巳之助丸からカワハギ第2戦!渋いながらもとりあえず11枚・・・極鋭カワハギAIR SFの使い方が少しだけわかって来たぞ!

カワハギリベンジ戦だ!

カワハギ2024年度の第1戦は強風のなかの2年ぶりのカワハギ釣行であった。結果は6枚とツ抜けすらしないという惨敗状況。

敗因は購入したばかりの極鋭カワハギAIR SFの使いどころが全く分からずに強風の中頑張って使ってしまったこと。

もう少しSF調子の竿を使ったカワハギの釣り方を勉強しておけば良かった。

というわけで今回はSF釣法をお勉強してから釣りに臨むことにした。

SF釣法!?なーにそれ?

私が購入した極鋭カワハギAIR SF の調子は極鋭カワハギレッドチューン N-SF などに代表される、穂先は非常にしなやかな作りとなっている調子の竿である。

この竿はどうやら通常のカワハギ竿と違ってかなり「特殊」なようであるが、使いこなせるとこのSF調子でしか取れないカワハギがいるとかいないとか・・・

とりあえずWEBで関係しそうな記事を検索しながら読んでいると、カワハギ釣りの名手である、ダイワの宮澤幸則さんの記事に詳しい記載があった。

基本的な『SF釣法』は大きく分けて2つ!
一つは、カワハギが散らばっている場合はキャスト→カーブフォール→カーブフォール→ゼロテンの『横の釣り』
(中略)
もう一つは、カワハギが平場より根回りにいる時はキャストして広範囲を攻めるのではなく、船下でオモリを海底からオモリ1個分くらい切った、いわゆる「ちょい宙」の釣り。→こちらが実は『SF釣法』の真骨頂なのです。
引用: 極鋭カワハギレッドチューンN-SF のこだわりと「SF釣法」について (https://daiwa-funesaizensen.com/blog-miyazawa/2020/07/10/2915/)
とにかく今回はこの2点、すなわち、キャストしてからカーブフォールでのゼロテンでアタリを取る方法と、真下に根がある場合の「ちょい宙」での釣りを実践してみたいと思う。

いざ出船!目指せツ抜け!

7:30am 出船!電車なのにミヨシでウキウキ!?

今日は平日。会社をサボっての釣行だ。土日と違ってお仕事の人で込み合う京急1便。定刻に京急久里浜駅に到着した後に徒歩で巳之助丸へ!

今日は1人での釣行なので釣り座の確保はお願いしていない。まぁ、電車釣行なのでどこでもいいや・・・と思っていたら、なんと20号船(おやじさんの船)の左舷ミヨシが空いているじゃないか!

取り合えず、左舷ミヨシを確保して釣り座を準備。

定刻に船は出船をしていく。まずは久里浜沖の近いポイントからスタートするようだ。

8:00am 久里浜沖で釣りスタート!

船着き場を出てすぐに釣りがスタートする。午前中は風が強く波も多少高い予報なのでメタリアカワハギMHH-175からスタート。

上にダイワのネオフック4号、中と下にダイワのパワースピードの6.5号をセットする。

1投目からすぐに反応。餌が丸裸にされる。

これは・・・高活性では!?

2投目ですぐにアタリ。カンカンカンというカワハギ特有の引き!

なんと、開始5分で1匹目のカワハギをゲットしてしまった!!!これは幸先が良い!!!

すぐさま続けとばかりに仕掛けを降ろす。

非常に外道の反応が高くベラやキタマクラなどが猛攻を仕掛けてくる。あっという間に餌がなくなってしまう。

こんな中でカワハギを釣るのは至難の業だ。とりあえず、船下は外道ばかりなので、キャストをしてカーブフォール&ゼロテンでアタリを取る作戦に。メタリアの硬い竿であるがこのような釣り方でも十分使い物になる。

カーブフォールして5秒以上止めておくと外道の餌食になるので、止めるのは2秒以内。それから船下までカーブフォールしてはゼロテンを繰り返すと、再び、「カチカチ」というカワハギ特有のアタリ。すぐに2匹目をゲット!今日は20ぐらい行くんじゃないか!?

