玄界灘2日目はイサキ&イカリレー
さてさて、1日目のイカメタルの興奮冷めやらぬ翌日。
朝9時から釣ったイカの処理をしてから家を出る。
もともとは博多湾からの出船を予定していたのだけど予約が取れずに、いろいろ電話をかけまくった結果、結宗像は鐘崎漁港から出船する昌福丸というところが、イサキ&イカリレーであれば空きがあるとのことだったのでそちらから出船することにした。
玄界灘のイサキの仕掛けは持っていないので、途中、釣り具屋に寄ってから出船場所へ向かう。出船場所まで自宅から1時間程度だ。
鐘崎漁港到着!
鐘崎漁港へ到着。お隣の神湊は大島までの渡船があるので小さい頃に親父と来たことがあるのだが、鐘崎漁港へ来たのは初めて。
昌福丸は地島(じのしま)という島に所属している船であり、出船時間になると鐘崎漁港へ迎えに来てくれるスタイルだ。
そのため、早く到着しすぎても手持ちぶさたとなってしまうので、とりあえず、漁港手前のコンビニ休憩。
九州といえばやっぱりこれ!ブラックモンブラン!
漁港へ到着してしばらく待っていると地島から昌福丸が到着。
皆が乗り込んだら出船だ!
いざ出船!イサキ&夜イカリレー!
2:00pm 出船!イサキ釣りへ!
2:00pm の定刻に兼崎漁港を出船。今日は風が強くかなり波も強いためそろりそろりとした出船である。
まずは、イサキ釣り。イサキのポイントへ向けて40~50分ぐらい走る。
その間に釣りの準備だ。
玄界灘のイサキ釣りは80号~100号のオモリを使いオキアミ餌を使った釣りである。
一般的には天秤イサキ釣りなどと呼ばれる釣りであるが、現地では「ズボ釣り」とも呼ばれている。
東京湾界隈の天秤イサキ釣りではハリス1.75号の仕掛けを使うが玄界灘では4号~6号というかなり太い仕掛けを使う。
サイズがデカいというのもあるが、どうやら玄界灘のイサキは太ハリスでも全然食い渋りしないようだ。
今回は市販のズボ釣り仕掛けを利用。
ロッドについては100号を使ったコマセ釣りが可能なロッドということで、実家に置いているダイワ落とし込みX MH240 を利用。
さてさて、準備万端だ!(波が高いのが気になるが・・・)
2:50pm イサキ釣り開始・・・激渋!
さて、徐々に船がスピードを落としていく。
基本的には船がイサキの群れを探し回り、イサキが居た時に合図を出して釣りを開始するというやり方だ。潮流が速いので1流し1投入限りとなる。
関東だとヤリイカ釣りに近い釣り方だ。
コマセカゴに7割分ほどのオキアミを入れて投入。
指示棚は上から50m。55mまで落としてから50mまで探ってくる。
後々聞いたことだが、玄界灘のイサキ釣りではウイリー仕掛けのようなしゃくり上げはしない方が良いようだ。基本的には指示棚でステイ。静の釣り。
そんなことは知らないので55mから50mちょっと上までチョン、チョン、チョンと誘って来る・・・
全然釣れない・・・たまーに周りの人でヒットする人がいるものの、およそ、玄界灘とは言えないぐらいの反応の悪さ。
ようやく、アタリがあったかと思ったら、波が高く途中でバレてしまう。
うむむ・・・なんだかヤリイカ釣りを思い出す・・・
3:30pm ポツリポツリもクルージング多し
クルージングと聞くと一般人はウキウキするのかもしれないが、釣り人からすると、これはもうトラウマが蘇ってくる言葉である。
今回のイサキ釣りも、一言でいえば、クルージング。
ようやく群れが見つかったかと思えば、上がってくる際にイサキがバレてしまう。
多少硬いロッドを使っているからロッドホルダーを使わずに手持ちで最後までやり取りすると多少バレが少なくなった。
うまく海面まで上がってくると、それはもう小さくても30cmサイズ。大きいと40cm越えという状況。非常に魅力的なんだけども・・・波が強くクルージングが多いのでかなり辛い。
6:00pm ぱっとせずイサキ終了。イカへ!
結局、このパッとしない状況がずーっと続き、他の人でだいたい10匹ぐらい。私はというと全然ダメダメで3匹で終了となった。
原因はいろいろ考えられるが、船長曰く、動かしすぎとのこと。指示棚でじっと止めて待つのがセオリーのようだ。
それでも、良い時は何十匹と釣れるようなので、かなり渋い日とのことだ。残念。
さて、気を取り直してイカ釣りだ。これが今回のメイン。
明るいうちはあまりイカは釣れないので、底付近を狙いながら暗くなるのを待つ。
8:00pm 少しずつイカの反応が良くなる
さて、ようやくあたりが暗くなってきた。
水深60mの底付近、水深40m-35m付近の主に2つの層でイカが釣れ始めた。
正直、浅い方が楽で手返しが良くなるので、水深40m前後でやりたいのだが、どうしても、浅い棚のイカはサイズが悪いことが多い。
今回はサイズ狙いということで主に底付近を狙うことにした。
当初はイカメタルの仕掛けで狙っていたのだが、近くのお兄さんがエギ(オモリグ)でガンガン釣りあげていたので真似してオモリグに変更。
自分としては初めてのオモリグであったが、そこまでオモリが着いた後に、大きくロッドを煽って、エギが良い感じにフォール&漂うようにやってみると、ズドンと乗ってくる。
なかなか面白いじゃないか!オモリグ!
11:00pm 沖揚がり
さて、そんなこんなで、ポツリポツリとイカを釣りあげて言ったタイミングで沖揚がりの時間。
結局、15杯と撃沈。まぁ、昨日よりサイズは良いのでボリューム感はあるものの・・・ちょっと心残りとなる結果となってしまった。
本日のタックル
イサキ釣り
- ロッド:ダイワ 落とし込みX MH-240
前回の落とし込み釣りがキャンセルになった際にエイヤと買った落とし込み釣り専用竿。東京湾のコマセワラサでも利用してみたが落とし込み入門には最適なロッド。
- リール:シマノ フォースマスター 2000
コマセワラサでも使用可能なようにPE5号を300mほど巻いて使用している。パワーも問題ないと思うのだが・・・今回はパワーが発揮しきれず・・・ボウズ・・・
- ライン:シーガーX8 PE5号
落とし込み用に準備したPE5号のライン。あまり使っておらず2年以上そのまま。まだまだ使えそう。
イカメタル
- ロッド:ダイワ エメラルダス X IM 65LB-S
せっかくイカメタルをやるんだから、とりあえず安い専用ロッドをと思い購入。当初はタイラバロッドを使う予定であったが、ティップが光を反射する素材になっているのは本当に便利。アタリが非常によくわかる。買ってよかった。値段も1万円ちょっとと大変リーズナブル
- リール:19 炎月CT 150HG
タイラバではカウンター付でありフォールレバーのついているリールが個人的には使いやすいと感じている。カウンターについては無くてもいいかな?一応イカメタルにも使えるように買ったリール
- ライン:シーガーX8 PE0.8号+リーダーフロロ4号
イカメタルでは0.6号を使う人もいるようだが正直0.8号で十分だと思う。