一之瀬丸よりイサキ!今年は調子良いね!余裕の50本オーバー!

釣行日:2025年6月28日 (土)
天候:晴れ (最高気温34℃)

潮回り:長潮(満潮:05:49 /干潮:13:01)
釣果:イサキ50匹以上、アジ10匹

今年の6月はいろんな魚種が調子良い!

今年の6月は様々な釣りものが調子が良い。

マダコスルメイカタチウオもガンガン釣れている。そんな中、6月といえば!の釣りものである剣崎沖のイサキも例にもれず調子が良い。

巷では2017年から続いている黒潮の大蛇行の終息の兆しの影響か?という意見もあるが、いずれにしろ我々釣り人からすると調子よく釣れているということ自体が嬉しい限りだ。

さて、この時期のイサキは抱卵時期にもかかわらず脂ノリノリでオスは白子も沢山抱えている。このイサキの白子を食すのも夏の風物詩である。タラの白子にはない爽やかさがある。年に1度は食べないといけないそんな代物だ。

最近のイサキの釣果はというとトップは束越え。初心者でも30匹は余裕な状態が続いている。サイズもまぁまぁ悪くない。

今回は会社の仕立てでイサキ+アジを狙う船に同乗させてもらうことにした。

船宿はいつもお世話になっている、金沢八景一之瀬丸である。

 

当日はイサキメインで最後にちょっとアジ

事前情報によるとイサキ釣りをメインにして最後にちょっとだけアジをするということらしい。

イサキの釣り場は剣崎沖となるのでオキアミではなくウィリー針をメインに狙う釣り方になるのであるためオキアミは必須ではないが、念のためオキアミを準備していく。

仕掛けは一之瀬丸特製の4本バリのウィリーが経験則として一番釣れる。船宿で仕入れることにする。

イサキ釣りの棚は20m前後とのことで今回は電動ではなく手巻きで釣ることにする。やはり手巻きの方が釣り味がある。とくにウィリーのような付けエサが取られない釣りには手巻きはピッタリだ。

さて、準備万端。あとは爆釣を祈願して当日を迎えるのみだ。

いざ出船!脂ノリノリイサキへ!

7:30am 出船!剣崎沖へ!

仕立てなので通常の乗合よりも遅く出船。今回の仕立てでは初心者も多く乗っているので事前に桟橋で釣り方のレクチャーが始まる。

基本的な話に加えて最近はあまり誘わずに待ちの時間を長くした方がアタるとのことであったので、その点だけ頭に刻み込んでおく。

7:30amに出船。1時間ほどかけて剣崎沖のポイントへと向かう。

 

8:30am 剣崎沖到着!船団すごい!

さて、走ること1時間。剣崎沖のポイントへと到着。

到着すると既に船団が出来ている。それだけイサキの群れが濃いということだろうか。

さて、いよいよ釣り開始。

アミコマセを使うのでサニービシは上の窓を1/3程あけて下の窓は全閉する。

指示棚は18m – 15m とのこと。仕掛けをセットして投入する。

セオリー的にはハリスの半分くらい、今夏の場合は水深20mほどまで落としてからコマセを撒きながら18mに合わせていくのだが、潮がはやい感じがしていたので水深18mまで落としたらその場でコマセを撒いて 20cm ずつ上へ探っていくことにした。

出船前のレクチャーのアドバイスを受けて喰わせの間は長めに持つ。

ちょんとコマセを撒いて 1/4 ハンドルを巻いてステイ3秒というインターバルを繰り替えす。

3回ぐらい入れ替えるとコマセが効いてきたのか、キュンキュンというイサキ独特のアタリが。

軽く合わせてから巻き上げる。

イサキは1度目のアタリよりも2度目のアタリの方が強く引く。この2度目の引きでバレることがあるので注意だ。1度目のアタリで軽く合わせた後に2度目の引きに備えてパワーをいなせる準備をする。

なんとか2度目の引きをいなせばあとはゆっくりと巻き上げて来るだけだ。

上がってきたのは・・・デカいサイズとは言い難いが20cmちょっとのイサキだ!

