日時:2025年1月18日 (土)
天気:晴れ
気温:0.8℃ ~ 9.7℃
潮汐:満潮7:47 – 干潮13:31
釣果:タチウオ14匹
久しぶりにテンビンタチウオでも?
年が明けてから早くも3週間が経とうとしているが、未だ釣り初めをしていない状況。
本来はもう少し早く釣り初めを実施するはずであったが、仕事の関係であったり、家族の体調の兼ね合いであったりで、伸びに伸びて 1/18 となってしまった。
ようやくの釣り初めであるので、せっかくなら釣れている釣りをしたいところ。年明けからは観音崎沖でのタチウオが調子が良いようで、トップ20本~30本が毎日続く盛況である。
直前に多少落ち着いてしまったものの、まだまだ釣れるはず。
ということでタチウオ釣りに決定。
いつもはテンヤタチウオ一本で行くのだけども、どうも釣果情報を見ているとテンヤよりもテンビンの方が釣れているようだ。
最近テンビンタチウオに苦手意識が芽生えているので、すこしトレーニングがてら、テンビンタチウオをやろうかな?
小川丸では途中で天秤からテンヤにスイッチできるので、朝イチにテンビンをしてお土産に数本取ってからテンヤにスイッチ、あとは周りの状況を見ながら柔軟に対応していこうと思う。
テンビン仕掛けは逆テーパー?中山丸を参考に!
テンビンをするのであればやはり仕掛けにこだわりたい。
色々調べてみると最近は逆テーパー仕掛けを使う人が増えているようだ。
タチウオ釣りで有名な川崎中山丸のHPには、
釣り方は難しいことは教えていませんので、ここ数日は腕の差よりも仕掛けの差が大きく出ています。
逆テーパー仕掛けをお勧めしていますが結び方、使用する針、ハリスを間違ってしまうと上手く機能しませんので自信の無いお客様は先ずは船宿オリジナルを参考にしてみて下さい・・・
等と記載がある。
いろいろ Google 検索をするとこの逆テーパー仕掛けについて詳しく解説している「マヒマヒくん」のブログを発見した。基本はこのブログを先生として、指示通りの針を使って仕掛けを作ってみることにした。
仕掛けは元側がフロロカーボン4号、針側がナイロン40lb (約10号 ~ 12号) である。
ナイロンラインはあまり餌釣り用のハリスとしては発売されていないので、ルアーフィッシングで使っていたサンヨーナイロンアプロードソルトマックスというリーダーを利用した。個人的には大信頼しているナイロンラインである。
準備は整った!いざ出船!
6:45am 船宿到着
いつもの京急1便にのって堀之内乗り換えで京急大津へ!
京急大津から徒歩5分程度で到着するので非常に駅チカの船宿であるが、タチウオ釣りでは大型クーラーを持って行く人が多いためか、電車で釣行する人は少ないようだ・・・
さて、今回も最後の到着。釣り座は右舷のミヨシから2番目だ。
船宿でイワシ20匹を購入して船に向かう。準備をし終えたらすぐに出船となる。
7:15am 出船!風がちょっと強い!
定刻の7:15am に出船。釣り場は観音崎沖のポイントである。
15分ほどでポイントに到着。多少波が高いが釣りにならないわけではない。ただ、寒い。メチャクチャ寒い・・・
今回は電動リール (フォースマスター600DH) とリーディングLG 82H を合わせたテンヤタックルと、オシアコンクエスト200HGとライトゲームXR 73MH を使ったテンビン手巻きタックルの2種類を準備。
まずは手巻きテンビンからスタート。錘は60号。指示棚は50m前後だ。
手巻きであるので水深50mは大変か?と思ったがさすがのオシアコンクエスト。ハイギア仕様であることに加えてシルキーな巻き心地で疲れなんて感じない。いや、むしろもっと巻いていたい。
指示棚から様々なパターンで誘いあげてきながらアタリを探る。
まずは王道のリール半回転のワンピッチジャーク&ステイ少なめ・・・あたらない。
徐々にリールの回転量を減らしていく・・・うん?触った?
次にステイを長めにしていく。1秒ステイ・・・3秒ステイ・・・5秒ステイ・・・
コツコツ!!!
おお、アタリがある!今日はピッチ少なめ&ステイ長めのパターンか?
しばらく同様に誘いを続けると・・・グングングンと引き込んだ。
このタイミングで軽く合わせる。
ここからが楽しい。手巻きだからダイレクトに魚とやり取りをしながら上げて来ることができる。
最近は電動リールを使うことが非常に多かったが、やはり、手巻きリールでの釣りは中々に良いものだな・・・水深50mぐらいまでのタチウオであれば全然OKそうだ。
しかし、このライトゲームXRという竿はなんてすごいんだ。もう、60号の天秤タチウオには申し分のない調子。パワーもあるので比較的軽くタチウオが浮いてくるし、余計な負担を掛けないので無駄に暴れない。
暴れたとしても軽くいなすことができる。その間にオシアコンクエストでぐいぐいと引き上げる。
控えめに言って最強のコンビだ。このリールと竿の組み合わせは、釣りを始めて以来最高の組み合わせであると断言できる。
さて、上がってきたのは・・・おお!冬タチサイズ!良いサイズだ!
