釣行日:2025年9月6日 (土)
天候:晴れ (最高気温34℃)
潮回り:大潮(満潮:8:29 /干潮:15:05)
釣果:マダイ6匹・アマダイ1匹・他
久々の玄界灘タイラバだ!
玄界灘といえば。そう、マダイ。
地元九州福岡ではありえないぐらい安値で天然のマダイが食べられる。それぐらいマダイの魚影が濃い漁場であるということだ。
これまでに何度かチャレンジしてきた玄界灘タイラバであるが毎回いい思いをしている。
マダイはもとより、アオナ(アオハタ)、アコウ(キジハタ)、アマダイと流石の魚影の濃さがうかがえる。
正直、シケも多く、2回に1回は出船できないので、今回も台風の影響というのもあり、あまり期待していなかったのだが、奇跡的に出船することが出来た。
前回が2022年5月であったから実に3年ぶりの玄界灘タイラバである。
今回も東浜は海皇丸からの出船
玄界灘でタイラバを楽しむときはいつも福岡市の東浜から出船する海皇丸を利用する。
実家からタクシーで10分程度で着く好立地なので実家から車を使わずにアクセスできる有難い船宿である。
今回は朝の5時集合とのことであったので、4:30頃にタクシーを呼んで出船場所へ向かうこととした。
いざ出船!久々の玄界灘!
5:00am 集合!
集合時間になると船が船着き場へとやってくる。
福岡は東京と比べて日の出が遅いので5時前でも結構真っ暗だ。オリオン座も綺麗に見えている。

通常、クーラボックスは車などに置いたまま乗船する。船で釣った魚はすべて船長が締めてくれて船のクーラーボックスで冷やしこんでくれるのでクーラーボックスを船に乗せる必要はない。
ただし、私は今回タクシーで来たので特別にクーラーボックスを船に乗せさせてもらった。
船に荷物を載せたら夜の博多を出船する。
これから1時間50分程度の航程で壱岐方面へ向かうようだ。

徐々に明かるくなってくる博多を背に一気に外洋へ。
台風の影響でウネリが心配だったが奇跡的に凪の様子。これは期待できるぞ!
7:00am 釣り開始!
さて、7:00am 頃に釣りを開始する。水深は60m前後。
パラシュートアンカーを投入するも2枚潮状態でなかなか釣りづらい。
初めはオレンジのタングステンの80gを使っていたのだけど釣りづらい状況であったのでオレンジのタングステンの100gを使うことにした。基本的に終始100gのタイラバで釣りをすることにした。
ラバー部はネクタイだけのシンプルな中井チューンのオールラウンダーである「レッドゼブラ」と食い渋り用の「海藻グリーン」の2種類だけを利用した。
基本的に私はオレンジのヘッドしか使わないし、ネクタイもシンプルな中井チューンの上記2パターンしか使わない。
はっきり言ってあまりここで差は出ないと思っている。
それよりも、タナにタイラバがしっかりあることが重要。
交換&交換でタイラバが棚に入っていない時間がもったいない。
というわけで私はオレンジヘッド&中井チューンの仕掛け2種類しか基本的に使わないようにしている。

たまーに、ボリューム感を出すために、オレンジゼブラのスカートを数本追加することはあるが、その程度である。
7:30am 最初のアタリ!
基本的な自分の釣り方はそこまで落としてそこから10mをいろんな速度でリトリーブする。
速く巻いたり遅く巻いたり。毎回緩急をつけてみる。
そうすると早速アタリが!
ブルブルという感じはタイのそれではない。何だろうと上げてくると・・・立派なアジ!これは丸アジだな。
とりあえずキープをする。
それから数回やっているとゴンゴンゴンという食い込み。
おお、良い感じに引いてくれる!叩く叩く!これはマダイに違いない。
そうはいってもガンガンドラグを出すような感じではないためあまりサイズが大きくないことはわかる。
それでもマダイの引きというのは楽しいものだ。
あげてくると・・・おお、中サイズのマダイだ!!!

玄界灘のマダイは綺麗だ・・・美味しそう!
さぁ、どんどん釣るぞ!!!
9:00am 渋いながらもナイスサイズのアマダイ!
それから、二枚潮でなかなか釣りづらい状況が続く。
そうはいっても道糸が払い出して斜めになった状態の方がなんとなくアタリが多そうな感じがするので、オマツリを恐れずにガンガン流してみる。
すると・・・ゴツゴツというアタリが!!!
フッキングして合わせてみると・・・乗った!!!が、全然引かない・・・
なんだこれ?と上げてくると・・・立派なアラカブ!
これは実家の母親にプレゼントだ。
同じような戦法でもう一度流し込んでみると・・・ゴツゴツ・・・またアタリ。これもあまり引かない・・・カサゴか?と上げてくると残り15mぐらいでガンガン暴れ始める。
もしや、この暴れ方は・・・
あげてくると・・・おお!!40cm近いナイスサイズのアマダイだ!

マダイにカサゴにアマダイ。
色んな魚が釣れるのが玄界灘の強みだね!めっちゃ楽しい!玄界灘タイラバ!
10:00am 渋くて全然アタらん・・・
それから、海水面は完全に凪。玄界灘とは思えないほどの鏡面状態。
こうなってくるとあまり魚の気配がしない・・・
周りも全然釣れていない。
ちょっと趣向を変えようとタイラバからSLJに変えてみるも全く反応はない・・・

12:30pm 早巻きでパタパタっと!
それからいろいろ試行錯誤をしてみるもなかなか魚の気配がない状況が続く・・・

こういう時は逆に早巻きをすることで魚のスイッチを入れるというのを聞いたことがある。
カワハギもそうだが魚釣りの基本は魚をイライラさせることにある。
2~3回ほど早めのリトリーブで棚を通過⇒フォールを繰り返した後に、遅めのリトリーブで喰わせの間を作ってみると・・・
ガツガツ!!と反応。
このパターンでなんと3連続マダイをゲットとなった。

このタイミングで1:00pmの沖揚がり時間となってしまった。
結局、マダイ6枚にアマダイ1枚、カサゴ2枚にアジなど、そこそこの釣果に恵まれてくれた。

海皇丸は処理もGood!
海皇丸の個人的に好きなところは釣った魚はすべて船長が外してくれて、神経締めや血抜きなど最高の状態に仕立ててくれることだ。
なので、釣りをしている最中に一切魚に触れる必要がなく、自宅に帰っても全然手が魚臭くない。
家族からも非常に好評である。本当に有難い船宿である。

本日のタックル
- ロッド:ダイワ 紅牙X 69HB (2022年モデル)
前のモデルを持っていたのだがシドニーのドテラタイラバにはもう少し強い奴が良いということで購入。実売1万円でスパイラルガイドだったりとマジで優秀なロッド。使い勝手もいいね~!今回の釣行でも大活躍である。
- リール:オシアコンクエスト200HG
シドニーからの帰任祝いで購入した金ピカリール。今回はタイラバ用にPE1号を巻いていたのだがそれをそのままタチウオ釣り用に流用した。非常にシルキーでタチウオが掛かった後のパワーも申し分なし。最高のリール。


































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