テンヤスミイカに行こう!
2年ほど前に1度だけ金沢八景一之瀬丸よりテンヤスミイカにチャレンジしたことがあった。
その際はデカ紋甲などを釣りあげたのであるが、大しけ状態であったのとレンタルタックルであったのもあって不完全燃焼状態。
その後、フラッと寄ったタックルベリーで中古のスミイカ竿を安く手に入れることが出来たので、是非とも再チャレンジしたいと思っていたまま月日は流れてしまった。
家の近くからテンヤスミイカに船を出している船宿も少なく、とりあえず、羽田かみやのスッテスミイカにチャレンジしてみたのだが、9杯とかなり沢山釣れてくれたのに加え、釣りたてのスミイカのサクサクとした歯触りや熟成した後のねっとり感に感動!
次こそはテンヤスミイカにチャレンジしてみようと考えたわけである。
お誘いを受けて濱生丸に!
そんな中、Twitterのフォロワーさんより、「濱生丸でテンヤスミイカいかがですか?」とお誘いを受けた。
濱生丸はテンヤスミイカで有名であることは知っていたのであるが、初めての船宿であることと、多少厳しい船宿であるという噂を聞いていたので躊躇していた。
そんな中、常連さんからのお誘いというまたとないチャンスが到来したので、「是非とも!」と二つ返事でご同行をお願いしたわけである。
濱生丸は根岸駅から徒歩で向かうことができる船宿であり、出船時間的にも電車釣行可能な船宿であるのがうれしい。
当日は朝6:09根岸駅着の電車に乗車し改札前で待ち合わせることにした。
自宅の最寄り駅からも30分程度で到着するので非常に楽である。
根岸駅で待ち合わせの後、受付へ
今回お誘いいただいたayaさんと同行者の方々と改札前で待ち合わせ。
濱生丸では氷の配布がないとのことで必要な方は道すがらにあるコンビニで調達する必要がある。今回はペットボトル氷を持参したので購入する必要はない。
根岸駅から徒歩10分程度で船宿に到着。
船宿・・・といってもアパートの一室が受付となっているようで、あまり見たことのない光景に驚く・・・
受付時に初めて来ましたと伝えると、望月船長初回割引というものがあるようで、乗船料が割引になる。これだけでお得感満載である。
併せてスミイカテンヤを2つ購入。根掛も少ないだろうし2本あれば十分だろうと思ったのだが、実は後ほど悲劇が待ち受ける・・・
いざ出船!スミイカゲットへ!
7:00am頃 出船!木更津沖へ!
HPには7:00出船とあるが当日はお客さんの揃いが早かったのかやや早めに出船した。釣り座は左舷胴の間。
当日はかなり海の模様が悪く強風も吹いていたので、とりあえずキャビンへと避難した。40分ほどして船は木更津沖へと到着。いよいよ釣りのスタートである。
当日は満船であったが中乗りさんが2人ついてくれたのでタモ入れもシャクリのアドバイスも手厚くやってくれる。
私はと言えばシャコの付け方を忘れていたので中乗りさんから教えていただき釣りスタート。
2年程まえに一之瀬丸で教えてもらったシャクリを思い出しながらシャクル・・・シャクル・・・
9:00am 待望のガツン!
周りでもポツポツとスミイカのアタリが出始めた。良い流しに当たったようだ。ここで1杯を仕留めなければ厳しい戦いが待っている。
中乗りさんからも「しゃくり方良いね!本当に2回目?」とちょっと褒められたので、気合が入る。気合が入っても肩の力は抜いてシャクルことが重要だ。
シャクル・・・シャクル・・・と・・・
ガツン!!!!
気を抜いていた時に限ってこいつらはやってくる。もしかすると殺気や邪心がないから良いのか?
濱生丸ではタモ入れを手厚くしてくれるので乗ったら大きな声で「乗ったー」と合図することがルールのようだ。マゴチの時みたいだね。個人的にこういうのは結構好きだ。
良いところに掛かっていはいたが、なかなか良いサイズであったのでタモ入れをしてもらい、ハイゲット!