 

 

9:00am 入れ食い状態が続く・・・

それから同じようにやっているとガンガンとアタリが多くなってくる。

風向きと潮の流れが良いのか、イサキの群れが濃いのか、ほぼほぼ流し替えることなくコンスタントにアタリが続く状態がこれから数時間続くことになる。

見る見るうちにクーラーボックスにイサキが溜まってゆく。20cm以下のサイズはオールリリース。25cm以下もできるだけリリースするようにしたが、それでもクーラにたまっていく速度は速い。

初めて船釣りをする初心者の友人も20本以上余裕で釣れているという釣れ具合。

今日は本当にいい日だったのであるが、その反面、色んな技を試してもすべて喰って来るのであまり参考にはならなかった。

11:00am 小康状態に・・・

それからしばらくすると渋い時間帯が続く。

そういう時は置き竿に限るということで、仕掛けを空針3本仕掛けに変えてオキアミをセットして放置しておくことにした。

放置しながら船の中の他の仲間の様子をみたり釣れたイサキの血抜きをしたりしていたのだが、置き竿をしていても、コマセを撒いていなくてもコンスタントにアタリがあった。おそらく潮の流れ的に周りのコマセが集まってくる良い釣り座だったのだろろう。

そうはいっても船中ではあまり釣れていないので船長が移動を決意。アジも混じるという根の方面へと船を走らせた。

12:30pm さらに八景沖へ移動

アジがいるという根回りで釣りを開始。最初はアジが釣れたもののそれからはウリボウの猛攻にあう。毎回トリプルで上がってくる20cm以下のイサキにうんざりしながら釣りをしていたが、船長がさらに移動を決意。

皆十分にイサキが釣れたので八景沖のアジを30分ぐらいしてから沖揚がりとするらしい。

八景沖にとうちゃくするもアジはかなり渋い状況。

ウイリー針からアジの仕掛けハリス1.5号に変更してイカ短を装着。

アジはコマセを出した方が良いのでサニービシの上を全開、下を1mmほど開けるセッティングにしてのチャレンジ。

何度かやってもアタリが全然でないので、いわゆるライン引き釣法を試してみることにした。

着底してからチョンチョンとコマセを出しながら1.5m-2mで待っていると、穂先が抑え込むようなモタレアタリが出て来た。丁寧に合わせて掛けると小型のアジがヒット。

このサイズだと中々アタリが出ずに苦労する・・・

そんなこんなでアジを10本程度釣ったタイミングでラスト1投の合図。

最後に1投してアタリを待っていると、ひと際強いアタリが!!!!

クロダイ?にしては何か引きが違うような・・・中乗りさんにタモを準備してもらって上がってきたのは・・・35cmオーバーの立派なアジ!!!

これはいいお土産になったぞ!

このアジで幕引きとなった。

結局、イサキは50匹オーバー、アジは10匹というナイス釣果となってくれて非常に楽しめた。

やっぱりこの時期のイサキは最高!

この日は懇親会付とのことで釣った魚を居酒屋に持ち込んで料理してもらった。

とにかく、このイサキの刺身が、白身魚とは思えないほどの脂のノリで最高であった。

自宅に帰った後も刺身、炙り刺、塩焼き、煮つけ、白子ポン酢とイサキ尽くしを楽しんだ。

四季折々の魚が楽しめる東京湾はやはり素晴らしいね!

 

本日のタックル

  • ロッド(手持ち):ダイワ ライトゲームXR 73MH 195
    シドニーからの帰国祝いで買ったロッド。船釣り入門の時に買ったダイワのライトゲームXのアップグレードとして購入。とにかく東京湾のオールラウンドロッドである。これ一本でいろいろ楽しめる。マゴチ釣りにも最強だと個人的には思っている。
  • リール:シマノ オシアコンクエスト 200HG
    今回は手巻きということでオシコンの200HGを利用。いつもはPE2号を使うのであるが前回のタコの時にPE3号を巻いていたので今回はそのまま利用した。

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