続け、最終的には56杯という大漁のイカをゲットすることが出来た。

感覚的には東京湾のLTアジぐらいのお手軽さでケンサキイカが釣れていた。

本当に最高の一晩でした

また来たいね!イカメタル!!

初イカメタルの感想と備忘録

釣ったケンサキイカは翌日早々に解体。刺身でも煮つけでも天ぷらでも最高の旨さであった。

次回もまた来ようとちょっとした気づきというか備忘録を残そうと思う。

① ヤリイカ・スルメイカ以上に潮や墨を吹かれる。服装はびしょびしょ&墨まみれを覚悟したものにすべきである。

② 常連さんは100均のプラ篭を改造した入れ物を準備している人が多かった。袋に入れる手間がなくて楽そう。

③ 桶のイカが潮や墨を吹いて他人にご迷惑となる。何度かお隣さんの持ち物を汚してしまいました。本当にすいません。

④ ペットボトル氷ではなく砕氷を船宿からもらう場合は水抜きの栓を開けておかないとクーラー内部が水でびちゃびちゃになる。

⑤ イカメタルリーダーは市販の安いもので十分。ほとんどなくなることはない。

次回イカメタルに行く際はここら辺を注意しようと思いました。

 

使用タックル

  • ロッド:ダイワ エメラルダス X IM 65LB-S
    せっかくイカメタルをやるんだから、とりあえず安い専用ロッドをと思い購入。当初はタイラバロッドを使う予定であったが、ティップが光を反射する素材になっているのは本当に便利。アタリが非常によくわかる。買ってよかった。値段も1万円ちょっとと大変リーズナブル
  • リール:19 炎月CT 150HG
    タイラバではカウンター付でありフォールレバーのついているリールが個人的には使いやすいと感じている。カウンターについては無くてもいいかな?一応イカメタルにも使えるように買ったリール

 

 

コメント

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