【2025】これで完璧!船釣りの冬の服装ベストプラクティス

寒い冬の釣りを乗り切ろう!

11月を過ぎると朝晩はかなり冷え込む一方で日中は小春日和といった日が多くなってくる。

この時期はちょうどカワハギ釣りをしていることが多いのだけど結構服装に悩んでいた。

2020年頃から毎年いろいろな服装を考えては実践し、考えては実践し・・・を試してきたので、今回はその試行錯誤を踏まえて現時点でのベストプラクティスを紹介していこうと思う。

個人的にはあまり服を増やしたくないのでアウター以外は10月頃から4月頃まで長いシーズンで利用できるようにし、アウターを真冬用と秋春用で変えることで柔軟に対応できるようなシステムとしている。

 

服の服装の考え方:レイヤリング

冬の服装を考えるにあたっては、もともとこちらの記事でも紹介していたが、モンベルのサイトに記載のある「レイヤリングシステム」を基準として検討してきた。

アウターレイヤー
雨・風・雪などから体を守る。
悪天候時のレインウエアや雪山のアウターレイヤーとして開発されているアルパインウエア。刻々と代わる過酷な環境に対応するため、優れた素材を使った機能的なウエアが求められます。

ミドルレイヤー
保温性を確保しながらウエア内をドライに保つ。
行動中に着用する「行動着」、休憩中や気温の低いときに羽織る「保温着」があります。主に保温性の確保が目的となりますが、気象条件や発汗・運動量などに応じ、汗をスムーズに透過させる通気性や速乾性も大切なポイントになります。

ベースレイヤー
汗を素早く吸水拡散し汗冷えを防ぐ。
素早く汗を吸水拡散して肌をドライに保つことと、保温性の確保が主な目的です。気象条件、発汗量や運動量などに応じて選択します。

引用元:https://www.montbell.jp/generalpage/disp.php?id=507

これは体本体(上半身・下半身)を寒さから守るための考え方である。これに加えて「頭」「首」「手先」「足先」「腰」といった各服装の隙間と体の末端をどう防寒するかがカギになる。

どれだけ断熱効果の高い家に住んでいても窓が開いていたら意味がない。隙間対策は特に重要である。

それでは、この、「上半身」「下半身」「頭」「首」「手先」「足先」「腰」の対策について現時点でのベストプラクティスを紹介する。

冬の服装ベストプラクティス

上半身・下半身

ベースレイヤー

上半身も下半身もベースレイヤーは「おたふく手袋」のボディータフネスシリーズを使っている。ボディタフネスシリーズはいくつかラインナップがあるのだが個人的には一番安いラインナップで十分だと感じている。

ベースレイヤーが暑すぎると脱ぐのに難儀するためあくまで汗を素早く吸水拡散する機能に特化させる。下記製品であれば1,000 円前後で買えるので試しに使ってみるという感覚でも買ってみるとよいだろう。

ちなみに、とこのインナー (JW-170) とタイツ (JW-162) を購入したのが、実は 2017年11月 のことであるが現在も現役。これまで1月の北陸など極寒の中で船釣りをしてきたがまったくもって問題を感じたことがない。

ミドルレイヤー

実はミドルレイヤーは上下ともにあまりこだわっていない。しいて言うなら動きやすさを重視するということで、上半身は一般的な綿のロングTシャツにユニクロのフリースである。

すこしフリースもくたびれてきたので、もう少しブランドものを買ってもいいかな?という気もしており、North Face のマウンテンバーサマイクロジャケットモンベルのクリマプラスシリーズなどは良さそうだ。

※モンベルのウェア類は公式サイトが一番安くAmazonなどでは結構割高だったりするので注意・・・

下半身は裏フリース素材の暖かい系のパンツを穴があくまで履いては新しいのを買うというのを繰り返しています。

 

アウターレイヤー

アウターレイヤーはもう冬場はワークマン一択。

この記事にも記載していますがイージスシリーズが上下ともに正義。

極寒の1月北陸釣行も全然OKでした。

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ワークマンのオンラインショップは結構売り切れがちですが実店舗に行くと残っていたりするのでぜひ実店舗で購入するのが良いかと思います。

