船釣り用のサングラスは何がいいだろうか?
船釣りの必需品の一つとして挙げられるのがサングラス。
特に夏の船釣りでは絶対といっていいほど必要となるギアである。
釣り番組などではサングラスをせずに釣りをする光景も良く見るのだが、紫外線による目への影響は結構重大なようで、目の老化や白内障の原因となるためなるべくサングラスで目を守った方が良い。
もちろん、病気にならないようにというのも重要なのだが、照り返しなどで穂先が見えづらくアタリがよく分からなかったりするので、快適な釣りのためにもサングラスは必須となる。
今回は、今手持ちのタレックスの偏光サングラスが少々くたびれて来たので、新しくサングラスの新調を検討中ということで、これまでの検討結果と合わせて、釣り用(特に船釣り用)のサングラスの選び方について記載していこうと思う。
個人的には高額なサングラスは船釣りには必要ないというのが結論ではあるが、自身のこれまで使ってきたグラスも含めてレビューしていきたいと思う。
偏光フィルターは船釣りでも必須!
サングラスを選ぶにあたって色々な機能が記載されているのであるが、その中でも一番重要な機能が「偏光」機能である。
偏光機能とは光の中の特定の方向をフィルター(カット)する機能であり、ガラス面や水面での反射光を抑えてくれる機能である。
この機能により水面での反射したキラキラした照り返しを抑えてくれて水中がかなりクリアに見える。
サイトフィッシング(目で見て魚を探して釣る釣り方)をする人には必須の機能であるが、サイトフィッシングとはあまり縁のない船釣りでも、やはり偏光フィルターがあった方が非常に釣りがしやすいように感じている。
私もこれまで何本か釣り用サングラスを購入してきたが、すべて偏光フィルター入りである。
たまに、間違えて普通のサングラスを持って行ってしまったこともあるが、釣りがしにくいことは無いのだが、偏光フィルター入りに比べるとコントラストのメリハリが無くなるような感じがする。
ですので仮に予算が少なかったとしても偏光仕様を選んだ方が良いだろう。
海水でレンズがやられやすいのであまり高いのはNG?
これまで数本の偏光サングラスを利用してきたのだが、船釣りを始めて8年程立ってみてはやり感じるのは、海水でレンズが劣化しやすいということだ。
海水には真水と違いミネラル分や塩分が含まれている。釣っているときにレンズに海水が付くことはざらにあるわけだが、それが乾燥して固形化した塩分などがレンズに張り付くことがある。
もちろん、真水で流せばすぐに落ちるのだが、船の上でそのままレンズを擦ったりするとすぐにレンズに付いている保護フィルターなどがはがれてしまう。
高級レンズであればあるほど、ここら辺の保護フィルターなどがいろいろ付いていて結構すぐダメになってしまうような印象もある。
2年~3年ぐらいでレンズ交換 or 買い替えする消耗品という認識でサングラスを買った方が良いように思う。
また、レンズによってはレンズだけ交換できるようなモデルもあるのだが、海で使っているとフレームも結構すぐにダメになってくるので、あまりレンズ交換ができるかどうか?は個人的にはそんなに気にしなくていいように感じている。
これまでに使ってきた偏光グラスたち
コスパ最高!コールマン!
私が船釣りを始めた当初、私は偏光でもなんでもなただのサングラスを使っていたが、友人に「偏光サングラスいいよ」とオススメされたのがこちらのコールマンのサングラス。
実売価格2千円以下という超格安なのにも関わらずちゃんと偏光機能が搭載されているものである。
顔の形に合わせて丸みを帯びた形状であり周りからの光も入りにくく設計されているので、正直、通常の船釣りであればこのサングラスで十分だと思う。
友人にちょっと借りてみたこともあるがかなり優秀でこれが2000円前後で買えるということに驚いた記憶がある。
船釣りの場合は海水をバシャバシャと被ることもあり錆びたりレンズに傷が入ったりなのが発生しやすいので、安いサングラスを買い替えるというやり方は非常に合理的であると感じる。
サングラスにあまりこだわりがなくコスパ最高を選びたい方はこれが良いだろう。
眼鏡市場で買える!HUNTING WORLD
船釣りを始めてから1年ぐらいしたときに、ちゃんとした偏光サングラスが欲しいなと思って買ったのがこちら。お値段は1万円程。
「自然との共生」をブランドポリシーとするハンティング・ワールドは、1965年に冒険家ロバート・M・リーによってニューヨークで設立された幅広い世代の支持を集めるライフスタイル・ブランドです。そのHUNTINGWORLDよりメンズ用サングラスが登場です。
このHUNTING WORLDのサングラスは眼鏡市場(超有名格安眼鏡屋)で見つけた品。たしか、自分の眼鏡を新しくするために眼鏡市場に寄った際についでに探してみた時に出会ったもの。
これは現在でも現役で今では福岡の実家に置いており福岡で玄界灘釣行する場合に利用している。
欠点が1つあるとすれば、フレームが通常の眼鏡のようになっており、周りから太陽光が入り込んでしまうこと。
つば付きの帽子をかぶっていればほとんど気にはならないが、スポーツタイプの顔にフィットするタイプの方が使い勝手は正直良いだろう。
憧れのタレックス!
釣りを始めて5年目に、「そろそろ憧れの釣り用サングラスを!」と思い思い切って買ってみたのが Zeque のタレックス社製の偏光レンズが入ったサングラスだ!
お値段は2万5千円!高額!!
それでも、このタレックスというレンズは釣り好きご用達的なところがあり、有名なプロアングラーも使っているという優れもの。
今はこのサングラスも廃版になってしまい、後継機種はDevon(デヴォン)という機種のようだ。以前と同じトゥルービュースポーツのレンズを付けたモデルでも2万円以上する・・・
このサングラスを2021年に購入し3年半ぐらい使ってきたわけであるが、ご覧のとおり、自分の適当な手入れと取り扱いによりレンズがかなりボロボロになってきてしまった・・・
レンズだけ交換しようかな?とも思ったのだが、フレームも海水や海風にやられてボロボロになってきてしまっている・・・
次に買い替えるなら・・・STORMRIDERに注目
そろそろ偏光サングラスを買い替えようかな?と思っていた時にWebの広告で出て来たのが大阪の老舗眼鏡メーカー「愛眼」が出しているSTORM RIDER (ストームライダー)という偏光サングラス
レンズカラーも釣りの状況にあわせて複数種類あるため状況に応じた選択が可能だ。
まぁ、船釣りの場合は強い日光を避ける意味合いが強いので基本的にはスレートグレーのカラーを選んでおけば問題ないだろう。
気になるお値段は・・・定価 15,000円前後。
ただ、Amazon では多少安く1万円前後で売っているし、HPでは期間限定の安売りで1万円前後となる場合もあるようなのでチェックしながら選べば約1万円で購入可能だ。
個人的にはタレックスはちょっと高すぎる印象なので、それであれば、1万円程度のこちらの偏光サングラスに次回はしようかなと考え中である。
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