毎年恒例!天ぷらの種!
毎年年末の釣り納めにはシロギスを釣りに行くことが恒例となりつつある。
年末30日に釣りに出かけて翌大晦日のそばと共にシロギスの天ぷらを食べて年を越そうというわけだ。
この真冬にシロギス?と思う方も多いかもしれないが、実はこの時期のシロギスは脂のノリが良く、良いサイズが釣れると大変美味な刺身をいただけるのだ。
船宿は本牧の長崎屋
私がシロギスを釣りに行く場合は、本牧の長崎屋、金沢漁港の進丸、金沢八景の荒川屋、川崎のつり幸の主に4宿から出船する。
今回は一緒に釣行する友人のアクセスを考えて本牧の長崎屋を選択。
この船宿は7:30までに船宿で受付をすればOKで出船時間は8:00。沖揚がりは13:30頃とショートで楽しめる。
京浜東北線の石川町駅に6:45頃に到着する電車に乗り込み、そこから元町バス停まで徒歩。6:55頃に出発する本牧車庫行きのバスにのればおよそ15分で船宿の最寄りバス停である本牧元町に到着だ。
当日は12月末であったが小春日和を思わせるような陽気。非常に釣り日和となった。
いざ出船!目指せ20匹!
8:00am 出船!
予定通りの時刻に船宿で受付を済ませると、7:30頃に船宿の車で船着き場まで送ってくれる。
船着き場に到着した時には既にシロギス船は満船状態。事前予約時にお願いした2人並びの席へ着席し、準備を開始するとすぐに出船時刻となる。
今回のポイントは中の瀬。出船からおよそ20分で到着となる。
8:20am 釣り開始!
さて、ポイント到着。
今回は1日を通して胴付き1本バリ仕掛けで粘ろうと決意。あまり他の仕掛けに浮気すると釣果が芳しくないからね・・・
ハリスはガマカツのキスショット9号。いわゆる、赤色袖針系のキス針を利用する。
最近のキスはサイズが小さいようなので、イソメをいつもよりは短めにセットする。たらしは2cmぐらい。
釣り開始の合図があると軽くキャストをして底を取り、軽く誘いを入れてからゼロテンで待つ。
この時期のキスは活性が悪いことが多いので明確なアタリが穂先にでることは少ない。
モタレるようなアタリを正確にとらえて合わせていかないといけない・・・が、これが非常に難しい・・・というか私が使っている100%グラスロッドでは感度が悪くてかなり難しい気がする。
そうはいっても、何とか誘いでアタリを出して、掛けていく。
サイズはやはり12cm程度の小さなキスが多い。たまーにポツリポツリと天ぷらサイズの中型が釣れてくれる程度だ。
10:00am ポツリポツリと・・・
それからは、もう、ポツリポツリとという表現でしか表せられないぐらいの頻度でシロギスが上がってくる。
ただ、サイズはほとんどがおチビちゃん。
こういう日は、もっと軽くて感度の良いカーボンロッドの方が良いのだろうか?
丁度、友人が、ダイワのアナリスターキスSを使っていたのでちょっとだけ使わせてもらったが、かなり軽くて使い勝手は良かった。
せっかくだから胴付き用にH調子の硬めのシロギス竿を購入しちゃおうかしら・・・
12:00pm 針の効果!
12:00を過ぎるとアタリがぱったりと無くなってきた。
色んな誘いを試してみるも中々釣果に結びつかない・・・今日はこれで仕舞いか?と思いながら、ふと、ポツリポツリと釣れている隣の人の仕掛けを見てみると、金色の流線針を使っているではないか?
まさか、針で変わるか??と思いながら、以前、羽田のかみやでLTアジをやっていた際、自分だけシルバー針を使っていて全く釣れず、金針に変えた瞬間に入れ食いになるという経験をしたことを思い出す。
物は試しと、流線形の金針に交換してみると・・・
なんと、アタリが復活!急に活発にアタるようになってきた!
こんなことあるんだね・・・と思いながら数を追加していく。
この調子だとかなり行くか?と思った矢先、沖揚がりの時間となってしまった。
まとめと感想
結果は32匹と、まぁ、自宅で消費する分には満足の量だ。
ただし、トップのベテランさんは120匹以上釣っていたので、まだまだ研鑽の余地はありそうですね。
今回の釣行ではグラスロッドの限界と針の効果についていろいろ知見が溜まったように思える。
個人的にはグラスロッドの釣り味は最高なんだけど、それでも、やっぱり重いというのが難点。そろそろ軽いロッド買おうかな?
本日のタックル
- ロッド:サクラ NEWキャスト櫻黒潮 160
胴突き仕掛けでの釣りには少し柔らかいがシロギスの子気味良いアタリを引きを楽しむのならこれぐらいの柔らかさも悪くない。ただ、グラス100%なので最近ちょっと重さを感じる・・・もう少し使い倒してみてロッドを新しくするか考えよう。
- リール:シマノ アルテグラ C3000HG
小物釣りには必要十分な性能。SLJぐらいでも使えるので、とりあえずの1台にはベスト。シロギスにはやや重い。
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