テンヤタチウオXデー!
たまたま妻と娘が病院で検査入院することとなってしまい、ひとりさみしく平日を過ごすのもどうかな?と思っていた矢先、テンヤタチウオが好調というニュースを耳にする。
走水周辺の船宿の情報によると走水近辺で急にタチウオの活性が上がり、これまで激渋で知られていた東京湾テンヤタチウオでトップ50本を超える釣果が出ていた。
これはこのチャンスに乗らなくては!と久しぶりのテンヤタチウオ釣りに向かうことに。 近年はかなり難しい釣りとなってしまっているようで、流行った当初のようなただ巻きなんて釣り方では全然太刀打ちできず、「ノンストップバイブレーション釣法」などのテクニックを駆使する必要があるようだ。
とりあえず、善は急げと京急大津から徒歩数分と電車釣行にピッタリの船宿である小川丸よりショートタチウオで予約を入れる。
テンヤタチウオの釣り方おさらい
最近の東京湾でのテンヤタチウオはノンストップバイブレーション釣法やDトゥイッチ釣法といった釣り方を駆使しながら攻める。
まずは復習だ!とYouTubeで動画を見ながらイメージを膨らませる。
2020年にテンヤタチウオが東京湾で流行した頃に比べると釣り方がかなり変わってきているので、参考にする動画はなるべく新しいものが良い。
さて、イメージは膨らんだ!あとは釣るだけだ!!
いざ!目指せタチウオ10本!
6:50am 船宿到着!
京急1便で堀之内駅まで行き、そこで浦賀方面に対面乗り換え。京急大津駅到着は 6:39am である。 平日ということもあって同じ電車で京急大津で降りるお客はゼロ・・・足早に船宿に向かう。
駅から徒歩数分程度のかなり近い距離なのである程度荷物が多くても大丈夫だ。
受付を済ませた後に餌となるイワシを購入する。
小川丸の場合、テンヤでも天秤でもどちらでも釣りが可能であり途中でのスイッチも可能というかなり柔軟な船宿である。
基本は天秤なので天秤用の餌は船に積んであるが、イワシは出船前に購入する必要がある。 そのため、必要量のイワシを購入し、万が一船でイワシが不足した場合はテンヤから天秤に切り替えて対応するのが良さそうだ。
今回はテンヤ一本で通したいので30匹のイワシを購入。 ショート船であればかなりの高活性でない限り30匹あれば十分だ。
ついでにイワシがテンヤからズレないようにするストッパーも小川丸オリジナルのものがあるので、オススメされて購入。700円とちょっと根が張るが、まぁ、お守り程度に持っておこう。
7:15am いざ出船!
7:15am の定刻に船は出船する。釣り場は目と鼻の先。10分もあれば到着する場所である。
釣り場から近い船宿を選ぶと実釣時間が長くなるのでありがたい。
出船中に急いで準備を進め、開始の合図とともに投入できるようにする。
いよいよ投入の合図だ。今回は「ノンストップバイブレーション」を中心に誘いを入れてみる。 周りには早速大船団が出来ている。これは期待できるか??
指示棚は55mから上。55mまでテンヤを落としてから電動リールの速度を「3」にしてバイブレーションを入れる。
ときおり、ピタっと止めてみて穂先を見つめアタリを見る。
ノンストップバイブレーション釣法の場合、基本は手感度メインとなるが、どうしても目感度が欲しくなってしまうので、食わせの間という意味も込めてピタっと止める。
そんな感じで指示棚55mから45mぐらいまで誘ったときに「フワッ」と穂先が戻る。
すかさず合わせを入れるが・・・残念乗らなかった。 間髪入れずその場でシェイクシェイク!!!
それからピタっと再度穂先を見ると、「フワッ」と再度アタリ。次こそはとガッツリ合わせると・・・乗った!!!と思いきや軽くなる。
バレてしまった。 なかなかむずいぞ!テンヤタチウオ!
