日曜日のイサキ釣りが中止になったので・・・
会社の大先輩から「イサキ行こう!」と誘われて日曜日に行く予定にしていたのだけど、台風の予報が悪く中止となってしまった。
蓋をあけてみると日曜日は雨も降らず釣り日和だったわけだが、天気予報は外れることもあるだろう。
そういうわけで日曜日のイサキ釣りは中止。自分としては土曜日も空いていたわけなので、早速船宿を探してみるもどこの船宿もイサキ船は満船・・・今年は結構調子よく釣れているようなのでそうなっちゃいますよね?
仕方なく羽田かみやからマダコにでも行こうか?とホームページを見ているとリクエスト船でウイリー五目が出るではないか?しかもイサキ主体に狙うという。
羽田からイサキ釣り場の洲崎までは1時間45分ほどかかるので、長旅はどうかな~と一瞬躊躇したが、まぁ、天気も良さそうなのでトライしてみるかと予約。
目指すはイサキを10匹!
当日はとってもいい釣り日和
日曜日の予報は依然ひどいものであるが、土曜日の方はというと、天気も良く暖かく釣り日和。
蒲田駅 6:20am の送迎バスに乗るために10分ほど前に蒲田駅に到着したところ、バス乗り場には既に何人もの人が行列をなしていた。
それもそのはず。その日は、アジ、タコ、ウイリーとすべての釣りものが満員御礼状態。
送迎バスに揺られておよそ10分。船宿に到着。受付を済ませて予約したお弁当(親子丼)を受け取り、船へと向かう。釣り座は右舷ミヨシから2席目である。(ホントはアナゴ丼食べたかった・・・)
個人的には釣り座はあまり気にしないようにしている・・・というか気にすると前日から場所取りのために気合が入ってしまいよく眠れなかったりするので、最後に到着して空いている場所に入るくらいの気持ちで行くことにしている。
そっちの方が精神衛生上良いし、意外にそれくらいのまったりとした気分の時の方が殺気が少ないためか釣れたりもするのだ。
いざ出船!目指せイサキ10匹!
7:00am 出船
7:00am に桟橋を離れたしゃちょう船長と中乗りのお兄さんを乗せた船は洲崎沖へと向かう。行程はおよそ1時間45分だ。
かなりの長い航海となるため、寝っ転がりながらぼーっと空を眺める。そして仕事の事や自分の人生のことについてゆっくりと考える。お家に籠って考えるとどうしても悪いことばかり考えてしまうのだが、船の上、海の上、気持ちい空の下であれば、結構ポジティブな良い思考ができるので個人的には好きだ。
8:45am 洲崎到着!ウイリー五目開始!
ようやく洲崎沖に到着。
さて釣り開始だ!
まずは船長がイサキの群れを探して走りまくる・・・ようやく群れが見つかったのか船が止まり「どうぞー」の合図。仕掛けを落とす。
水深はおよそ60m。「底から4~6m、上から56m~探って」との指示。
イサキ釣りの場合は上からの指示棚というイメージがあったので最初は上から誘うことに。
指示棚+ハリス分だけ落として指示棚手前50cmからシャクリ始める。あまりコマセを出さない方が良いようなのでコマセカゴの下は全閉、上は1/4程度開けている状態。仕掛けはハリス1.5号のウイリー三本針(下針は空バリ)である。付け餌はオキアミが配られるのでそれを下針に装着。
開始直後、いきなり大きなアタリが!イサキのアタリか?と思いながら慎重に巻き上げてくると・・・なんと立派なウマヅラハギ。外道としては嬉しい魚・・・というか今回はウイリー五目なので外道ではないか!笑
しかし本命はイサキ・・・たまーに周りでイサキが上がるが自分の針には外道しかかからない。イサキを釣っている人の仕掛けをよく見てみるとウイリーではなく空バリにオキアミで釣っているではないか!
