2022年マゴチ開幕戦!渋いながらも3本GET!

3月はマゴチの開幕だ!

船釣りを初めてはや数年・・・

これまで色んな魚種にチャレンジしてきたのだが、その中でも「マゴチ」はかなりハマっている魚種の一つである。

アタリを出してからの駆け引き、いつ合わせていいのかのドキドキ感・・・

回数を重ねるほど、アワセを失敗したときの思い出が蘇り、アワセに憶病になってしまうこともある。

それでも、思い切って合わせて、フッキングしたときの快感。

脳汁ドバドバである。

最近のマゴチは3月~11月とかなり長いシーズン釣れる魚であるが、3月~スポーニング前の6月あたりの、サイマキエビを使ったエビマゴチ釣りが大好きなのである。

本来の旬は真夏の照りゴチシーズンみたいなのだが、餌がハゼ餌になることと、マゴチ釣りでお世話になる「羽田かみや」ではハゼマゴチは出船しないので、やったことはない。

シンプルな仕掛けが良いね!

マゴチ釣りは仕掛けが大変シンプルである。

適当なゲームロッドにリールはPE2号を100mも巻いておけばOK。

道糸の先に15号の半月オモリにハリス5号で1.5mにマゴチ針をつけるだけ。

荷物が少なくて済むので電車釣行の味方であるし、生きてるエビをつけるだけなので、コマセ釣りみたいに汚れることもなく快適である。

最近は2本竿でやることが多いので多少荷物は増えるけれども・・・

当日は激渋模様?

釣行がきまるとすぐにかみやのWEBサイトから予約を入れるのだが、最近の釣果を見てみると・・・船中1本とかひどい日もあるようだ。

昨年は2月頃から結構マゴチ釣れており、魚影が濃かったので、今年はもしかすると厳しい年になるのかもしれない。

釣行前日までのかみやの釣果を毎日見ていたが、釣行日まで人が集まらずに出船中止をしていた・・・

厳しい戦いが想定される・・・

今回はマゴチ初めての友人を入れた3人での釣行。

6時15分頃に到着すると4隅は埋まっていたので、右舷のミヨシから2番目3番目4番目の座席を確保した。

まぁ、9名での出船なのでゆったりと釣りを楽しめるだろう。

 

かみや特製のおにぎりを朝食にしながら、7:30amの出船までゆっくりと待つ。

ちなみに、この船宿の弁当は大変美味しいので、いつも頼んでいる。

前日までに予約をしておけば売り切れる心配もない。

 

 

いざ出船!今季初マゴチなるか?

7:30am 出船。向かうは富岡沖

まずは東側のポイントを攻めるということで、船は富岡沖へと向かう。

本日は長潮で全然潮が動かない予報だ。

風も微風程度と釣り自体はしやすいものの、なかなか船が流れなくて苦戦が予想される。

針にサイマキを刺して・・・いざ釣り開始である。

1本は置き竿にして1本は手持ちで釣る。

基本的に棚の取り直しが誘いになると考えているので、棚の取り直しは頻繁にする。それこそ10秒~15秒に一回は棚取りをする。

頻繁に棚取りをした方が良い時と、何もしない方が良いことの両方あるので、置き竿の方はほとんどいじらずに、手持ちの方でガンガン棚の取り直しをする。

アタリはない・・・

それでも、諦めずに棚を取り直す。取り直す。

10:00am ようやくアタリが!

本日は潮がなかなか流れないので、いつもは1mぐらいで棚を取るところを、1.3m ぐらいで棚を取るように変更。

それでもアタリは遠かったのだが、10:00am 頃になった時、急に穂先に小さく「クン」と来た。

最初はエビが跳ねたか?と思ったのだが、そーっと穂先を持ち上げてみると、「クンクン」というマゴチ特有のアタリが出た。

緊張が走る。この渋さだとこの1本だけかもしれない。

渋い時のマゴチはアタリが明確に出にくいので、合わせるタイミングが難しい。それでも合わせないと絶対に釣れない。

1分近くやりとりした時、ほんの少し、気持ちアタリが強くなったような感じがしたので、ここぞ!と思いっきり合わせてみる・・・

乗った!!!!!

