釣り魚料理に合うお手頃価格のワインのメモ

釣り魚料理に合うお手頃価格のワインとは?

実は私はワインが大好き。

これまでもかなり好きな部類だったがオーストラリア赴任中に結構ワイナリーを巡り、帰任の荷物として50本ほど持って買ってきた。それぐらい好き。

自宅には40本ほど入るセラーも持っており、最近は美味しいワインに出会うとコレクションのように集めて楽しんでいる。(結構すぐ飲んでしまうが・・・)

 

 

だから、やはり、釣った魚を料理した際には、ワインを合わせたいなと思うことが多い。

ところがどっこい、この釣り魚料理に合うワインというのが難しい。

当然、洋風な料理、例えば、アクアパッツァやカルパッチョなどであれば、それに合うワインはいくらでもあるわけだが、刺身、寿司、塩焼き、煮魚といった魚料理に本当に合うワインというのを見つけるのは難しい。

私もまだまだ道半ばなのであるが、これまでいろいろ試してきた中で比較的手頃な価格でネットショッピングなどで入手しやすいおすすめのワインたちを自分の備忘録用と知り合いにお勧めするためににメモ書きとして本記事を作成。

いつも酔っぱらって何のワインがよかったか忘れちゃうんですよね・・・

 

魚にはやっぱり白ワイン?

まず、魚料理にワインを合わせるといえば、やはり白ワインが基本となってくるだろう。

赤ワインも品種や作り方によっては合う魚料理も存在するが、これがなかなか正直難しい。個人的には結構チャレンジングなのでいろいろ試してはいるが、大手を振って人にお勧めできるようなものでは正直ない。

基本は白かスパークリングを選ぶのが無難ではある。

白と言っても、ぶどうの品種的にも超有名なシャルドネからソーヴィニヨンブラン、リースリング、ゲヴェルツトラミネル、セミヨン、ピノグリージョなど様々あり、また、産地(地域)や作り方によっても個性がバラバラである。ここら辺がワインの難しくも面白いところではある。

個人的には、やはり魚に合うという意味では海に近かったりよく魚介類を食べる地域のワインは結構魚料理に合うことが多いと感じている。迷った場合は海や魚介類の産地という視点で選ぶのもよいだろう。

寿司や刺身に合うワインは難しい?

フランス料理やイタリア料理、スペイン料理などヨーロッパ各地の料理には魚料理が存在するわけなので、かならずと言っていいほどそれらの魚料理に合うワインは存在する。

難しいと個人的に感じているのは日本独特の生食文化。特に刺身・寿司とワインとの相性がイマイチとなりがちである点だ。私としては、この理由として、醤油に原因があるのではないか?と考えている。特に生の醤油の独特の香りとワインの香りがミスマッチを起こしているように感じる。

一方で煮つけなどの醤油とみりん、砂糖を使った料理との相性は悪くはない。これもいろいろ考察しているのであるが、一度火を通すとある程度醤油のエッジが丸くなるため気にならなくなる。逆に生醤油は、その強い香りと鋭い塩味とコクがワインとの相性を悪くしているのではないだろうか。

裏を返すとこの強い香りや鋭い塩味を抑えることができたら醤油とのマッチングができる気がしている。最近たどり着いた答えの一つとしては、我が地元、九州の刺身醤油を使うということだ。九州の醤油は関東の醤油に比べてかなり甘く作られている。

以前書いた記事であるが九州の甘めの醤油について紹介している。

このような、マリアージュの難しい、刺身や寿司であるが、寿司のほうは、正直いろいろ試した結果、結構合うワインがあることがわかる。ただ、醤油はなるべく避けて塩などで食べる工夫をすればよりおいしく楽しめるように感じている。

釣り魚料理に合うおすすめワインたち

白ワイン

OYSTER BAY ソーヴィニヨン・ブラン

安いときは2000円を切るという神コスパワイン。ニュージーランドは南島マールボロのソーヴィニヨンブランである。とりあえず1本買っておくならこのワイン。いろんな魚料理に合ってくれる。さわやかな酸味があるので夏場はグラスに氷を入れて風呂上りにグイーっと飲むのもおすすめ。