上下セットで1万円を切るので、もう家でガシガシ洗っています。ドラム式で乾燥までかけていますが全然問題ないです。

唯一の欠点が「暑すぎること」笑

なので、最低気温が10度を下回らないと出さないようにしている。また、電車釣行中の暖房の効いた車内や急なポカポカ陽気だと汗ばんで苦しいことがあるので、すぐに脱げるような準備をしておく必要がある。

仮に最低気温が微妙でイージスを着るかどうか悩んだ時は、いつものモンベルのレインウェア+ウルトラライトダウンで済ますこともある。

イメージとしては11月中旬ぐらいまでがウルトラライトダウン。11月末ごろから2月末頃までがイージスという感じである。

腰(上下の連結部の対策)

どんなに暖かいアウターを着ていても上半身と下半身の間に隙間が空いているとそこが寒い。特にイージスを着るような真冬は。

色々対策をしてみたのだけど、腰巻ダウンジャケットなどの影響もあり、どんなにきつくベルトを締めても隙間ができてしまう。

当初はモンベルの腰巻を付けていたのだがこれもズレてしまいイマイチ。

結局、このようなサスペンダーを付けることとした。

このサスペンダーを付けてからは腰の寒さから完全に開放されたのでいい買い物であったと感じているのだが、ただ一点、たまーにサスペンダーが外れてしまうことがある。

そのため、次回はより強力そうなこちらのサスペンダーを買いたいと考えている。

 

「頭」「首」の防寒対策

頭と首の対策は非常に重要だ。

寒い中釣りをしていると痛くなるのは耳。耳当てを付けるか耳当て付きの帽子をかぶるのが良い。

私はモンベルの耳付き防寒帽子を使っているが正直ダサい印象もあるのでもっと格好いいものがないかと現在探している。同じモンベルだがこっちのモデルのほうがアウトドアっぽくていいかな?

首はネックウォーマーを付けておけばOK。私はユニクロのネックウォーマーを使っているが、つけたり外したりするときにいちいち帽子をとったりしないといけないのが嫌だった。

安心と信頼のおたふく手袋のこちらのネックウォーマーはボタン式なので後からつけ外しが容易そうであるので、今シーズンはこちらのネックウォーマーを試してみようと思う。

「手先」「足先」の防寒対策

とにかく重要視するのは足先。寒さは足からくるというのもあるが、船釣りの場合は足元に常に冷たい海水が流れていることも多いのでとにかく冷える。

まず重要視すべきは靴下。必ず2枚履きが必要。何なら外側は激厚のものが良い。私は外側の靴下としてモンベルの登山用のメリノウールの極厚のものを履いている。

これにさらに靴用のホッカイロを靴下に貼って対応している。

フットウェアについてはそれ自身にあまり防寒性能を求めていない。というのもフットウェアは結構高額な割にすぐにダメになったりする。

そのため、冬はネオプレン性の多少保温性のあるこのようなブーツを履いており、あくまでも防水対策として履いている状況だ。

なお、このJollywalkについては夏用のフットウェアとしてショートバージョンのものを愛用しているが安くて使い勝手良く結構気に入っている。

手先については基本的にはモンベルのクリマプレン スリーフィンガーレス フィッシンググローブを愛用。それでも指先が寒いことに変わりはないのでこちらはちょっと継続していいソリューションを検討中。まぁ、氷点下にならなければ手袋に関してはそこまで重要ではないように思う。

 

まとめ

ここまで船釣りを始めてから7年でいろいろ検証してきた結果としての現在の防寒内容についてご紹介した。

振り返ると「おたふく手袋」「ワークマン」「モンベル」にお世話になれば、そこそこコスパ良く十分な防寒対策ができることがわかる。

あとは、自分の好きなブランド、North Face  や Mammut などで同様の理論を用いて自分オリジナルの素敵なコーディネートができればよいと考えている。

ご参考になれば幸いである。

そういえば・・・ダイワとかシマノとかのフィッシングメーカーのものが全然出てこなかったな・・・いや、悪くないと思うんだけど、ちょっと機能の割に割高だったりするのでなかなか手が出ない・・・

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