ガンガン巻き上げて船長にタモいれしてもらうと・・・40cmオーバーの立派なマゴチをGET!

今季初の1本をゲット!

とりあえず一安心である。

11:30am 海保方面へ移動

1本釣りあげたものの2本目が続かない。

船長が海保方面へ向かうとアナウンス。20分ほどの船旅だ。海保近辺は昨年60cmオーバーを釣った場所でもあるのでやる気が出る。

今季初マゴチは60UPゲットで幸先良し!
久しぶりの釣り日和 3月は年度末ということもあり比較的忙しく、また、週末は荒天の日が多かったため中々釣りに行けなかった。 祈るように天気予報とにらめっこをしていたのが通じたのか、土曜日は波も穏やかで天気も良く、釣り日和となってくれた。 3月...

先ほどと同様に1.3mの棚で待つことを繰り返していると・・・

クン・・・という先ほどよりも小さなアタリ。

マゴチはデカいほどアタリが小さくなるように感じているので、これはもしや?と気を引き締める。

クンクン・・・クンクン・・・

まだだ、まだまだ。

友人たちにもアタリがあったが、待ちすぎて離されてしまっている。

離されないように駆け引きをしながら、食い込みを待つ。

クン・・・あれ?止まった?

クン・・・まだいるいる。

これ以上は無理か、いくか、行くか・・・

ラインスラックを巻き取って最大の合わせ幅で・・・

乗った!!!

おおおお!結構いい引きするぞ!!!!

船長がタモ入れをしてくれて釣れたのは!

デカい!56cmのマゴチだ!

 

2:30pm 残り15分で奇跡が!

大き目サイズ2本を釣ったので満足・・・とはならないのが釣り人。

時間ギリギリまで粘る。

時間的に最後のサイマキを針に付けて投入。残り15分か・・・と思ったその時。

置き竿に異変が。

ん?なんかアタッてる?

置き竿をそっと取ってみると小さな小さなアタリが。

だけどあまり繊細なアタリではない様子。これは小さいマゴチかな?

最後の最後でエイヤ!で合わせると!

乗った!  でも小さそう!

上げてくると・・・40cmに満たない小型のマゴチさん・・・

このおチビちゃんを入れて3本で2022年のマゴチ開幕戦はフィニッシュとなる。

マゴチは神経締めで薄造りに!

マゴチみたいな白身魚は熟成させるのがセオリーであるが、神経締めしたものであれば死後硬直前のフワフワした触感をお刺身で楽しむこともできる。

久しぶりにマゴチの刺身や薄造りを食べてみたが・・・やはりうまい。

個人的にはヒラメよりマゴチの方がうまいと感じる。

デカい奴は熟成させたり昆布締めでいただくことにしよう。

日本酒がよく合うね~

 

本日のタックル

  • ロッド(手持ち):ダイワ ライトゲームX 73MH
    このロッドは船釣り入門の時に買ったロッドであるが、マゴチ釣りにも最適である。調子はMHでもMでもOK!前回の釣行では後述のライトヒラメBBを手持ちとして使ってみたが、やっぱり短竿の方が棚取りがしやすいので楽。マゴチ専用竿を買うとしても2.1mぐらいまでだなー。
  • ロッド:シマノ ライトヒラメBB 240
    仙台ライトヒラメ釣行のために購入したロッドであり、長さもそこそこあるのでマゴチ釣りの置き竿には最適かと思い使用してみた。手持ちにするとちょっと重くてつらいので置き竿メインでやる場合にはこの竿もあり。
  • リール:シマノ ベイゲームX 150DH
    手持ちのライトゲーム系だったらこのリールが一番いい
  • 仕掛け:がまかつ改良マゴチ18号に5号ハリス1.5m

 

 

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