東京湾メバル開幕2025!も激渋模様・・・湾奥からメバルはいなくなったのか??

2月1日は湾奥メバルの解禁日~♡

基本的に季節ものが好きな自分。春はマダイ、夏はマダコ、秋はワラサなど季節に応じた四季折々の魚を釣るのが大好きである。

そんな自分が毎年楽しみにしているのが2月1日の東京湾メバルの解禁日である。

東京湾のメバル釣りは、非常に軟調な3m前後の長い竿を使い、生きたモエビを餌に釣る「エビメバル」という釣り方が主流であった。

「主流であった」と過去形なのは、近年メバルが東京湾で激減してしまい、もはやこの釣り方で船を出す船宿も数えるほどになってしまったという背景もある。

最近はメバル専門狙いで出船してくれる船宿も少なく、メバル五目としてカサゴも一緒に狙ったり、前半メバルで後半イシモチなどの狙い方をするようになってきている。

私はエビメバルで出船する場合は本牧の長崎屋を利用するのであるが、この船宿は今もなおエビメバル専門として船を出している。

ただ、ここ数年は、あまりにもメバルの数が少ないので、2/1から1週間限定で出船するなど、本当にもう、このタイミングでしか釣れない釣りものとなってしまった。

ちなみに最後に釣行した2022年はトップ55匹で自分は17匹という釣果であった。さて、この釣果に近づけるかな??

 

ベイゲームX メバルに入魂か!?

以前にメバルを気持ちよく釣りたいと思いタックルベリーで中古のベイゲームXメバルのS300を購入していたが、昨年はオーストラリアにいた関係で入魂には至らなかった・・・

今回は何としてでもこのベイゲームXメバルへの入魂を果たしたいと思う。

 

 

いざ出船!初モノゲットへ!

7:00am 電車バスを乗り継いで船宿へ

長崎屋は出船が8:00amと少し遅い。船宿へは電車とバスを乗り継いで行けるため電車釣行にもおススメである。

電車とバスでアクセスする場合は色んなアクセスパターンがあるのであるが、私はJR石川町駅で下車して元町バス停まで5分ほど歩いて向かい、そこからバスに乗って船宿最寄りの「本牧元町バス停」で下車する。

そこから船宿まで歩いて2分程度である。

船宿には7:30amまでに到着する必要があるのであるが、昔はバス停に7:10am頃に到着する丁度いいバスがあったのだが、それが無くなってしまい、今は7:20amのギリギリに到着するバスか、7:00amに到着するバスの2択となってしまった。

たった10分の違いだが、乗り換えの京浜東北線の時刻などを考えると、ちょっと早めに家を出なくてはならなくなった・・・今度からバイクで行くのもアリだな・・・

今回は7:00amに到着するバスで船宿に到着。船宿から船着き場まではお店の車で送ってもらえるので、それまではお店で待機。

最近の状況などをお伺いすると今年もメバルは厳しそうだ・・・

8:00am 出船!

10名ほどの客を乗せて定刻の8:00amに出船。まずは近場の本牧沖の方からスタート。

久しぶりのモエビちゃん!

長崎屋はスマホ版の探検丸 (探検丸スマート) に対応しているため、今回は探検丸を使って水深や魚影を見ながらの釣りとなる。

さて、釣り開始。

エビを付けて投入・・・さて反応は・・・全くダメ。

本牧沖のポイントは全くアタリがなくすぐに移動・・・それからも移動を繰り返す。

探検丸を見る感じでは反応はある感じだが・・・

同船の方がアジを釣っていたので反応の正体はアジ?

メバルは船中ゼロ・・・本当に東京湾からメバルは消えたのだろうか・・・

10:00am ようやくアタリも・・・

ここまで外道もほぼゼロ・・・船長も様々なポイントへアプローチしてみるが、魚探上はいろいろ反応は出ているのだけども、まったく口を使わない。

下から3mー4mに出ていて皆さん同じような棚でメバルを食わそうと頑張っているのだが、メバルの反応は全くなし。

船中もほぼメバルゼロという状況。

久々に、ゴンゴンという反応。

だが知っている。この反応はコイツなのだ。

まぁまぁサイズなのでキープはするけど、お持ち帰りがこの1匹だと厳しいな・・・

11:30pm ようやくメバルがお目見え!初物!

しばらく船長がいろんなポイントをさがして根岸湾へ

いろんな場所にトライすれば移動、トライすれば移動という感じにメバルの反応を探し回ってくれる。

そんななか、ようやく船中でメバルが上がった。

それから、ポツポツと船中でメバルが上がるようになったのだが、釣れているのは同じ人ばかりという状況。根の範囲が狭いのか釣り方が上手いのか何なのか・・・

よくよく釣り方を見ていると、釣れている棚にオモリがはいる前からじっくりと秒速3cmぐらいの速度で落としていっている。

はやりメバルを驚かさないようにするのが重要なようだ。

自分もなるべくメバルを驚かさないように、とくに探検丸で反応が出ている範囲にオモリが入る直前にクラッチを戻して、そこからゆーっくりと落とし込んでいく。

船長からの指示棚はべた底とのことであったので、べた底で待つと・・・キュンキュンというメバル独特の引き!

本来はここで上げずにダブルを狙うのが重要なのであるが、初物狙いでこの渋さ・・・そんな悠長なことは言っていられないということでさっさと上げてくることに。

上がってきたのは・・・小ぶりだが間違いなくメバル!

良かった!初物である!

2:00pm それから厳しい時間が続き・・・

それからも厳しい時間が続く。続くのだがうまいベテランの人は確実にアタリを出し、そしてダブルで上げて来る。

自分は中々アタリを出せずに苦労。やはりベテランはすごい。釣っている棚は同じ。違いはおそらく丁寧さ。

非常に丁寧に落とし込んでメバルを驚かさないように棚まで餌を運び、そして確実に仕留める。

なかなかアタリが出せずにいたが、何とか最後にもう1匹追加することが出来て、なんとか2匹のメバルをゲットすることができた。

それから最後までアタリはなく・・・2:30pmの沖揚がりの時間を迎えた。

2025年のメバルは・・・たったの2匹・・・厳しい。

感想

今回は3年ぶりのエビメバルということであったが、トップのベテランが14匹という非常に厳しい状況であったので今年もおそらくすぐに出船が終わってしまうだろうと想像できる。

今回の釣行で感じたのは、やはりエビメバルは繊細な餌の落とし込みが重要なファクターとなりそうだ。

探検丸も当然魚の棚を知るのには非常に重要なツールではあるが、その棚にどのようにアプローチしていくのか?という点においては非常に学びになる釣行であったと思う。

今年はエビメバルはもう難しそうなので、来年の2月にまた期待したいと思う。

本日のタックル

  • ロッド:ベイゲームX MEBARU S300
    エビメバル専用の非常に軟調なロッド。ほぼほぼエビメバルしか使えていないので稼働率の非常に低いロッドの一つ。今回は入魂に成功したわけだがもっともっと沢山このロッドでメバルを釣りたい。
  • リール:エンゲツCT 150HG
    メバルのアタリ棚が分かった時にカウンターは便利かな?あとはフォールレバーでゆっくりとアタリ棚まで落とせるのが良い。警戒心の強いメバルにはオススメ。

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