それではと自分も空バリ3本仕掛けに交換。オキアミだと餌持ちが悪いので上の2本には自前で準備したイカタンを、下の1本にはオキアミを装着。
さらに、釣れている人の釣り方を見ると、底から棚を取っていた。
というわけで自分もビシを底まで落として、3.5m まで巻き上げて1回大き目にシャクってコマセを出し、50cm上げて待つ。それ以降はその棚でフワフワとコマセを撒きながら待つ・・・
クンクンクン!
という反応が。慌てずに軽く合わせてから巻き上げると・・・やりました!本命のイサキちゃん!
一流しワンチャンスが続く・・・
今日のイサキちゃんはあまり機嫌がよろしくないようで、すぐに群れが散ってしまうようだ。そのため、一流し一流し確実にイサキを仕留めていくことが重要となる。
今回の仕掛けではなぜかアタリを弾くことが多かった。うまく掛かったとしてもそれは外道・・・
もしかするとイサキが小さくてオキアミが大きすぎるのか?と考え、オキアミの頭をカットして小さくつけることにした。
これが功を奏してアタリを弾くことも少なくなり、ダブルでの取り込みも増えていく・・・
そして気が付くとイサキでツ抜けを達成!とりあえず目標はクリア!(サイズが小さいけど・・・)
剣崎沖に移動
小さいサイズながらもイサキは十分釣れた(?)ということで剣崎沖へ移動する。
そうだったウイリー五目船だったね。五目釣ることが目標じゃないか。いまのところイサキとウマヅラハギだけである。
剣崎沖は予想に反してメチャクチャ潮が早く船内でオマツリが連発!
船長もなるべく潮が緩い方へと船を向けてくれたおかげで何とか釣りができる状態に。
この辺ではアマダイや沖メバルが釣れるらしい。
とりあえず、仕掛けをウイリー仕掛けに戻してチャレンジ。下針はアマダイが釣れることを願いオキアミをピシッと真っすぐに付ける。
水深は100m前後。
着底後の感触でここら辺が泥地であるのはすぐわかったので、アマダイチャンスも頭をよぎったが、すぐに外道のアタリがあったのでアマダイはあきらめて、一旦ウイリーでメバルを狙うことに。
セオリー通り50cmずつシャクって待ってを繰り返すと・・・おお、良いアタリ!
ゆっくりと引き上げてくると・・・沖メバルGETです!(あと謎の外道も一緒)
こんな感じで沖メバルをもう一匹追加することができたのだけど、それ以上の良い釣果には恵まれずに時間切れとなる。
やっぱり往復で3時間以上使っちゃうと実釣時間は少なくなってしまうね。
まぁ、船宿からお家までがそんなに遠くないから楽っちゃ楽なんだけどね。
蓋を開けてみると結構釣れた?
もともとはイサキ釣りを予定しており、50匹狙うぞ~という気持ちで週末を迎えたわけであるので、イサキ15匹(チビ5匹はリリース)という釣果は個人的には納得いっていない。
そうはいっても、ウイリー五目としてみればウマヅラハギ2匹沖メバル2匹イサキ15匹はソコソコ良い釣果だったのではないか?とも思う。
お家でお酒楽しむ分には申し分なさそうだね!
(ただまぁ、次回はジャンボイサキ専門に狙う釣りをしたいなぁと思ってる・・・)
タックル
- ロッド:シマノ ライトゲームSS 82 H-175
ダイワの「ライトゲームX 73 MH」を使うか悩んだ結果、ウイリーの操作性を重視して82のHにした。今回は波も穏やかで仕掛けの安定性も含めて 82 でも問題ないという判断をした。また、今回は80号のオモリを使ったため 73 MH だとややオモリ負けしてしまうかな?という印象もあったので 82 H を使って正解だったと思う。
- リール:シマノ フォースマスター600DH
イサキだけだったら手巻きでも良いかな?と思ったけども剣崎沖の100mはさすがに無理だ・・・中間速を10に設定して利用。糸巻量含めて申し分ない。
- 道糸:PE2号 (300m)