久々のテンヤスミイカ!1杯目です!
10:00am 午前中のチャンスタイムを逃すな!
それからも何度か良い流しに当たる。
潮先の方やミヨシ、艫の方では結構当たっている。
船長から「人が多いので投げられる人は投げて」というアドバイスが来たので投げて誘うことに。
イメージとしては、投げてシャクリながらイカを寄せていく。イカはじーっと見ながらゆっくり追いかけてくる。船下に来たところで抱き着く。それをフッキングさせる。
何度かやっていると同行者の方にアタリが!イカがいるぞ!と丁寧にシャクルと・・・
ガツン!
というアタリ!今回もタモ入れしていただき2杯目ゲット!
ヤバい、テンヤスミイカ楽しい!!!!
10:30am 高切れ連続の悲劇
楽しい楽しいテンヤスミイカであるが、良い時間はそう長く続かない・・・
しゃくった瞬間、「カツン」という違和感。これはもしやイカか?と思い、再度テンヤを着底させて、シャクルと・・・
フワッという嫌な感じ・・・高切れだ!
引き上げてみるとリーダーの先がスパッとやられている。
岩に擦ったが?それともフグに齧られたか・・・周りでも何人か高切れする人が出ていた。
結局2回同様の高切れを起こしてテンヤを2つ失ってしまった。
船の上で1500で追加購入できるので問題はないが・・・この調子で失っていたら破産だぞ??
12:00pm まったりとした時間が続く
連続方切れからテンションを失っていたのだが何とかもう1杯のスミイカを追加して3杯のスミイカをゲットした。
お昼になって波も穏やかになってきたのもつかの間、下げ潮が止まったためか、今度はなかなかスミイカがヒットしない苦しい時間が続く。
どんなに苦しくてもシャクリ続ける・・・それがスミイカ釣りの宿命である。
フグが多いのかかなりシャコをやられてしまったり、久しぶりに来たか!と思ったらフグだったりオマツリだったりと、なかなかスミイカに会えない。
3:00pm 沖揚がり!
なかなか厳しい時間が流れるもシャクリ続ける・・・
すると、お隣の同行者の方にスミイカがヒット!これは!近くにいるか!!とこちらもシャクリを入れると!
ガツン!
あまり大きくはないがガツンというアタリが!巻き上げてくると・・・小さめのスミイカだ!
これが最後の1杯となりフィニッシュ。最後に中乗りさんに、「シャクリうまいですよ!」と言われてちょっと嬉しい。
結局スミイカ4杯でした。お家で食べる分としては十分だね!
まとめ・感想
今回は aya さんのお誘いで初めての船宿である濱生丸にチャレンジすることが出来た。
事前の情報では船長が怖いという事だけ知っていたのでビクビクしていたが、スミイカ釣りに対して非常に情熱的である方であり、不快感を感じることは全くなかった。
それよりも船内での一体感というか、みんなでスミイカ釣ってる感があり、逆に一人で行っても寂しくない、そんな船宿であると感じた。
今回お誘いいただきました aya さん、そしてご同行頂いた皆様、本当に楽しかったです。ありがとうございました。
しかし、まぁ、TwitterやSNSで出会った人と釣りに行くというのは、あまり多くない経験ではあるのだけれど、本当に良いものだね。
確かに、合う人合わない人というのもあるだろうけど、釣りを通して出会った分だけ色んな学びがあると感じた。これからもいろんな人と釣りに行ってみたいな。
さて、お家に帰ったらスミイカパーティだ!イカ墨パスタ~♪
本日のタックル
- ロッド:ダイワ 島影スミイカ 210
タックルベリーでたまたま見つけたスミイカ竿。通常は240なので210は少し短いかな?とも思ったけど、あまり問題は感じなかった。
- リール:ベイゲームX 150DH
ライトゲーム全般にオールラウンドに使えるからオススメ。
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