8:00am 何本かGET!も悲劇が・・・
そんな感じでアタリはするけど乗らなかったりバレたりで紋々としていたが、再度、「フワッ」という食い上げのアタリがあったので今度は思いっきり合わせた!
今度はガッツリ乗ってくれたみたいで何とか1本目ゲット!
サイズとしては指4本。良いサイズである。
そんな感じで電撃アワセをくりかえし、2~3本取った時だろうか・・・ アワセた瞬間・・・「シャキッッッッ」とすんごく新鮮なレタスを一気に噛み千切ったかのような爽快な音が鳴り響く・・・ おい・・・あれ・・・おい・・・
あまりの負荷に耐え切れなかったのだろうか・・・シマノ ライトゲームSS H-170 がお亡くなりになってしまった・・・ まぁ、保険あるから何とかなるけど・・・
仕方ないので予備に持ってきていた「ダイワ タコエギX M-180」にチェンジ。さすがにタコの竿であればバットパワーは申し分ないはず。
11:00am 前半好調も後半はポチポチ・・・
ピンチヒッターのエギタコXはエギタコ専用竿であるが82調子というのもあってテンヤタチウオに比較的向いていると感じられた。
これだったら最初からこちらの竿を使っておけば良かった・・・
エギタコXにしてからもガンガン当たるアタリに対して積極的に掛けて行きながら6本のタチウオをゲット。
そうしたところで反応も薄くなってしまい船団も解散状態となってしまった。
ここからがなかなか難しい時間だ。
そんな状態でもノンストップバイブレーションを頑張って続ける。これまでは、バイブレーション⇒止めてアタリを見るの繰り返しであったが、あまりアタリが出てくれなかったり、出たとしてもなかなか掛かってくれなかったりと悶絶の時間を過ごす。 アワセが弱すぎるのか遅すぎるのか・・・はたまた早すぎるのか・・・餌が大きすぎるのか・・・いろいろ考えられることはあるが、テンヤタチウオ2回目ということでまったく引き出しがなく、とりあえずバイブレーションをしながら違和感があったら合わせるというのを続ける・・・
バイブレーション中にフワッと軽くなるときがあって、これが船の揺れなのかタチウオのアタリなのかが難しくわかりづらかったが、何度かはその際のアワセでガッツリ掛かってくれたので、アワセのタイミングとしてはバイブレーションからの電撃アワセが良さそうである。
試行錯誤しながらドラゴンサイズ含めて3本を追加。 沖揚がりの1:00pmにはトータル10本のタチウオをゲットして終了となった。 夏のネクタイサイズと異なり、どれも指4本前後なのでサイズとしては申し分なく、電車釣行なので25Lクーラーで行ったがこれ以上釣れても中々クーラーに入りきれなさそうなので、満足いく釣果であったと言える。
本日のタックル
- ロッド1:ライトゲームSS Type82 H-175
ロッドとしてはテンヤも動かしやすくアタリも取りやすく丁度良かった印象。特にXシートエクストリームガングリップが相性抜群。ガツンと合わせやすかったが、合わせた結果バットがからボッキリ。もっと強い奴が良いかも・・・
- ロッド2:ダイワ エギタコX M-180
東京湾のエギタコ用に購入したが82調子だしバットパワーも強いのでテンヤタチウオにも十分利用可能!次回からはこいつをメインで使いたい。
- リール:フォースマスター600DH
テンヤタチウオにはベストパートナーであった。中間速設定はタチウオに関しては不要かもしれない。私は中間速20+感度クイックで丁度よかった。食い上げに対応できるようにリールは電動リールでかつすぐに操作できる機種が良さそう。ダイワのJOGダイヤル付きのやつも使いやすそうかな?
- テンヤ
船宿指定の50号を使用。カラーは安定のゼブラ。イワシカラーでもアタリは良かったがグローは未使用。
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