久しぶりにタチアジを!
私が釣り好きだということを知った会社の友人3名から「釣りに行きたい」という要望をいただいていた。
なかなかスケジュールが合わずに見送ってきていたけど、ついにスケジュールが決まった。
問題は何を釣りに行くのかである。
3名のうち2名は1度だけコマセ五目釣りを経験している。1名は何度も一緒に釣りに行っているので手ほどきは不要だ。
そうなってくると、そこそこ釣れる確率が高く、テクニカル要素もあって、釣れれば皆で美味しく頂けるターゲットとなってくる。
カワハギは・・・ちょっとテクニカルすぎる。
アジは・・・以前釣っていたし出来れば別の獲物を。
スミイカは・・・特殊な釣りものすぎるか。
だとすると・・・そうだ、タチウオに行こう!
このシーズンでも1本は釣れるだろうし、1本釣れれば食べるのには十分だ。タチウオだけだと不安なので保険もかけて、タチアジリレー船で釣りに臨むことにしよう。
というわけで久々に金沢八景一之瀬丸からタチアジリレーへと出発。
当日は快晴&凪!
迎えた当日。天候は快晴。凪。釣りには申し分ない天気。
小潮であり潮が緩いので釣果に期待は持てないものの、初心者には釣りやすい潮回りだろう。
予定通り京急1便で金沢八景駅に集合。
そこから歩いて5分の一之瀬丸へと向かう。
土曜日とありそこそこ混んではいるものの、皆さんカワハギとかワラサとかに向かわれているようで、タチアジ船はそこまで混雑していない。
方舷7名程度の人数となる。
今回は初心者が多いので私は手ほどきをメインにする。
深場を中心に狙うとのことで初心者の方々には電動リールをレンタルしてもらうことに。初めての電動リールみたいだが、タチウオ、アジであれば電動リール初心者でも問題ないだろう。
さぁ、準備は整った。あとは出発を待つだけだ!
いざ出船!目標タチ3本アジ10本!
7:00am 出船 猿島沖へ!
出船して最初はタチウオ釣りである。
天秤に60号のオモリをセットする。基本は80号らしいが60号でもOKとの指示があったのでなるべく軽いオモリをチョイスした。
猿島近くになると船はスロースピードに。タチウオの群れを探しているようだ。
ところが5分ほど探しても見つからない。
こういう時は大体渋いんだよな・・・
ようやく群れを見つけたのか船が停止。いよいよ釣り開始だ。
「上から56mから53m。同じ棚でじっくり誘ってみて~」とのアナウンス。
まずは同行者に釣り方を簡単に教えてみる。うーむ。ぎこちないけどまぁ大丈夫だろう。ある程度電動リールの使い方もできるようになってきたところで釣り開始。
56mまでオモリを落として、チョン・・・ちょい巻き・・・チョン・・・ちょい巻きを繰り返す。
最初の何回かはタチウオからのアタックというか、ついてきている感じはすごくあるものの、なかなか針掛かりしてくれない。
針のサイズを3/0から2/0に落としてみて誘いの大きさを変えてみたり、リールの巻く量を調整してみたりと試行錯誤を繰り返すと・・・
ゴンゴンゴン!というタチウオ特有のアタリが!
電動リールを高速で巻き上げて・・・
おお!ナイスサイズ!とりあえず一本GET!
9:00am なかなか渋いね・・・
1本は何とかGETできたものの2本目が続かない。
気が付くと周りには何隻か船が集まってきていた。
ふと目を上げると忠彦丸が・・・相変わらずよく釣ってるなー忠彦丸。
目を凝らして釣っている人の釣り方を観察すると・・・鋭く小さいしゃくりと巻くか巻かないかの微妙な巻き。なるほど。真似をしてみよう。
すると、連続で2本をゲット。やっぱり連れている人のやり方を真似るのが一番だね!
しばらくするとその誘いでもアタリがなくなってくる。
すると、今度は同じ船のミヨシの人がすんごく釣っている。
釣り方を見ると・・・え?ちょっと誘って10秒ぐらいステイ。そんなにステイ長くてもいいの?ってぐらいのステイ。
真似をしてみると・・・確かにアタリがある!あるんだけど、ステイしているからなかなか食ってこない。アタリを出してから掛けるのがめちゃくちゃムズイ。
結局、どうやって掛けていいのかわからないまま時が流れ、たまたまヒットしたりしながらも、タチウオ釣り終了。
タチウオは結局5本となりました。
11:30am アジ釣りへ!
気を取り直してアジ釣りへ向かおう!
どこまでいくのかな?と思っていたらなんとすぐにポイントに到着。
猿島のすぐ近く。走水や新大津の漁船も集まっているような場所。いわゆる130号のビシを使うビシアジのポイントだ。
水深は60m前後。やはり電動リールでないとキツイ水深である。
アジ釣りはお手の物・・・と思いきやアジも機嫌が悪いようだ。
ハリス1.5号&3本バリに変更。ようやく喰いだす。
数は望めないもののサイズは30cm前後のアジがポツポツと釣れてくれる。
このサイズが一番うまいんだよな~釣っているだけで涎が出てくる。
ある程度おかずをゲットできたところで、初心者の方々をみると、釣り方は悪くなさそうなのに全然釣れていない。
正確な棚どりができるようにアドバイスするとポツポツとアタるようになってくる。棚が50cmズレるだけでアタリが遠くなるというのが体験できたようです。
アジのほうはそこそこ釣れてくれて16匹という結果に。3匹だけミニミニサイズが混じったのでその人たちはリリース。
結局、タチウオ5本、アジ16本という結果に。
個人的にはもうちょっと釣りたかったけど、おかずには十分ですね!
タチアジは帰ってからが最高!
タチアジ釣りの何がいいって家に帰ってからの食味が最高!
アジ単品でも最高なのにさらに最高なタチウオが同時に味わえるのだ。
今回は友人たちをおうちにお招きして、刺身、てんぷら、寿司と楽しみました。
皆で行く釣りも楽しいね!また行きたいな!
使用タックル
- ロッド:シマノ ライトゲームSS Type82 H190
いつもタチウオ用に使っているロッドであるが80号のオモリを使ったアジ釣りにもピッタリ。コマセワークもしやすく繊細なアタリも取りやすい。
- リール:シマノ フォースマスター600DH
PE2号を巻いたフォースマスター600はタチウオにもアジ釣りにも最適。タチウオの場合は中間速を20に設定。アジの場合は12に設定することで急な巻きすぎを防止。