3度目の正直イカメタル!
地元福岡での玄界灘釣行はタイラバメインで何回かやってきたわけだが、未だに一度もチャレンジできていない釣りものがある。
それが、イカメタルである。
東京湾でやるようなPE3号~4号の道糸に150号のデカいオモリを付けて、プラヅノ10本で狙うようなイカ釣りとも違うし、マルイカのように直ブラ仕掛けで超繊細なアタリを取る釣り方とも違う。
仕掛けの先にメタルスッテと呼ばれるオモリ替わりのスッテを取り付けて、その手前に通常のスッテを取り付けただけのシンプルな仕掛けで狙う釣りである。
対象魚はケンサキイカだ。
東京ではマルイカやダルマイカと呼ばれている。
福岡ではヤリイカと呼ばれていたりする。
この釣りは「夜炊きイカ」の別名でも呼ばれている通り、夜に出船し、明かりをつけてイカを水面近くまでおびき寄せる。そのため、かなり浅場でイカがガンガン釣れることもあるようだ。
調子が良いと、100杯は行くらしい。夢が広がる。
そんなイカメタルであるが、実は2年以上前から釣行計画を立てており、仕掛けもちゃんと揃えているのだが、1年目は台風接近のため中止、2年目はコロナの影響で釣行断念となり、3年目の正直ということで今回はマジで行きたいのである。
かなり気合が入っているぞ!
準備する道具
ロッド
イカメタルでは専用ロッドが良いといわれているが、タイラバロッドでも十分代用が効くようである。
私は、紅牙Xをタイラバ用に使っているがわざわざ東京から福岡まで持ち帰るのは正直面倒だと感じていたので、福岡に置いておく用の竿を今回は準備しようかと思う。
イカメタルで使うロッドは以下の大きく3パターンかなと考えている。
- イカメタル専用竿
- タイラバ専用竿
- オールラウンドロッド
このうち、タイラバ専用竿は持っているので、今回はイカメタル専用竿を買うかオールラウンドロッドを買うかの2択である。
なお、九州地区では30号前後のメタルスッテを使うようなので、やや強めのロッドを選ぶ必要がありそうだ。
イカメタル専用竿
大手メーカーであれば、「ダイワ エメラルダスX イカメタル」か「シマノ セフィアBB イカメタル」の2つが入門ロッドとしては安価で良さそうである。
ダイワの場合は65LB-S、シマノであればB66MHあたりが30号スッテまで対応しているようである。
これ以上の価格のモデルもたくさん存在しているが、年1~2回のメタルスッテゲームを楽しむぐらいならこの程度のロッドで十分だろう。
オールラウンドロッド
最近、シマノから出ている「クロスミッション」というオールラウンドロッドが気になっている。
これは、タイラバ、メタルスッテ、ライトジギングなどを1本で楽しめるというコンセプトをベースに開発されたロッドなのだが、福岡に1本ロッドを置くことを考えると、「コレ、ベストじゃね?」と思っているのである。
安価なクロスミッションBB、上位モデルのクロスミッション、最上位モデルのクロスミッションXRの3種類がラインナップされているが、タイラバをするときはエクストリームガングリップを使いたいなぁと思っているので、クロスミッション以上のモデルを選択したい。
なお、クロスミッションXRは穂先を変えることで、ジギングなどにも対応できるようになるようなので、そこも含めて非常に興味があるロッドである。
リール
リールについてはタイラバで使用するような一般的な両軸リールでOKであるが、夜間であること、浮いたイカの場所をより確実に知れることから、バックライト付きカウンターリールが望ましいだろう。
私は、タイラバ用にシマノ エンゲツCT 150DHを使っているのでこれを流用予定である。
PEラインは0.6号を巻く人が多いみたいであるが、タイラバと共用で0.8号に 3号 or 4号リーダーで臨もうと思う。
仕掛け・スッテ
仕掛けやスッテについては正直何が良いのか分からないので、釣り具屋で適当なメタルスッテと浮きスッテを購入してみた。
2年以上前に購入した者たちが新品の状態で保存されているので、まずはそいつらを使うことから始めよう。
カラーは、定番の赤白に加えて赤緑が良いらしいので色々揃えてみた。
リーダーは自分で組んでも良かったが、イカリーダーなる商品があったので、まずはこれを使おうかと思う。
あとは、行くだけ!
ここまで準備が万端であれば、あとは船宿に予約して釣りに行くだけである。
この2年間、イカメタルに行けずに悔しい思いをしていたので、今年こそは!と福岡に10日ほど滞在し、釣りに行けるタイミングを模索する予定である。
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