巳之助丸よりカワハギは25枚と大漁!肝も大漁!

今回もカワハギにチャレンジだ!

2024年度シーズン3回目のカワハギ釣りへ!

今回は会社が休みになる 11/22 (金) の出船だ。世の中的には平日であるので多少は人も少なく釣りやすいかな?と考えて巳之助丸を予約。

前回、前々回は多少の風もあり難しい日であったので、何とかツ抜けするのが精いっぱいであったが、今回は事前予報では凪&小春日和。

(10/15) 久々のカワハギ釣り!

(11/11) 巳之助丸よりカワハギ第二戦

最高の釣り日和である。

今回は餌と餌付けに拘ろう!

自分のカワハギ釣りの課題を色々と考えてみる。

カワハギ釣りは手練れが多いので、とくにベテランの多い巳之助丸の場合は、毎回トップの半分くらいの釣果を目指して釣りをしている。

最近は安定してトップの半分の釣果を出せるようになってきたものの、まだまだ課題は満載だ。

1つ目は、やはり渋い時の誘いの引き出しが少ないように感じている。

基本的な誘い方としてはキャストしてカーブフォールでカワハギを寄せて来てゼロテンでアタリを取る。船下まで来ると竿1本分ぐらい誘いを入れた後にゆっくりとフワフワと底を取ってゼロテン。軽く這わせるなどして聞き上げる。

これだけだ。これしかできない。

なので、ちょい宙とか宙の釣りなんていうのは、知識としてはあるものの、宙で釣れたことがあまりないので、なんとなく釣れない気がしている。だからやらない。経験が詰まれない・・・

とにかく近いうちには宙の釣りというのもマスターしていきたい。今回も余裕があればチャレンジしてみようかと思う。

2つ目は餌と針。

「釣りは魚に近い部分からこだわれ」という言葉があるとかないとか。魚に近い部分ということは、餌、針、ハリス、仕掛け、道糸、竿、リールの順番にこだわるということだろうか。

しかしながら、人間というのは目に見えるものからこだわりがち。私も例にもれず、ロッドやリールにこだわってみたものの、釣果は今や頭打ち。ここからは基本に立ち返って「餌、針」にこだわってみる必要があるだろう。

今回は特に餌についてこだわってみた。まずはカワハギの吸い込みやすいように小さいアサリを使う。これは事前に自分でアサリを調達し自分で剥いて準備することにした。

そして、餌付けは丁寧に確実に。時間がかかってもいいから丁寧に餌付けをすることを心掛けることとした。

初めてのアサリの殻剥き!

今回はスーパーで小さめのアサリを調達することにした。近所のスーパーに丁度良い?小さめのアサリが入ったパックが半額になっていたので購入。

ちょっと小さすぎる気もしたがとりあえず4パックをゲット。

それをダイワのアサリの殻剥きを使って一生懸命剥く。

だが、これがなかなかうまくいかない。なかなか刃が入っていかない。

SNSでいくつかアドバイスをいただいた結果、「アサリの丸い方のエッジから刃を入れる」「数時間冷蔵庫で冷やす」などを教えていただき、何とか2日がかりで殻剥きを終えた。

ここら辺の試行錯誤については長くなりそうなので別途記事にまとめたいと思う。

さて、アサリは準備完了。あとは釣行日を待つだけだ!

いざ出船!目指せ20枚!

6:50am 船宿到着

いつもの電車にのり船宿に到着したのは6:50am頃。

そしてビックリ。席札が2枚しか残っていない。平日なのに超満員だ。私は大将船長の20号船の左舷胴の間を選択。

方舷12名 – 13名の超満員状態だ。これはオマツリ必死だな・・・とりあえず、左右の釣り座の方に挨拶しておく。これが楽しく釣りをする秘訣だ。

出船準備をしていると出船時間となる。今回は自分で剥いた極小あさりと巳之助丸の中アサリを併用しながら釣りをしてみることにした。

 

7:30am 出船。久里浜沖のポイントへ!

出船して20分でポイントである久里浜沖のポイントに到着。釣り開始だ。

今回は4本バリ仕掛け。下2つにはダイワのパワースピード7号、上2つにはダイワのネオフックの4.5号をセット。

上2つはキャスト&カーブフォールでの掛けを意識し、下2つは船下ゼロテンでの吸い込みを意識したセッティングだ。

そのため、下2つにはなるべく小さな餌として自前で準備したアサリを、上2つにはアピール重視で大き目のアサリを付ける。

とりあえず、集器は付けずに中オモリ1号を一番上のはりの15cm程上に装着する。

さぁ、釣り開始だ!

まずはメタリアカワハギMHHを使ったいつもの釣りで釣果を狙う。

WEB情報で前日の釣果が良かったので今日もおそらく活性は高いはずと意気込んでいると、早速、手元にカワハギの反応が・・・

上手く合わせると・・・カンカンカンというカワハギの反応。

まずは1枚ゲット!この1枚があるかないかで今日の気持ちが大きく変わる大事な1枚。

4本バリの下から2番目の針を吸い込んでいた。小粒アサリ作戦まずは成功。

それからもポツポツと良いペースでカワハギが釣れてくれる。今日はかなり活性が高い日だ!

激込みの状況なのに周りもガンガン釣れている。このチャンスを逃すでないぞー!

