タイラバにチャレンジ!
7月末より所用で実家のある福岡へ帰ってきている。
折角なのでこのままお盆まで過ごそうと思っているが、そうなってくると土日あたりには福岡 = 玄界灘で釣りがしたくなるのは当然のこと。
偶然にも実家のすぐそばから釣船がでているではないか。釣りものは・・・「タチウオ」「タイラバ」「イカメタル」
タチウオは東京湾で十分釣れるので、やったことない「タイラバ」と「イカメタル」をやってみることに!そして今回は「タイラバ」にチャレンジすることにした。
準備は抜かりなく
人生初タイラバに向けての第一歩としては道具をそろえること。
ロッド・リールについては以前の記事に書いている「紅牙X」「炎月CT」を購入した。あとは本命のタイラバをどうするか?
タイラバは「ヘッド(オモリ)」「ネクタイ」「スカート」「フック」から構成されており、それぞれにオレンジ系や赤系、緑系など様々なカラーが存在するため、どれを買うのか正直迷う。
ヘッド、ネクタイ等個別に買うこともできるが私は何もタイラバを持っていないのでとりあえずすべてセットになっているものをチョイスした。
カラーは定番のオレンジ系を中心にグリーンと、あと渋い時に効果的と言われる「ケイムラ」の中井チューン。中井チューンというのは私もあまりよく知らないのだけれど、スカートのボリュームが小さく渋い時に効果を発揮するらしい・・・お守り程度に買っとくか?と思って購入。
オモリの重さは船宿に確認すると 80g ~ 100g だと言われたのでそれらを中心にそろえてみた。
いざ出船!向かうは壱岐近海!
今回お世話になった海皇丸は6時集合&出船であった。船着き場までは実家からタクシーで1000円のところと激近なので、朝起きる時間がギリギリでも大丈夫。
電車釣行で金沢八景に行くときと同じくらいの起床時間で良いのが助かるね!
全部で7名の乗客を乗せて午前6時に出船。
福岡は東京と違って日の出が遅いため5時台でも薄暗い。朝日を見ながらの出船はとても気持ちがいい。この瞬間もまた、沖釣りしててよかったな~と思う瞬間である。
博多湾から出船して釣り場所は壱岐沖となるため結構走ることとなる。1時間半くらい走っただろうか。ようやく釣り場に到着である。
壱岐の近くと聞いて、外海だから荒れるのかなーと不安に感じていたがベタ凪であり、波もほとんどない。東京湾の静かな時と同じくらいの波。これは釣りやすそうだぞ!
実釣開始!まずは1匹!
午前7時半。釣り場に到着しパラシュートアンカーが投入される。
ひとつテンヤの時もそうだが、パラシュートアンカーが投入されエンジンが切られると波の音しか聞こえなくなるのがとてもいい感じである。
まずはオレンジのタイラバをセット。
予習した通りにまずタイラバをフォールさせて着底させる。ここは水深58m。買ったばかりのリールのカウンターを見ながら身構える。
タイラバ釣りではフォールするタイラバに興味を示したマダイが底近くまで追ってくるため、着底後すぐに巻上げないと疑似餌だと見破られてしまうそう。
そのため、着底直前は精神を集中させ着底した瞬間に巻き始める必要がある。
と、早速アタリが!タイラバでは基本的にはアワセを入れずにひたすらに巻き続けることが重要。ただ・・・軽い?というかあまり引かない・・・
上がってきたのはフグ・・・ハリスをボロボロにされたので仕方なく別のタイラバをセットしてみる。
鯛がフォールに興味を示すということはフォールも巻上と同じくらい重要なのでは?と考え、着底15m前ぐらいからフォールレバーを使ってテンションフォールに切り替える。
着底後すぐに巻く・・・と、ガンガンガン!!とアタリが!!船長さんが「マダイっぽいね」と言ってくれて緊張が走る。
上がってきたのは・・・中型サイズのマダイ!!人生初タイラバにてマダイゲットです!
アタリカラーはオレンジ?
果たしてタイラバに「アタリカラー」というものがあるかどうかは疑問ではあるが、周りを見ているとオレンジのタイラバに当たっているように見える。
一旦そう見えてしまうと、集中力も持たないというもの。
というわけでタイラバをオレンジにチェンジ!
これが功を奏したのか、それともたまたま時合いに入ったのか定かではないが、船中でパタパタとマダイが上がり、自分の竿にもアタリがガンガン来る。
着底直後にはキジハタが当たってきたり、中層ではヒラゴ(ヒラマサの子供)がヒットしたりと外道も多彩でとても楽しめる。
やばい。タイラバ楽しすぎる!!!
最終的には今日一番のキロオーバのマダイをゲットできた!
実釣後の感想
大変楽しんだタイラバではあるが12時を超えるとパッタリとアタリが無くなる。13:00に沖あがりとなった。
今回の釣果はマダイ4匹、ヒラゴ、アコウ(キジハタ)、イトヨリ、アラカブ(カサゴ)と多彩な顔触れとなった。
今回初めてタイラバにチャレンジしたが、水深60m前後を攻めるのには80gで十分であった。もしかすると60gでも行けたかもしれない。
基本は水深=重さとするらしいが、着底を取れる最小のオモリを使うのが良さそうだなと感じた。今度は60gのタングステンヘッドとかを試してみたいと思う。
今回はほぼ無風の凪だったため、もう少し海況が悪いとより重い重さのタイラバの出番となりそうだ。
やっぱり魚影の濃いところで釣るのは楽しいね!
次は今週末に同じ船宿からイカメタルに出船予定なのでそちらも楽しみである。