10:00am アタリがピタリとなくなる・・・

幸先良いスタートに見えたがその後は外道の猛攻。カワハギの顔を拝むことは殆どなく、それから外道のアタリも小さくなる。

水深は12 ~ 3m程度なので非常に浅場で楽なのであるが、上がってくる魚がどれもカワハギではないというのは中々ツライ。餌もすぐになくなってしまいそう。幸い、前回の残りを冷凍しておいた予備エサを持ってきているので何とかなりそうではあるが・・・

11:00am頃から風が弱くなり始めたので、とりあえず使って修行をしないといけないということで、極鋭カワハギAIR SFへと持ち替えることにした。

まずは、セオリー通りのキャストをしてカーブフォールでゼロテン。外道のアタリも少なくなったので多少長めにゼロテンで待つ。外道が少ないので中オモリを外して集器を付けるなど試行錯誤を繰りかえす。

イメージとしてはキャストしてカワハギを広範囲から集めてきて、船下のゼロテンで食わせるような感じだ。

何度かやってみるとさすがの極鋭。すごい目感度。そしてSF調子だから手感度は殆どないと思っていたが、そんなことはない。カワハギの歯のカチっとした感じも伝えてくれる。

強風だと穂先がぶれてあまり使えないような印象だったが、弱風(風速4m以下)ではバリバリに凄い奴だ。

セオリー通りやっていると、穂先がフルと動いたのでアワセを入れる。カワハギだ!!!!

うん!気持ちい!このイメージ通りに食わせたというのが一番気持ちいい!

 

12:00pm 竹岡に移動も・・・

12:00pm頃に船長が竹岡沖へ行くというアナウンス。15分程走らせて竹岡沖へ。

ところが・・・竹岡沖では殆どアタリが出ない。周りもダメ。

20分ぐらいで船長は諦めて久里浜~鴨居沖周辺のポイントへ逆戻り。こちらの方がなんぼか良いようだ。

2:00pm ラストで尺ハギが!!!

そんなこんなでポツリポツリとカワハギを釣りあげ、なんとかツ抜けしたというところで、今日一番のアタリが!!!

うん?フグか?と思う程の強い引き。

じっくりとやり取りしながら上げてくると・・・デカい!メチャクチャデカいカワハギだ!前回の尺ハギよりもデカいぞ!

・・・と、タモを手にした瞬間、手がリールのクラッチに触れて、クラッチが切れてしまい・・・目の前でデカハギちゃんが海中へとさよならしていった・・・

一部始終を見ていた隣のおっちゃんが、「デカかったですね・・・」と慰めてくれた。まぁ、こういう日もあるよね・・・

そんなこんなで最後に尺(絶対行っていた)ハギを逃がした後に1枚のレギュラーサイズカワハギを追加してフィニッシュ。トータル11枚という結果に終わりました。

 

沖揚がり後になんとダイワの宮澤さんに遭遇!

さて、尺ハギ逃がして落ち込んで陸に上がって来て、帰りの準備をして駅へ向かい始めたとき・・・見覚えがある顔がそこに。

あれ?だれだっけ、知り合いの気がする・・・いやちがう、SF釣法を勉強していた時に沢山見た顔だ!ダイワの宮澤幸則さんじゃないか!

思わず声を掛けてしまったが、なんと気さくに記念写真に応じてくれた。めちゃくちゃ優しいお兄さんであった。何となく優しそうな感じはSNSとか記事とかで拝見していたがすごい良い人でした。

これもまぁ、平日に会社を休んで釣行したからこその出会いかな?

さてさて、これからもっと腕を磨かなくては・・・11月中にあと1回はカワハギに行く予定だ。

本日のタックル

  • ロッド1:ダイワ メタリアカワハギ MHH-175
    誘っている途中にオートマチックで掛かってくれるしキャストしての釣りもやりやすい。1本だけと言われたら迷わずコイツを持って行く。
  • リール1:シマノ ステファーノSS 101HG
    カワハギのリールはこれで決まり!軽さは最高。
  • ロッド2:ダイワ 極鋭カワハギAIR SF
    穂先のしなやかさが半端ないSF調子。名だたる方々が利用していたので興味があって中古で買ったもののまだまだ全然使いこなせていない。これを使いこなすのが今後の課題。
  • リール2:シマノ ベイゲーム 151DH
    元々持っていたベイゲーム150DHの左ハンドルモデルをアナゴ釣りも兼ねて購入しようとしたところ151DHは欠品状態。仕方がないので安かった151(パワーハンドルモデル)を購入して別途パーツでダブルハンドル化。カワハギ釣りにも丁度よい。

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