10:00am 早速のツ抜け!

メタリアカワハギを使ってしばらく釣っているとポツポツと釣れ上がってくれる。やはり、自分の釣り方自体は基本であり問題ないのだと再認識する。

ただ、まぁ、釣る人は釣るので、どこまで自分を高められるかだ・・・

そんなこんなで10:00amの段階でツ抜けは余裕でクリア。これはかなりの高活性。

 

特に、オマツリを避けるために、上手く潮の状況や周りの状況を見ながら対応できていたので、ここまでオマツリはゼロだ。ここは結構重要。

混んでいる&潮が速い&やや深場の3拍子がそろった今回の釣りでは、基本であるオモリを揃える(30号) というのは当然として、投入タイミングや場所を見極める必要がある。

今回は右側に船がドラフトしており相対的に左側へラインが流されるため、右隣の人が真下を探っているタイミングで右手方向にキャストする。ちょうど、お隣さんがキャストするタイミングで自分の仕掛けが真下に来るように誘う。そして、這わせはほぼしない。流され過ぎたなと思ったらすぐ回収。

これを怠っていると結構な頻度でオマツリが発生するわけなので、とくにすぐ回収するのは面倒であるけれども、丁寧にやっていく必要がある。

12:00pm 小康状態

さて、釣りを開始してしばらく活性が良かったがポイントによっては悪い場所も当然ある。そういう時には極鋭カワハギの繊細さを使ったゼロテン釣法だ。

今日は外道も少なくアタればほぼカワハギなので、集器を使って積極的にカワハギを集めて釣る。まぁ、正直、メタリアの硬めの竿でもできるんだけども、この極鋭カワハギAIR SFの使いどころを知るためにも柔らかめの竿でどこまでできるのか?というところを頑張ってみたい。

幸い、本日は活性が高いのでそこまで迷わずに使うことが出来たが、何となく、今までの釣り方の方が釣りやすそうなイメージがあるので、途中幾度となくメタリアに変えたい衝動はあったのだが、ここは頑張って使い込んでみたいと思う。

SF調子の柔らかい穂先を使い、ゼロテン->這わせとやっていると・・・

穂先では分からなかったものの、聞き上げをしたときに良い反応。

なんとダブルゲットであります!

3本目と4本目の針の間にオモリを打ったのが正解。そのおかげで4本目の針がうまく這ってくれて、ダブルゲットとなりました!

1:30pm ラストスパートで20枚越え!

さて、それからも極鋭カワハギAIR SFを使って釣りを続け、キャストしてカーブフォールをしてみるなどして数を追加。

その後は、「ちょい宙」の釣りがSF調子には合っているという話も聞いていたので、やってみることにした。基本はオモリをちょっと底から浮かせた状態でフワフワと誘うような釣り方をするそうだ。

基本的にカワハギがオートマチックに掛かるらしいのだが・・・

うーん、なかなかイメージ通りにならない。もう少し竿1本分上からフワフワと誘いながら、ボトム付近をフワフワとさせるイメージでやってみると・・・穂先にチッチッチとした違和感。ここでじわーっと合わせを入れてみるも針掛りせず・・・

エサの付け方が悪いのか???なんなんだ。何故かからない???

後々調べてみると、このようなアタリの場合にはアワセるのではなく、一度穂先を送り込んで、カワハギに下を向かせることが重要だという記事を見つけた。

うーむ。難しいな。ちょい宙の釣り・・・

それでも、何枚かのカワハギを追加することが出来て、沖揚がりの時間には、25枚のカワハギをゲットすることが出来た!久々の20枚越えである!

 

感想

今回は餌にこだわり極小サイズのアサリを使ってみた。ある程度小さい餌は効果があるように感じたし、丁寧に餌付けをしている人と、そうでない人の差はかなりあるように感じた。

ただ、極小サイズは小さすぎて付けづらいというのもあったので、やや小ぐらいが丁度良さそうであると感じた。手間を考えると巳之助丸の新鮮剥き身を使うのが良さそうだ・・・

また、釣り方に関しては、今回、ちょい宙というのを試してみたが、まだまだ良く分からない。そもそも宙の釣りというのが良く分からない。

次回あたりは宙の釣りをもう少し調べてイメージを作ってからチャレンジしていこうかと思う。

 

本日のタックル

  • ロッド1:ダイワ メタリアカワハギ MHH-175
    誘っている途中にオートマチックで掛かってくれるしキャストしての釣りもやりやすい。1本だけと言われたら迷わずコイツを持って行く。
  • リール1:シマノ ステファーノSS 101HG
    カワハギのリールはこれで決まり!軽さは最高。
  • ロッド2:ダイワ 極鋭カワハギAIR SF
    穂先のしなやかさが半端ないSF調子。名だたる方々が利用していたので興味があって中古で買ったもののまだまだ全然使いこなせていない。これを使いこなすのが今後の課題。
  • リール2:シマノ ベイゲーム 151DH
    元々持っていたベイゲーム150DHの左ハンドルモデルをアナゴ釣りも兼ねて購入しようとしたところ151DHは欠品状態。仕方がないので安かった151(パワーハンドルモデル)を購入して別途パーツでダブルハンドル化。カワハギ釣りにも丁度よい。

 

 

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