東風吹かば!今シーズン1発目のマゴチはアタリゼロ!厳しいスタートに・・・

 3月になったらマゴチだぜぃ!

四季折々の様々な釣りものに癒してもらえることが東京湾の強みである。

寒い寒い厳しい冬が終わりようやく春の兆しが表れた時にスタートするのが東京湾のマゴチ釣りである。

いや、最近は年中出船している船宿があるのであるし、本来、東京湾のマゴチは照りゴチと言われるように真夏の釣りものなのであるが、私が良くマゴチ釣りで行く羽田のかみやが毎年3月よりマゴチ釣りを開始しているので、勝手に3月はマゴチの季節と考えているというわけだ。

まさしく、東風(こち)吹かば・・・マゴチのシーズンというわけである。

 

仕掛けを準備

東京湾のマゴチ釣りは非常にシンプルな仕掛けである。15号の半月おもりにハリス1.5mの1本バリ仕掛けに生きたサイマキエビ(クルマエビの小さい奴)を付ける。

シンプルだが非常に難しいのが餌付けである。いかにサイマキエビを弱らせずに針に着けるかが釣果に一番かかわるポイントだ。

私の仕掛けはがまかつの改良マゴチ18号 (or 17号) をメインとしてフロロ5号を使った 1.5m の仕掛けである。

針のチモトには糸鉛を2cmほど巻き付けている。

さて、久々のマゴチ。果たして釣れるだろうか??

 

いざ出船! 久々のマゴチゲットへ!

6:15am 船宿到着

羽田かみやのマゴチ釣りはもともと7:30出船であったが2025年より全船7:00出船へと変更となった。
それに伴って駅からの送迎バスもJR蒲田駅6:20分となったので注意が必要だ。

今回は私は電車とバスではなくバイクで向かうことにした。家からの距離も近いしマゴチであればそんなに荷物も多くない。

そういう時にバイクは便利である。

船宿に到着すると左舷のミヨシが空いている。今日の潮であれば右舷艫側が有利。ただ・・・ミヨシが空いているという誘惑に惑わされる・・・

どうする・・・?どうする・・・?よし、ミヨシに入っちゃえ!

今考えるとこれが運命の分かれ道であったように思う。

 

7:00am いざ出船!富津沖へ!

さて、船は14名の乗客を乗せて定刻通りに出発。まずは40分程かけて富津沖へと向かう。

それにしても今日はなんていい日だ。凪。快晴。気温も17度ぐらいまで上がる。最高の釣り日和である!

8:00am 釣り開始も・・・全然あたらないよ・・・

さて、釣り開始。今回は2本竿での挑戦だ。1本は基本的に置き竿。2本目はなるべく棚取りを頻繁に実施する作戦だ。

マゴチ釣りの誘いは基本的には棚取をすることにあるとだて巻き丸の船長に教えていただいたことがある。基本はその教えを守る。

しばらく釣りをしても船中だれもあたらない・・・あたらない。おお!だれか釣れた?と思ってもヒラメ。マゴチは全然だめ。

それから、2本ぐらい船中で上がったのだが、なかなか、あたりは遠い。というかエサも1度もやられない。

これは・・・かなり厳しい日となりそうだ・・・

10:00am 富津をあきらめて神奈川側へ

さて、船長は富津をあきらめて神奈川側(福浦沖)へと向かった。それから何度もポイントを変更するもかなり厳しい状況が続く。

たまーに、だれかの竿にマゴチが当たるという程度で、左舷のミヨシ側には全然アタリが来ない。釣り座選びもミスったかな・・・いやいや、まだあきらめるには早い。とにかく、誘い、誘いまくるぞ!

12:00pm ようやくアタリ・・・も・・・

それから全然当たりのようなものもなく、もう今日はダメかな・・・と思いながら昼食のどん兵衛を食べていた矢先。穂先に生命感が!!!!

おお!!心拍数がガンと跳ね上がる。

クンクン・・・クン・・・

あれ?マゴチっぽくないな・・・全然食い込まない・・・

クンクン・・・

そーっと竿を持ち上げると・・・クン・・・

ちょっと巻き上げると・・・クン・・・

あ、これあれだ。イカだ!

そーっと水面まで上げてくると・・・おおデカい紋甲イカ!!!タモで掬えるか??と思った矢先にイカがエビを放してしまった・・・残念。お土産になると思ったんだけどな・・・

14:30 結局あたりゼロで終了

そのまま、大した見せ場もなく。アタリゼロで終了した。ふたを開けてみるとトップ3本1名。ゼロも3名といった感じの激渋状況であった。

それでも、3本とっている人がいるのであるから、何かしら頑張りどころはあるかと思ったのだが、3本とっている人は2本とも置き竿でやっていたので、これはもう置き竿で頑張るしかなかったのかもしれない。

残念賞として小さめのマゴチを1匹恵んでもらった・・・ぐぬぬ・・・近いうちかならずリベンジするぞ・・・

 

本日のタックル

  • ロッド(手持ち):ダイワ ライトゲームX 73MH
    このロッドは船釣り入門の時に買ったロッドであるが、マゴチ釣りにも最適である。調子はMHでもMでもOK!前回の釣行では後述のライトヒラメBBを手持ちとして使ってみたが、やっぱり短竿の方が棚取りがしやすいので楽。マゴチ専用竿を買うとしても2.1mぐらいまでだなー。
  • ロッド(置き竿):シマノ ライトヒラメBB 240
    手持ちにするとちょっと重くてつらいので置き竿メインでやる場合にはこの竿を利用。但し、柔らかくて風が強いとアタリが見にくいというデメリットもある。合わせる時はかなり大きく合わせた方が良さそうなロッド。
  • リール:シマノ ベイゲームX 150DH
    手持ちのライトゲーム系だったらこのリールが一番いい
  • リール:シマノ オシアコンクエスト 200HG
    初めて金ピカリール!マゴチにはオーバースペックだがシルキーな巻き心地がたまらん!船長の「上げてー」の合図の時もシルキーさにウットリ・・・
  • 仕掛け:がまかつ改良マゴチ18号+ハリス5号1.5m

 

 

 

 

 

 

 

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