アイスボックスシリーズ?
クーラーボックスを新調しようと考えて色々比較検討したところ、SNS界隈でもシマノのフィクセルシリーズの22Lモデルが電車釣行にピッタリだとの意見が多かったので、もうそれにしちゃおうと考えていたところ、シマノのHPにアイスボックスシリーズというキャンプ向けのクーラーボックスがあることを知る。
ICEBOX クーラーボックス❘SHIMANO シマノ-Shimano lifestyle
いつもシマノの釣具のページを見ていたので全く気が付かなかったが、Shimano Lifestyle という釣具の機能性にファッション性を追加して釣り以外でもガンガン使えるブランドを設立しているようだ。
確かにこれまでのシマノにはないオシャレさがあるように感じる。
出典: シマノHP
問題のクーラーボックスも「ICEBOX」というキャンプ向けのギアとしてラインナップされており、保冷力も高そうだが、パッと見はフィクセルシリーズの色違いにも見える。
値段的にはフィクセルシリーズの方がやや安い様にも見えるが、ちょっと性能を比較してみようかと思う。
フィクセルシリーズとの比較
シマノのHPを見てフィクセルシリーズとICEBOXシリーズの22Lモデルを比較してみると以下のようになった。
重量やサイズが全くフィクセルシリーズと同等である。
違いは本体価格と保冷力の表示方法、そして製品カラーラインナップだろう。
品名 | 容量(L) | 外寸(mm) | 内寸(mm) | 重量(kg) | 本体価格(円) | 保冷力 | 構造 |
フィクセルウルトラ | 22L | 530×300×332 | 391×211×250 | 5.7kg | 66,000円 | ICE78 | 6面極厚真空パネル |
フィクセルリミテッド | 22L | 530×300×332 | 391×211×250 | 4.8kg | 39,000円 | ICE55 | 3面一体型真空パネル |
フィクセルベイシス | 22L | 530×300×332 | 391×211×250 | 4.2kg | 24,000円 | ICE45 | 発泡ウレタン |
ICEBOX PRO | 22L | 530×300×332 | 391×211×250 | 5.7kg | 52,000円 | 6.5日間 | 6面極厚真空パネル |
ICEBOX EL | 22L | 530×300×332 | 391×211×250 | 4.8kg | 31,000円 | 4.5日間 | 3面一体型真空パネル |
ICEBOX ST | 22L | 530×300×332 | 391×211×250 | 4.2kg | 19,000円 | 3.5日間 | 発泡ウレタン |
釣り用を謳われているフィクセルシリーズはICE値という数値で保冷力が表される。これはクーラーボックスの容量の20%の氷を入れて外気温31度の下に置いた場合にどの程度の時間キープできるのか?を表しており、ICE45の場合は上記条件下で45時間持つということである。
簡単に言うと表記的には実際の釣りで使う環境を想定しているものとなっているわけだ。
一方のICEBOXシリーズは、クーラーボックスの容量の40%の氷を入れ、30度9時間、20度15時間を繰り返した場合に氷が解け切るまでの時間が表記されており、まさしくキャンプなどを想定した書き方がされている。
いずれにしても、同じサイズ、重さ、断熱材ということなので、フィクセルウルトラプレミアムとICEBOX PRO、フィクセルリミテッドとICEBOX EL、フィクセルベイシスとICEBOX STは完全に同等物と考えてよいだろう。
価格が違うぞ!
さて、結局、フィクセルシリーズとICEBOXシリーズがおそらく全くの同等物と想定されるわけだが、本体価格が全然違う。
明らかにICEBOXシリーズの方が安い。これはICEBOXシリーズを買った方が良いのでは?と思いネットを調べてみると、実売価格はICEBOXの方が高い逆転現象が発生している。
例えば、私が買おうとしているフィクセルベイシスは17,000円程度でネットで売られているのに対して、同等品のICEBOX STは19,000円程度とほぼ定価である。
ICEBOXの方がデザイン性(カラー)が良く人気なのか?とも考えたが、おそらく、釣具自体が高い割引率、つまり、定価の2割~3割程度安く売られることが多いこと対して、キャンプ道具は定価付近で売られることが多いからなのではないだろうか。
だから、実売価格にあまり開きが出ないように、キャンプ用のモデルは定価を低めに設定しているのではないだろうか。
まぁ、もしかすると、シマノ的にはキャンプ市場をもっと切り開きたいからこそ、安めに設定しているという可能性もあるかもしれない。
最終的にはフィクセルベイシスに決定
上記の比較を踏まえて最終的にはフィクセルベイシスを購入することを決定した。
正直、フィクセルリミテッドと迷ったのだが、ベイシスにした決め手はカラー。
フィクセルリミテッドには白色しかラインナップが無いが、フィクセルベイシスには白だけでなくベージュカラーがある。
釣り用のクーラーボックスでベージュというのもなかなか珍しいなと思い、今回はちょっとだけオシャレなベージュカラーのクーラーを購入したというわけである。
さぁ、届くのが楽しみだ!
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