久里浜より今季初のカワハギ釣り!

今年もやってきたこの季節

夏が過ぎ秋めいてくるとどうしてもオチョボ口のアイツのことを考えてしまう。

エサにすぐに寄ってくるかと思えば、なかなか針かかりせずにエサだけ盗っていき、釣り人をヤキモキさせる。

こいつとの駆け引きにやられて恋する釣り人もかなり多いと聞く。

そう。カワハギである。

私は毎年この季節になるとこの駆け引きを楽しみたい・・・というよりは肝がパンパンに膨れたカワハギの肝和えで一杯やりたいだけなのだが、毎年楽しみにしている釣りものである。

さて、今年の状況はというと、まだ水温が落ちておらずあまり群れが固まっていないものの調子は悪くない様子だ。

去年の釣行履歴を見返していると丁度1年前に久里浜の巳之助丸から釣りに行って肝パンのカワハギを5枚ほどGETしているではないか。さらに年末には6枚もゲットしている!

年内最後のカワハギ釣行もかなりの苦戦
まだまだ東京湾ではカワハギが釣れているとのことなので、12/21 (土) に年内最後のカワハギ釣りへと久里浜は巳之助丸(みのすけまる)へと向かった。 天気は曇り時々晴の予報。本当は翌日日曜日の釣行予定だったが天気が悪い&寒くなるとのことで土...

よし。それでは今年も巳之助丸からカワハギに釣りに行こう!と発起。リールのラインを0.8号の新品ラインに巻き替えての挑戦だ。目標は去年の6枚!

カワハギ釣りの道具

ロッドとリール

私が初めて買った専用竿は「カワハギ竿」であった。

通常のライトゲームロッドとは違いかなりの先調子であることが特徴的で穂先に出る微妙なアタリを捕らる必要がある。

基本的には「ダイワ ライトゲームX 73MH」 で東京湾でほとんど遊べると考えている私でもさすがにカワハギだけは専用竿として「ダイワ アナリスターカワハギ 82-175」を購入した。

ちなみにカワハギ専用竿といっても、外房のカットウフグや仙台湾のカレイ釣りでも活躍してくれたので、1本あると結構便利だったりする。

リールはいつも使っている「シマノベイゲームX 150DH」でもいいのだが、カワハギ釣りだけはなぜか左巻きを使うので、軽くて使いやすい「シマノ ステファーノSS 101HG」を使用している。

仕掛け

カワハギ釣りの仕掛けは胴突き3本バリといたってシンプル。だけど、奥が深い。

カワハギ釣りでは針の鋭さが大変重要なので針先が甘くなったらすぐに交換する必要がある。

市販のカワハギ釣り仕掛けには針交換が簡単で替え針がたくさんついた「ワンデーパック」なるものがあるので基本的にはそれを持っていけば十分に遊べるのだが、針の種類とハリスの長さによってさまざまなパターンがある。

ハリスの長さについては、「6cm~7cmが基本で喰いが渋る時は10cm程の長ハリスを使う」らしいぐらいの知識はあるのだが、針の種類についてはなんだかよくわからない。

調べてみると「吸わせ系」と「ハゲ針系」があるようだ。

吸わせ系はシマノだったら「吸わせ」「吸わせチカラ」と書かれているもの、ダイワだったら「スピード」と書かれているものがそれにあたるようだ。

ハゲ針系はシマノだったら「攻掛」と書かれているもの、ダイワだったら「パワーフック」「ワイドフック」「ネオフック」と書かれているものがそれにあたるようだ。

吸わせは低活性底の釣り、ハゲは高活性宙の釣り向きであるとのことなので、とりあえずは吸わせ系の針を使ってみようと考えた。基本のハリスで6.5号の小さめの吸わせ針を30本ほど準備。

これで準備は万全だ!

いざ実釣!目指せカワハギ5匹!

出港は7:30am 電車でも余裕!

巳之助丸は京急久里浜駅から徒歩5分程度と近い場所から出船している。そのため電車釣行で来る人も多い。京急の1便を使えば京急久里浜に6:40am頃に到着するので十分に間に合う。

巳之助丸は私の好きな船宿の1つで、なんといっても雰囲気がよいことと、あと船宿の外にある簡易トイレに芳香剤があったりウォシュレットがついているのもポイントが高い。

到着後、釣り座の札を取って料金を支払い船に乗船。さーて楽しみだ!

7:30am になると出船の合図。女将さんが手を振ってくれてのスタート。これもまた好感度が高い所以だ。

観音崎~久里浜沖を攻める

出船後20分程度で実釣スタート。

まずは1匹目をゲットするために奮闘。

針を付ける際には必ず上を向けて装着。エサ付けは水管・ベロ・肝の順で付ける・・・基本に忠実に。

私の釣り方は、まず着底後、底から1m~1.5mの宙を探ってアタリが無ければ底をゼロテンでちょっと待ち、さらにシェイクしてからの弛ませ→這わせ→聞き合わせをまずやってみる。

さすがにこの時期なのでずっと這わせているとトラギスやらなんやら外道がガンガン当たってくるのでそれをうまく避けながら釣る必要がある。

釣り始めて30分後。ようやく1匹目をゲット!

這わせてからの聞き合わせでのカンカンというカワハギ特有のアタリと引きを楽しめた!

しかも肝パンパンの25cmサイズである。これは帰ってからが楽しみだ。

速攻で血抜き&神経締めをする。

同じようなパターンで這わせ→聞き合わせからのアタリで立て続けに4枚をゲット。これは幸先が良いぞ~!

中々続かない・・・原因は誘い?針?エサ付け?

しばらく釣った後に中々アタリが取れなくなってしまった。

周りではカワハギがポツリポツリと上がっている。

釣れている人の釣り方を見ると、錘が底に着いた後に底から50cmぐらいをボヨンボヨンと誘っている。

その人と同じように誘ってみると・・・お!当たった!だけどうまく針掛かりしない。

しばらく釣ってふと仕掛けをよく見てみると、針が真上を向いていないではないか!釣っているときにハリスが撚れて曲がってしまったんだ。

3本の針をすべて新品に交換すると・・・ようやくアタリが出て上手く掛けることが出来た。

ところが、またすぐに釣れなくなる。針の向きは申し分ない。

次の問題は何だろう?餌付けか?

そういえばカワハギのエサ付けは水管→ベロ→肝というのがセオリーであるが、針が小さいこともあってなかなかつけるのに苦労した。

なんとなく原因がこのあたりにある気がする。家に帰って餌付けについて調べてみよう。

2:30pm 沖上がり。結果は10枚!

結局、後半はポツリポツリとカワハギをゲットしたので最終的には10枚を釣り上げることが出来た。

今シーズン初にしてはソコソコの結果だったのではないだろうか?

ただ、やはり、針選び、ハリス付け、エサ付けに課題を感じている。もう少しうまくやればもっと釣れたんじゃないだろうか?

昨年は1度しかカワハギを釣りに行かなかったので、今シーズンは何回かチャレンジしてみようと思う。次は餌付けだな!

釣ったカワハギは持ち帰った後に薄造りと肝和えにして食べました。

やっぱり現地でしっかりと血抜きをして神経締めをしているからその日でも美味しく食べられるね!

使用タックル

  • ロッド:ダイワ アナリスターカワハギ 82-175
  • リール:シマノ ステファーノSS 101HG
  • 仕掛け:吸わせ6.5号 ハリス6cm

 

コメント

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