和食系の魚料理であれば寿司には合うかなーという感じ。豪州赴任時代にもお世話になったし、私自身、ニュージーランドのマールボロへ行ったことがあるのでこの地域のワインはかなり好き。

奥出雲葡萄園 シャルドネ アンウッデッド

個人的にはあまり日本ワインは好きではない。ただ、このシャルドネは別。以前に奥出雲ワイナリーへ行ったことがあるが、そこで飲んだこのワインは驚いた。めちゃくちゃ作りが良い。それからこのワインのファン。毎年購入している。

通常のシャルドネと樽を効かせていないアンウッデッドがあるが、魚料理にはアンウッデッドが断然良い。樽を効かせると重めの脂ぎった魚料理には結構マッチして良いのだが、和食系の魚料理には逆効果。

もし別のシャルドネ種を使ったワインを購入する場合でも、カリフォルニアなどの樽を効かせたものよりは、最近のシャブリのようにフレッシュな作りのほうが合うように感じる。

このワインはとにかく和食に合う。日本酒がないときに代わりに開けることもあるぐらいの万能選手だ。

欠点はすぐに売り切れること・・・見つけたらすぐに購入することをお勧めします。

PIKE リースリング

オーストラリアは南オーストラリア州クレアバレーの言わずと知れたPIKE。ここのリースリングは豪州赴任時代にかなりお世話になった。

適度な酸味が寿司との相性が抜群。このワインで私は寿司とのマリアージュを初めて感じた。このPIKEに限らず、新世界系のリースリングやピノグリージョはその酸味も相まって、結構寿司に合うことが多いように感じる。

その他の白

適宜更新予定

 

 

赤ワイン

CLOUDY BAY ピノ・ノワール

このピノノワールはかなり良い。フランスのお高くとまったものとは全然違うニュアンスを持つが、出汁感が聞いていて、タンニン(渋み)も抑えめで日本食にピッタリ。

これはとにかく常飲用として自宅のセラーに数本は確保している。値段は4000円~5000円とちょっとお高めな印象であるが、元来ピノノワールは栽培が難しいので高額なワインになりがち。この金額と味であれば買い。

この赤ワインは実は刺身とも相性が良い。前回はイナダの刺身と合わせてみたが悪くない。もちろん、ベストマッチ!というわけではないが、臭みも出ないし赤身系の刺身とは相性が良さそう。その他、煮魚にもかなり良かった。もう少しいろんな料理と合わせてみようと思う。

 

スパークリング

スパークリングワインは比較的どんな料理にもマッチしてくれる。寿司屋に行っても最近はスパークリングワインを置いている店が多いのではないだろうか。

寿司にワイン = スパークリングぐらい方程式が成り立っているように思う。

個人的には寿司にスパークリングは悪くないが、普通の組み合わせに感じるのでステイルワイン (普通のワイン)でどこまで寿司や和食に合うのかチャレンジしていきたいのだが、それでも、たまにはスパークリングと合わせて寿司や刺身を楽しむこともある。

個人的には瓶内二次発酵をしっかりとしているシャンパンが最高だ。シャンパンといってもピンキリで私は最安のシャンパンでも腐ってもシャンパン。最低限の味わいがある。と思っているので、たまーにAmazonでセールとなるシャンパンの4本セットを購入する。

安いときには1本あたり3000円を切るほどのお得さである。

より安価なものであれば、シャンパン同様に瓶内二次発酵をしているスペインの「カヴァ」のコスパがすごい。

きっと、ご自宅近くのスーパーでも安く(2000円以下で)手に入ることでしょう。

 

ロゼ

近日更新予定

 

せっかくならグラスもワイン用を!

とにかくコスパが高くおすすめなのが、ワイングラスで有名なリーデルのオーバチュアシリーズ。2脚で3000円台という神コスパ。うちも常備しています。

いいワイングラスはそれはそれでいいんだけども、洗ったりするのに気を遣うし、割れた時の悲しさと言ったら・・・つらいものがあります。

だけど、これは、食洗器ガシガシOKだし割れてもあまりいたくない金額。それでもって最低限のワインの味わいを出してくれるのだから常備しておかない手はない。

Amazonだとたまにセールもしているのでタイミング見計らって買うのもよいかもしれない。

 

 

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