8:30am テンヤにチェンジも渋く・・・
さて、テンビンで釣り始めてから1時間程度でいいサイズ3本ほどゲットできたので、とりあえず一安心。テンヤに切り替える。
今回から半誘導式の快適テンヤAHを利用することにした。針掛が向上するらしい。
いつも通りイワシを装着して指示棚から電動微速巻きをしながら叩く・・・叩く・・・
しかし、テンビンと違ってコチラが中々アタリが出ない・・・
それでも信じて叩く・・・叩く・・・
すると、いきなりグングンと引き込むアタリが。
すかさずフッキングを決めて何とか1本目をゲット。さて、反撃だ!
10:00am テンヤでもポツポツと
それからノンストップバイブレーションやDトゥイッチなど様々な誘い方を試したが、どうも、自分の持つリーディングLG 82H では、どうも従来のバイブレーションの叩き方だとうまくテンヤが動いてくれないような気がした。
いろいろ試したのだがDトゥイッチや富所さんがやっている「省エネバイブレーション」ぐらいの釣り方が丁度良さそうだ。
意外とガンガン誘わない方が良いのか、ある程度力を抜いて誘い始めるとアタリがポツポツと出るようになってきた。
食い上げのアタリというよりはググっと引き込むアタリが多いのは快適テンヤAHを使っているおかげだろうか?
一方で、食い上げのアタリについては、乗ったと思った瞬間にバレることが多々あった。これも快適テンヤAHのせいだろうか??
うむ・・・難しい。
11:30pm そろそろテンビンにスイッチ
さて、ポツポツとタチウオを追加して12:00pmを周った段階で12本程度のタチウオをゲットできたわけだが・・・
そろそろ疲れて来たしテンビンでのんびりと釣りでもするか
ということで天秤にスイッチ
今日は天秤の方がアタリが良い。また、逆テーパー仕掛けのおかげか、周りよりもヒット率が多い気がしている。
テンビン釣りに苦手意識があるのは、どうしてもハリス切れが多いという点にあるのであるが、今回は大型のタチウオに針を飲まれてもなんとかキャッチ出来たものが3本ほどあった。
どれも冬タチサイズなので普通なら切られて当然なのであるが、やはりナイロンハリスはタチウオの歯に強いなと改めて認識。
上がってきたハリスはボロボロになっているものの、まだまだ強度はある感じであった。
これから、歯のある魚を釣るのにはナイロンハリスをメインで使おうかな?
そう思わせるような出来事であった。
さて、今日のテンビン釣りに関していえば「あまり動かさない」方がアタリが多かったように思う。ただ、餌に食いついた感覚はあるものの、なかなかそこから針掛りせずにヤキモキすることが多かった。
お、かみついた!!
ちょん、ちょん、と誘いを続けると・・・あ!離した!
そんなことばかりである。一体どうすれば針掛りするのか・・・謎である。これは宿題事項としよう。
12:30pm 沖揚がり
さて、そんなこんなでテンビンでも中々タチウオが追加できず、結局14本という釣果に終わってしまった。
まぁ、冬タチサイズなのでこれ以上釣ってもクーラーに入りきれないため、満足な釣果ではあるものの、課題が沢山見えた釣りであった。
反省
さて、今回の釣行ではテンビンとテンヤ両方実施したのだが、帰宅した後にFacebook の一之瀬丸の投稿を見ていると気になる記述があった。
「深追い」??
いろいろ調べてみるとテンヤを食わせた後に即アワセをせずにタチウオを深く追わせてからフッキングするテクニックだそうだ・・・
なにそれ、まったく知らん。
もう少し調べてみて今後チャレンジしてみようかと思う。
本日のタックル
- ロッド(テンヤ):ダイワ リーディングLG 82 H180 MT
ダイワの名竿リーディングシリーズのライトゲーム用。最近はやっている91調子のHHといったガチガチロッドよりは柔らかく天秤にもテンヤにも使えるオールマイティ仕様。バイブレーション釣法的にはより硬い方が楽にできるだろうがこの調子をもう少し使い込んでみたいと感じたので向こう1~2年はこのロッドをヘビーユースしていく予定だ。ちなみに、今回初めて天秤に利用したが天秤にはジャストフィットという調子。
- リール(テンヤ):フォースマスター600DH (PE2号)
タチウオにはベストパートナーであった。中間速設定はタチウオに関しては不要かもしれない。今回は中間速18として、ややドラグを緩めて使っている。食い上げに対応できるようにリールは電動リールでかつすぐに操作できる機種が良さそう。 23モデルも出たみたいなのでこれから買う人はコチラがいいかも。
- ロッド(テンビン):シマノ ライトゲームXR 73MH 190
愛用していたダイワのライトゲームXの後継品として購入。かなり安くなっており税込み3万円ちょっとプラスポイント沢山で購入できた。自身初のXRグレード。テンビンタチウオにはまさにぴったしの調子。今後もこれがメインになることは間違いない。
- リール(テンビン):オシアコンクエスト200HG
シドニーからの帰任祝いで購入した金ピカリール。今回はPE2号を巻いた。非常にシルキーでかつパワーも申し分なし。最高のリール。多少深くてもシルキーな巻き心地が気持ちよく、水深60mからの仕掛け回収がまったく苦にならない。今後もガンガン使います!
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